« 朝倉理恵の「あの場所から」 | トップページ | 「若者にも高齢者にも厳しいドイツ」 »

2012年8月17日 (金)

「シニアが拓く~すがる現役世代 連結家計」

先日の日経新聞に「シニアが拓く」という連載コラムが載っていた。そこにこんな文があった。その記事の抜粋だが・・・

シニアが拓く~すがる現役世代 連結家計 孫のためだが・・・
・・・・・・
1500兆円とされる個人の金融資産。その3分の2は60歳以上が保有する。世帯平均所得が538万円と、23年ぶりの低水準に沈むなか、現役世代は親からの資産継承なくして将来への展望は見通せない。
 そんな「親子関係」が、最近の住宅事情に映る。旭化成ホームズが2011年度に施工した住宅のうち、二世帯住宅の割合は21.3%。2年連続で高まった。その理由を旭化成ホームズニ世帯住宅研究所の松本吉彦所長(53)は「育児・家事の負担も減らしたいという現役世代のニーズが高まっている」と説明する。
・・・・・・・・・
シニアの親と現役世代の子。家計のつながりは強まる一方だ。家計経済研究所の調査によると、親から経済的な支援を受けている既婚世帯は全体の2割強。住宅購入の支援に限れば、11年は7万3千人が贈与税の非課税制度を利用した。

細りゆく「すね」
稼げない子世代をシニアが支える連結家計モデルは持続可能なのか。中央大学の山田昌弘教授(54)は「長続きしない」と明言する。現役世代の所得状況の改善が見込めないうえ、家族構成の変化も影響する。
例えば、40歳代は男性の4人に1人、女性の5人に1人が非婚。山田教授の試算では親と同居する30歳代は男性の2割、女性の4割が失業中だ。
年金を満額受給し、資産をため込んでいるシニアもいずれ老いの問題に直面する。「退職前の年収の減少、子への支援のため、シニアの預貯金はすでに減少傾向」(ニッセイ基礎研究所の久我尚子研究員=36)との指摘もある。稼げない現役世代がかじる「すね」は着実に細っている。」(2012/08/15付「日経新聞」p1より)

実に怖ろしい事が書いてある。「現役世代は親からの資産継承なくして将来への展望は見通せない。」だって・・・・・・
もちろん自分たちは、この記事で言うシニアに属するわけだが、我々世代は、確かに大学までは親のすねをかじったが、卒業した後は金銭的には独立するのが当然・・・の時代だった。
それが、今では親のすねをかじるのが当然の世の中とは・・・
つまり、日本の昔は、子供が老いた親の面倒を見る、という姿が普通だったが、今は逆ということ…?

増えているというこのような連結家計も、この記事が指摘するように、親が病に倒れると、一家崩壊の姿が目に見えてしまう……
それに30代の引きこもりも多いと聞く。各家庭では、色々な問題を抱えているのが普通。
まあそれに比べえ、ウチなんて、音信不通が平和な証拠・・・。
何でも、モノは考えようである。


« 朝倉理恵の「あの場所から」 | トップページ | 「若者にも高齢者にも厳しいドイツ」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 朝倉理恵の「あの場所から」 | トップページ | 「若者にも高齢者にも厳しいドイツ」 »