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2013年6月24日 (月)

「徹底比較 スマホ用イヤホン、高い方がいい?」

どうも自分はこんな記事に目が行ってしまう。根が好きなので・・・
先日の日経電子版にこんな記事があった。

「高い=迫力大」にあらず 高級vs安価、イヤホン対決
 最も身近な音楽再生機器でもあるスマートフォン(スマホ)の普及で、ヘッドホン・イヤホンの市場が急拡大している。数年前まで年間1500万本程度だった国内市場は、すでに2000万本近い規模にまで成長。特に「実勢価格1万円前後の商品の人気が急上昇中」(メーカー関係者)で、海外メーカーの新規参入も相次ぐ。しかし、ヘッドホン・イヤホンの価格帯は数千円から数万円と幅が広い。本当に価格が高いほど迫力のある音を楽しめるのか。真相に迫った。
 家電量販店の1階、一番目立つ場所が“定位置”となって久しいスマホ。その横で日に日に売り場面積を拡大しているのがヘッドホンとイヤホンだ。特に、市場全体の5割程度を占めるイヤホン(耳に入れて使う「インイヤー」タイプ)の伸びが急激で、米国メーカーを中心に新規参入も相次いでいる。

 人気の中心はiPhone用のイヤホン。「Made for iPod/iPhone/iPad」のマークが付いた商品がそれで、1万円台など「価格が高めの製品でも反響が大きい」(メーカー関係者)。iPodを使っていたユーザーがiPhoneに移行している影響もあり、「iPhoneユーザーは音質に対する意識が高い印象がある」(同)という。
 「Made for iPod/iPhone/iPad」マークを付けて売れるのは、アップルの許諾を得た製品のみ。許諾にはアップル指定のマイクとリモコン機能が必要になる。ただ、実は違いはこれだけで、各社は通常の製品にリモコンを付け、型番を変えて売っているにすぎない。
 iPhone用のほうが価格は高い場合が多いので、リモコンなどが不要なら通常版を選ぶべきだ。「スマホ用」「Android(アンドロイド)用」をうたうイヤホンにも同じことがいえる。
 イヤホン選びで何よりも大事なのは音質。今では1万円を超えるものも珍しくないが、高級イヤホンには本当に価格相応の魅力があるのか――。
安めのイヤホンが実は大迫力
 今回は、業界大手であるオーディオテクニカソニーの代表的なラインアップについて、イヤホンの性能が端的に表れる「周波数特性」のチェックを実施した。低音から高音までがほぼ均一に含まれたテスト用のノイズ信号(ピンクノイズ)がどう再生されるかを分析。公共施設や音楽ホールの音響設計、各種分析を手がける森本浪花音響計画(東京都新宿区)に協力を依頼した。
 イヤホン市場ではここ数年、メーカー各社の「低音志向」が顕著になっている。「1万5000円を超える最新の高級モデルともなれば、さぞかし迫力のある音が出るのだろう」――。そう期待して始めたテストはしかし、全く異なる結果に終わった。
130624earphone1 下に示した試験結果のグラフはいずれも、横軸が音の高さ(左に行くほど低音、右に行くほど高音)、縦軸が音量を示している。グラフを見てまず気づくのは、「必ずしも価格が高いほうが低音が出るとか、高音が出るとかいった傾向はない」(森本浪花音響計画・副社長の浪花克治氏)ということだ。
 例えばオーディオテクニカの製品では、価格帯でいうと下から2番目の「ATH-CKS77X」(実勢価格6980円)で最もよく低音が出た。ソニーに関しても、低音・高音が最もよく出ていたのは最高級モデルではなく、2番目に高価な「XBA-30」(実勢価格1万3800円)だった。
高級モデルの価値は「全体のバランス」
 では、高級モデルの価値はどこにあるのか。これは、「人が感じる音の良さは低音や高音の出方だけでなく、明瞭さや空間の再現力など全体のバランスで決まる」(浪花氏)という点に尽きる。
 例えば前述のオーディオテクニカのATH-CKS77Xは、低音がよく出ていたとはいえ、実際に聞くと低音が少々強すぎる印象もあった。「ドラムセットの音などが他の商品とは異なって聞こえる」(浪花氏)ほどだった。2社の高級モデルに関しては、少なくともこうした印象はなく、低音から高音までがバランスよく聞き取れる感覚は確かにあった。
 ただ、今回の周波数特性の分析結果を見る限りでは、2社の高級モデルは1万円以上の価格差を乗り越えてでも誰もが買うべきものとは断言しにくい。例えば、単純にスマホに標準で付属するものよりも低音にパワーがあるイヤホンが欲しいのであれば、オーディオテクニカの安価なモデル「ATH-CKS55X」(実勢価格4980円)でも十分に満足できるはずだ。
 最後に注意点として、最近の「カナル(耳栓)型」と呼ばれるイヤホンの多くは、耳にきちんと押し込んだ密閉状態を想定して音づくりがなされている。そのため、耳にフィットしない状態で使っては本来の性能を全く発揮できない。
 「なまじ高額なものを買うより、自分の耳にしっかりフィットするものを選んだほうがよい」(浪花氏)というのが専門家の意見だ。
iPhone 5付属のイヤホンは高音が強め
 最後にスマホに標準で付属のイヤホン、そして流行のBluetooth(ブルートゥース)ヘッドホ130624earphone ンの実力も検証した。
 iPhone 5のイヤホンは高音が強めで、これは好みが分かれそう。Bluetoothは有線接続のときに比べて特に中・高音域で音質が変化したが、差は小さかった。
(日経トレンディ 有我武紘)[日経トレンディ2013年6月号の記事を基に再構成]」(
2013/6/20付日経(ここ)より)

イヤホンは、モデルによって本当に音が違う。100円ショップのイヤホンなどでは、とても音楽を聞く気になれない。
量販店に行くと、膨大な種類のイヤホンが並んでいる。その中から、どのような基準で選ぶのか・・・

今の自分は、自宅ではSTAXのヘッドホン・オンリーだが、前は、とにかく軽いもの・・・ということで、BOSEを使っていた。その前はシュアーのカナル型。
特にシュアーを買った時には、最初スカスカの音でビックリ。原因は耳の奥深くまでイヤホンをねじ込まなかったせい。まあ使い方を知らなかったわけだ。カナル型は、遮音性では良いが、少々うっとうしいかも・・・

この日経の評価は、周波数特性に限ったもの。このグラフを見ても、メーカー間での音の違いが良く分かる。テクニカもSONYも、どのモデルも同じような同じような傾向の特性であり、それがメーカー色になっているのだろう。
音楽を聞くことを、場の擬似移動を捉えると、原理的には、何でも周波数特性はフラット・平坦なものが良いはず。つまり、コンサートホールの音を、平坦な特性のマイクで拾い、それを平坦な特性のメディア(CD等)で運び、聞く方も、平坦なアンプ、平坦な特性のイヤホンで聴いてこそ、コンサートホールの音が再現されるはず。まあポピュラー音楽は、音を電気的に加工して“作って”いるので、そうは言えないが・・・
しかし、アンプ・伝送系はフラットが実現出来るが、マイクとイヤホン(スピーカー)という“音と電気信号との変換”における特性のフラット化は、非常に難しい。つまり、それぞれ周波数特性的に、大変なデコボコがある。それが音を変えてしまう。まあそれが“味”と言ってしまえば、その通りだが・・・。

音はもちろん“周波数特性がフラットだから音が良い”という事ではない。実はその他の特性は、なかなか測定器では測れないことが多い。つまりは、聞いてみて判断するしかない。(レスポンス特性など・・・)
結局は、人それぞれの好みの問題になるわけだが、どう比べる? うるさい量販店の店頭で試聴して判断できるとは思えない。結局、友人が使っているイヤホンを聞かせてもらったりして、自分の好みのイヤホンを探すしか無いのかも・・・。

でもプロがキチンと測定したという、この周波数特性のグラフ・・・。あまりの特性のばたつきに、戸惑ったりもするが、つい見入ってしまった曲線ではある。

130624kanikann <付録>「ボケて(bokete)」より


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コメント

勉強になりましたが、ありがとうございます。感謝いたします。

【エムズの片割れより】
参考になって何よりです。

投稿: iphoneデータ mac | 2013年6月25日 (火) 17:06

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