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2013年9月24日 (火)

若山彰の「木更津にて」

今日は、探していたCDが手に入ったので、改めて若山彰の「木更津にて」を聞いてみよう。
前に、手仕事屋きち兵衛さんの「木更津にて」を紹介したが(ここ)、後に若山彰の歌を聞いて、何とかオリジナルのCDが欲しいと思っていた。しかし何せ1990年発売のCD・・・。しかし念ずれば何とやら・・・で、新品のCDが手に入った。

<若山彰の「木更津にて」>

「木更津にて」
  作詞:小山義雄
  作曲:手仕事屋きち兵衛

桜貝寄せる岸辺に
肩組んで夢をひろった
遠いあの日の海も消え去り
波のささやき今いずこ ああ・・・
いつかしら時過ぎて老いひとり
静かに渚さまよう

悲しみを海に沈めて
夕焼けにもろ手かざして
明日に誓った空を探せど
むなしく風が吹くばかり ああ・・・
寒々と身にしみて老いひとり
しみじみ風の声聞く

光る波 燃える帆の色
紅富士の遠い招きに
胸をこがしたあの少年は
心の奥に住んでいる ああ・・・
木更津にもどり来て老いひとり
今なお 海に夢追う

この歌の情報は、前のきち兵衛さんの記事で、ジャンさんがくれたコメントに詳しい。少し抜粋すると、・・・
「実は、この「木更津にて」の項が掲載されてから、きち兵衛さんにお目にかかることがあり、この歌の生まれた経緯を伺いました。
「わすれ雪」がラジオから流れている頃、それを聞いた小山義雄氏がNHKに「きち兵衛さんに曲をつけてもらいたい」と投稿して来たのだそうです。
いい詩だったので、プロデューサーから是非曲をつけてといわれて、出来た曲だそうです。それから、小山義雄氏とはどんな人かとNHKで調べたら大変立派な方だと分かったとのことです。
出来上がった「木更津にて」を若山彰さんが是非とも歌いたいと仰って、NHKの新ラジオ歌謡で流れて私たちの耳に届いたということです。」
ここより)

このきち兵衛さんと若山彰さんの二つの歌は、3番の歌詞が少し違う。きち兵衛さんは「故郷にもどり来て老いひとり」だが、この若山彰版は「木更津にもどり来て老いひとり」。

それはそれとして、改めで聞くと、声量のある朗々としたバリトン歌手の若山彰が、叙情豊かに歌う、貴重な音源である。

(関連記事)
手仕事屋きち兵衛の「木更津にて」 

130924kasya <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

お久しぶりです。
若山彰さん大好きですが、若山彰さんの歌った「木更津にて」は初めて聞きました。貴重な音源、ありがとうございます。
同じ「木更津にて」の曲なのですが、若山彰さんが歌っていたのを当時聞いていたとしても、きち兵衛さんの曲だとは思わなかったでしょうね。

本当に聞いてみたかった若山彰さんの歌です。ありがとうございました。

【エムズの片割れより】
ウチのカミさんは、やはりきち兵衛さんの歌が良い、と言っています。

投稿: ジャン | 2013年9月29日 (日) 01:26

お久しぶりでございます。若山彰の♪「木更津にて・・・」私も5~6年探していました。
その頃やっと見つけたもののオークションでは1万円以上で中々落札出来ずでしたが、最近3カ月前頃に入手しました。歌手生活40周年記念若山彰全曲集に入曲されていて、とても嬉しく聴いています。このCD入手直後にまたCD20曲が新発売になりこれには「木更津にて・・・」はありません。その以前のビッグスター3人の昭和史もCDーboxも購入しましたが入曲されていませんでした。私と同年代の女性友人が最近になって広島の三原出身ということで、若山彰のCD5枚貸してあげたところとても大喜びして2人で懐かしく唄いました。

【エムズの片割れより】
若山彰は、「喜びも・・・」の印象があまりに強くて、他の曲があまり頭に浮かびません。でも色々ありますよね。「老いらくの恋」なんか、最近自分も良く聞きます。

投稿: odoriko | 2013年9月29日 (日) 10:52

2010年に若山彰さんの「木更津にて」を追記で載せてくださって、私も聞いていたんですね。
私にはきち兵衛さんのCDのイメージが強くて、若山彰さんの歌は初めてのような気がして、そのように書いてしまい失礼しました。

また、きち兵衛さんの歌った歌詞の中には「木更津」という言葉が入っていませんので、最初聴いたときの印象は、何で「木更津にて」という題なんだろう、紅富士の見られる海辺の街ならどこでも該当するこの歌のモデル地じゃないかと思ったことも思い出しました。
そのことは随分経って、この曲の生まれた経緯を知って「木更津にて」という題に納得しました。

この曲は、独唱もいいけれど、たとえ歌詞に「老いひとり」となってはいても、合唱曲として素晴らしい曲ではないかしらと思います。老年の方の男声合唱には、とてもいいと。エムズさん、odorikoさんいかがでしょうか。

私もだんだんこの歌の心情がしっくり来る年齢になってきました。

【エムズの片割れより】
確かに、「木更津」が歌詞に入っていないと、題とのマッチングが無いですよね。
「この曲の生まれた経緯」とは何でしたっけ?

投稿: ジャン | 2013年9月29日 (日) 18:19

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