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2012年7月29日 (日)

「シニアよ大志を抱け」

先日の日経新聞「大機小機」に「シニアよ大志を抱け」という記事があった。曰く・・・

シニアよ大志を抱け
 自由業や第1次産業に従事していれば60歳代はまだ働き盛りであるが、勤め人の場合はお役御免となる。しかしこの年齢の大方はまだまだ元気である。晴れて引退して一時は趣味や娯楽に興じても、いずれ有り余る体力と気力を持て余すことになる。そうなると「きょうよう」と「きょういく」が大事、すなわち「今日用事がある」「今日行く所がある」が大事ということになりかねない。
 今の60歳代は団塊かその上の世代であり、高度成長期以降の日本経済を支えてきたという自負を持つ半面、自分の子育てに十分な時間を割けなかつたケースも多い。
 あるいは、資産を形成する機会にも比較的恵まれ、年金の受給年齢になって、年金を受け取ることは当然という思いの半面、自分は今の若者に比べ恵まれているという、後ろめたさも感じているのではないだろうか。
 そうした複雑な思いを胸に、60歳代のシニアの多くは、社会との関わり方を模索している。自らの世界にこもるのではなく、まだ社会でやれる、やり残しがあるという思いで、機会があればこれまでと違う分野で、社会にもう一度貢献したいとの思いを持っている。
 実際、地域のボランティア活動や非営利組織(NPO)活動に従事している人も多い。しかし多くのシニアは、どうしたらそうした活動に参加できるのか、つてもなく、きっかけもつかめないのが実情である。
 今の現役世代は多忙を極め、多くの若者は豊かな社会の富を受け継ぐどころか、負の遺産を負うことになりかねない。今の日本の社会を立て直すには、現役の力だけでなく、シニアの活躍が必要である。シニアがボランティアベースで引き続き社会に貢献することが、日本社会の行き詰まりを打破し、日本社会に本来備わっている美徳を引き出すことにもつながるのではないだろうか。
 現役時代の仕事の枠を超えて知識や技能を社会に伝える。高齢化が急速に進むまちで、まちの機能やインフラの再編に知恵や調整力を生かす。場合によっては資金面でもまちづくりに貢献する。日本の若者だけでなく日本に来るアジアの若者に日本社会へのオリエンテーションをするなど、シニアの活躍が期待される場は多い。シニアが活躍する社会でこそ日本の次のステージがみえてくるのではないか。(追分)」(2012/07/20付「日経新聞」「大機小機」より)

この記事をどう読む?? 我々シニア世代には耳の痛い言葉・・・。
同期会の名簿を数えてみた。そろそろ65歳を迎え、まだ働いているのは3割程度。皆、“その後”の生活をどう過ごしているのか・・・
家族の介護に忙殺されている人もいるし、体力があるウチに・・と海外旅行三昧の人、腰痛など、病気で苦労している人、様々・・・
しかしエネルギーを持て余している人も、たぶん中にはいるだろう。それらの人たちが、ボランティアで大活躍・・・という話はまだ聞かない。

ふと、メールで紀行記を送ってくれる高校時代の同級生を思い出した。自分でお金を貯めては、一人で海外に行く(ここ)。
先日も、6月に行った上海、蘇州の旅行記がメールで送られてきた。Word版43ページの力作。彼は毎回、行く度にこのような旅行記を書いている。その内容が緻密。
どこにでも一人で行き、得意な英語、中国語、スペイン語などを駆使して、アバンチュールを楽しんでいる。
この人の例に比べ、自分などはまったくの “引っ込み思案”・・・・。ひとり旅行なんて、とてもとても・・・・。

チャンスがあれば、社会で活躍したい・・とは、多分みなが思っていること。しかし先の記事のように、そのキッカケを自ら探すのは結構大変なのである。つまり頭では分かっていても、体が付いていかない・・・・
何、自分? もちろんその“引っ込み思案”の代表格さ・・・・。でも家に居ても誰かにいじめられる可能性大なので、弱ったな・・・・・


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