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2013年10月 2日 (水)

「胃ろう、回復見込めない人に6割」

今日は久しぶりに、老人ホームにいる叔父に電話してみた。83歳の叔父は、自分が子どもの頃、長男の親父の家から大学に通い、自分たち家族と一緒に住んでいたので、他の叔父よりも自分にとっては近しい。
いつものことだが、自分の体調について話してくれる。4つの大きな病気のうち、最大が5年前に発病した潰瘍性大腸炎で、その合併症の関節炎。そして脊柱管閉塞症で腰などが痛いという。でもステロイドがようやくゼロになったのでヤレヤレとか。
やはり足が悪く、車椅子になると最後なので、何とか杖で歩いているとのこと。でも外出は一人では無理で、5階の自室から食事のために1階まで階段で1往復するのがやっととか。でもリハビリのつもりで頑張っている、とのこと。
叔父の兄弟で残っているのは、91歳の兄と88歳になる姉の二人だけ。皆高齢で、熱海のホームの兄は段々話が通じなくなり、88歳のホームに入っている姉も、数年前から相手の認識が出来なくなっており、胃ろうを続けている。しかし内臓に悪い所がないため、小康状態とか。

胃ろうについては、先日こんな記事があった。
胃ろう、回復見込めない人に6割 研究機関、情報分析 本来は一時的な栄養補給手段
 口から食べられなくなったお年寄りらの胃に直接栄養を送る胃ろう。本来、回復する見込みのある人への一時的な栄養補給手段だが、実際には約6割で回復の可能性がない人につけられていることが、医療経済研究機構の調査でわかった。
 厚生労働省の補助金を受けて、昨年12月~今年1月、全国約800の病院、約1360の介護施設から回答を得て分析した。胃ろうにした1467人の患者情報が集まった。約2千人の家族から回答があった。
 胃ろうをつけた時点で将来、口から食べるよう回復する可能性があったのは24%で、可能性なしは59%を占めた。つけた後にはのみ込みの訓練が必要だが、訓練を受けた患者は全体の49%にとどまった。
 胃ろうにした時に困ったことを家族に聞くと、「本人の気持ちがわからなかった」が55%、「時間的余裕がなかった」が31%。胃ろうにしてよかったことは、「生きていてうれしい」が63%、良くないことは「本人が幸せかわからない」が59%だった。
 胃ろうなどの人工栄養について、日本老年医学会が昨年、苦痛が増えるなど患者の人生に有益でないと判断される場合には、差し控えや中止も選択肢とする指針をまとめている。
 調査を担当した飯島節・国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局長は「後先考えずに胃ろうにするのは問題だ。回復の見込みがある場合につけ、適切なリハビリをするという正しい使い方をしてほしい」と話す。(辻外記子) 」(
2013/09/13付「朝日新聞」p7より)

胃ろうは、とにかく一体付けたら外せない。しかし昔と違って、胃ろうに対する見方は変わっており、胃ろう造設の賛成は3割とか。(日経ディカル・ここより)

段々と、自身の死に方についても、意志を持っている人が増えている。
それにしても、叔父の電話での最後の言葉が気になった。「死んでも連絡しないからね。家族葬にするから・・・」
自身の葬式についての言葉だ。親戚もみな歳を取り、従来のような大がかりな葬儀をしても、皆が困る、と察してのことだろう。
秋の風が身に浸みるこの頃である。

131002adomo <付録>「ジワジワ来る○○」より


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