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2013年8月16日 (金)

高齢者「何が大事か、優先順位を」

実は、気になった新聞の記事をblogネタとして取っておくのだが、部屋の掃除をすると昔の新聞が出てくる・・・。これらもそのうちの一つ。だいぶん前の記事だが、自分が必ず読んでいる「抗加齢を学ぶ」というコラムから・・・。

何が大事か、優先順位を
 現代の高齢者はみな若々しい。昔の人に比べれば随分と元気だ。最近、80歳の三浦雄一郎さんが、3回目のエベレストの登頂に成功されている。中年の頃は、実はメタボで心臓などが悪かったそうだ。残りの人生を有意義に過ごすために、夢を持ち、その実現のために努力されたようだ。
 三浦さんのように、万人がエベレストの登頂に成功できる訳ではないが、少なくとも自分の人生で、何が大切なのかを問い、貴重な時間を使うべきだ。まず、何をしたいのかを考え、優先順位を決める。あまり長い期間の計画は避けた方がよい。それにあてられる時間は少なく、効率よく、集中して使うべきだ。
 目標は高く設定すべきだが、あまり欲張った計画はやめよう。実現可能な範囲にとどめておかないと、途中で挫折してしまう。人生の最後に幸福だった、と感じれば、満足な人生だったと振り返ることができる。
 要するに、歳を取ってからの過ごし方が重要なのだ。いま一度、立ち止まって、自分にとって何が一番大事なのかを問いかけ、それを達成する努力を始めよう。悔いのない一生を送るために。(京都府立医科大学学長 吉川敏一)」(
2013/07/12付「日経新聞」夕刊p7「抗加齢を学ぶ」より)

毎週の指摘は実に的確。いつも「そうだよな~」と思う。
ところで、こんな記事もあった。

「高齢者=70歳以上」8割 内閣府、団塊の世代、意識調査
「何歳から高齢者か」と団塊の世代に尋ねたところ、70歳以上の年齢を答えた人が合計で約80%を占めたことが内閣府の調査で分かった。世界保健機関(WHO)は、65歳以上を高齢者と定義しているが、65歳を迎え始めた団塊世代の多くは、自分を高齢者とは考えていないようだ。
 内閣府は昨年秋、団塊の世代に当たる1947~49年生まれの男女計6千人を対象に調査を実施。約3500人が回答した。
 「一般的に高齢者とは何歳以上だと思いますか」との質問に対し「70歳以上」という回答が最多で42.8%だった。「75歳以上」が26.1%、「80歳以上」が10.4%と続き「85歳以上」も0.6%あった。合わせて79.9%が70歳以上の年齢を挙げた。
 「60歳以上」は2.0%にとどまり、「65歳以上」も10.3%だった。「年齢だけでは判断できない」との答えも6.6%あった。」(
2013/07/22付「日経新聞」夕刊p14より)

自分も65歳の誕生日を迎えたとき、“高齢者=65歳以上”と知って、ある意味愕然としたもの・・・。でもこの記事によると、当事者の意識はそれとはほど遠いらしい。
それにしても、最後の「年齢だけでは判断できない」という回答が気に入った。
そうなのだ。自分が若いか歳を取ったのかは、多分に自分の意識の問題。口では“歳なので・・・”とは言うものの、本当にそう思っている人は少ない。
「まだまだやることがある」と思っている人は高齢者ではない。逆に「もうやることがない」と思う人は高齢者で死を待つだけ!? 最近、そう思う・・・。

何?自分? “そのうちにヒマになったら見よう”と録り溜めた番組のVTRテープは山のようにあるし、オペラの録画も山のようにある。もちろん、そのうちに聞こうと取ってあるCDも山のようにあるし、そのうちに読もうと思っている本も山のようにある。これらを棄てるまでは、自分はまだまだやることがあるのであ~る。よって、まだまだ自分は若いのだ・・・(←自分に言い聞かさなければ安心出来ないプチ“高齢者”なのである。

130816nya <付録>「ボケて(bokete)」より


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