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2013年1月14日 (月)

「自分だけの時間を大切に」

先日の日経新聞「抗加齢を学ぶ」に、こんな記事があった。

自分だけの時間を大切に
 人生は楽しく、幸福に生きることが最も大切だ。我慢やストレスの多い生活はやめた方が良い。世間の常識に縛られ、周囲の非難を気にしていると、心身に悪いだけでなく、楽しむべき人生が台無しになってしまう。今、悩んだり、悔やんだり、腹が立ったりしていることでも、死ぬ前に思い返せば、大したことではない。
 ところが現役時代は、なかなかこんな心境にはなれない。どうしても毎日起こることが気になり、ストレスなしで楽しく生きるのは難しい。しかし、定年退職後の人生では、考え方や設計次第で楽しい生活を送れる。煩わしい人間関係や見えや誇りなどもなくなる。
 また、他人に対する批判や嫉妬なども無意味になる。まったくの白紙状態から新しいことを始められるのだ。退職前の諸事に引き続きかかわっているのは、迷惑になるだけでなく、時間の無駄だ。
 仕事をやめたら、自分だけの自由な時間を最大限活用しよう。楽しいと感じることを好き勝手にやればよい。他人の評価を気にすることはない。人生は一回きり。自らを振り返り、幸せな楽しい人生だったといえる生活を目指そう。(京都府立医科大学学長 吉川敏一)(2013/1/4付「日経新聞」夕刊p7より)

シルバー族にとっては、なかなか“元気の出る”一文ではある。
今自分が“高齢者”の仲間入りをして、現役時代振り返ってみると、良く働いた、と思うと同時に、よくもまああんなストレスに耐えられたものだと・・・
そのストレスがいかに大きかったかは、未だにその夢を見ることからも分かる。そして見る夢が、ほとんどが対人関係だったことにも改めてビックリする。

現役時代、対人関係は避けることの出来ない“どうしようもないこと”と受け取っていた。もちろんストレスも、自己のコントロール外・・・
しかし、現役から離れ、仏教を知るようになって、「四苦八苦」の“八苦”の中に、「怨憎会苦(おんぞうえく)」(~うらみや憎しみをもった相手と付き合う苦しみ)という言葉があることを知った。(ここ
つまり、対人関係の苦は、お釈迦さまの心の中にもあったほど、苦しみの一つとして、昔から存在していたのだ。
自分は、サラリーマン時代の対人関係は、逃げられないもの、誰でも、どんな状況でも甘受するしかないもの、と認識していただけに、この言葉を知って、“お釈迦さまでも抱えている悩み、苦しみ”だと分かって、何かホットしたことを覚えている。
その“苦”が、上の記事ではないが「他人の評価を気にすることはない。」年代に到達して、やっとこの先が見えた。もう我慢する必要は無いのである。これこそ、定年のご褒美・・・

しかしサラリーマンの悲哀は、上司は何十年経っても上司、ということ。自分だって、同じように元部下は何十年経っても部下扱い・・・。エラそうなことは言えぬ・・・。
まあ自分から進んで参加する“会社の同窓会”は別として、何の肩書きもなく、肩を怒らせる必要のない暮らしが、どれほど楽なものか・・・
それなのに、何故見る?昔の夢・・・・・。最近も夢ばかり見るが、ほとんどが現役時代の夢・・・
サラリーマン時代に染み付いたストレス、トラウマは、そう簡単に拭い去ることが出来ないものらしい。
これに対する“見舞金”は、昔貰った退職金の中に入っていたのだろうか・・・・

P10102711 ところで、今日は雪・・・。天気予報では、明け方から雪、となっていたが、朝起きると雨。昨夜、カーポートにつっかえ棒をしたので、それがおまじないになって雪は降らないのでは・・と思っていたが、昼前から大雪に・・・。休日で良かった・・・。でも雪かきで、腰が・・・

130114oyatu <付録>「ボケて(bokete)」より


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