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2013年1月16日 (水)

風の画家 中島潔が描く「生命の無常と輝き」展に行く

今日は、カミさんと一緒に、片道3時間弱をかけて、高崎まで“風の画家 中島潔が描く「生命の無常と輝き」展”に行ってきた。

自分が中島潔を知ったのは、前にも書いたが(ここ)、NHKのヒューマンドキュメンタリー「風のImg_00011 画家“いのち”を描く」 (2010年12月23日放送)を見てから。次いで「没後80周年 金子みすゞ展」(2011年2月2日)で、初めてホンモノを見て、その繊細さに感激。そして、ラジオ深夜便で氏の話を聞いたときに(ここ)、清水寺成就院の襖絵が全国で順次公開されることを知ったが、如何せん近くでの公開は見付からなかった。でも、何とかホンモノを見たい・・・。いずれ京都まで見に行こうか・・とまで・・・。(写真はクリックで拡大)
Img_00021 NHKには「 キーワードウオッチ!」という仕組みがあり、キーワードによって番組の放送を予め教えてくれる。それで登録しておいた“中島潔”というキーワードで飛んできたメールが「佐賀イズム「風の画家 唐津くんちに挑む~中島潔とふるさと~」(2012年12月31日(月)午前4:00~)の放送予告。その番組の録画を見て、福岡の次が高崎で公開されることを知ったわけ・・・

高崎では2013年1月2日から2月17日まで公開されている。P10102831 平日狙いで、今日行ってみた。仕事で深谷までは何度も行ったことがあるが、高崎は初めて。まさに地方都市・・・。昼食を駅ビルにあった“峠の釜飯”のレストランで採り、いざ出動・・・。会場の高崎市タワー美術館は駅前。

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会場には70点の作品。前に「金子みすゞ展」で見たいわしの絵は、かぶりつきで見た。ところが、前半の絵は、展示が遠く、ガッカリしたが、後半の絵は、近寄ることが出来たので、その繊細さを堪能出来た。

しかし京都・清水寺のふすま絵はさすがに圧巻。展示も部屋のふすま部分を切り取った感じの雰囲気で・・・。その存在感たるや・・・・。でも逆に、絵柄が大きいため、繊細感はない。

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Img_00091_2 作品は、京都のふすま絵を除くと、2011年など最近の作品が多かった。どの絵もまさに“中島潔の世界”。この左の作品を見ながら、実はワーグナーのワルキューレの騎行」を思い出した。あんまり関係ないけど・・・

平日なので、ゆっくり作品を鑑賞出来た。しかし女性のグループは困る。大きな声で、作品の論評を盛んになさる。じっくりと見ている後ろの声は、邪魔以外のなにものでもない。その点、老夫婦は小さい声で内緒話的に話すので、良いが・・・

作品鑑賞の後には、売店があった。額に入った作品が、まるで展示会の延長のように列んImg_00081 でいる。見ると、10数万円から数十万円まで・・・。これは「レフグラフファイン版画」というのだそうだ。売店にいた人が説明してくれたが、これはデジタル版画で、例えば280部作ったうちの何番という連番が取られており、全ての作品は作者のチェック(監修)が入っているという。もちろんサインもあり、高精度の複製画。しかし高価で手が出ない・・・・・

ともあれ、念願かなった。たくさんのホンモノを身近で見ることが出来た。しかも、平日だったので伸び伸びと・・・。自分の好きなのは、やはり小さな作品。その繊細さたるや、凄い・・・
でも、中島潔ワールドは不思議な世界。童画と称するが、子どもの絵はまさにマンガ。そして風景には風が流れる・・・。日本画とマンガの融合???
それゆえ、パリ・三越エトワール美術館での展示会も、清水寺への奉納も、結果が危ぶまれたという。しかし、その成功は言うまでもなく・・・

付録だが、今日の失敗は、「65歳以上は無料」だということを忘れていたこと。行く前は覚えていたのだが、つい・・・。それを帰ってきてから思い出した。残念!
しかし、ちょうど1年前に行った千葉「ホキ美術館」(ここ)に次ぐ絵画鑑賞のための遠出。まあたまにはこんな事も宜しいのではないかと・・・

(関連記事)
画家・中島潔氏の話 
「没後80周年 金子みすゞ展」に行く 
写実絵画の千葉「ホキ美術館」に行く 

130116bikkuri <付録>「ボケて(bokete)」より


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