« 子どもの難読名が急増中 | トップページ | 「不可能の反対語は可能ではない。挑戦だ」 »

2012年4月24日 (火)

NHK東京FMのスカイツリー移転で電波状況が大幅改善

いよいよ昨日(2012/04/23)から、NHK東京FM(82.5MHz)の送信所(送信アンテナ)が、東京タワーから東京スカイツリーに移った。何度も書いているように、我が東京西部(八王子)での東京タワーからの電波は、新宿副都心の高層ビルのせいか(?)、マルチパスノイズで聞くに堪えない。よって自分は100Km先の水戸局を受信しているが、今回のスカイツリーへの移転で、このマルチパスノイズがどの位改善されるか、まさに待ちに待った日だったのである。

(2012/04/25修正済)
・10素子のFMアンテナの方向を、今までの水戸方向からスカイツリー方向に変えた。それを踏まえての報告に変更。

<<結果>> ⇒ ◎・・・(於:八王子)
・スカイツリーからの電波は、東京タワーに比べて、レベルが3~4dB上がったようだ。
・マルチパスノイズが無くなった。
・電波が強くなった分、ノイズ量が圧倒的に少なくなった。S/NがCD並の64dBも取れた。

120425fm2

<上記の表の解説>~上の表はクリックで拡大します
(上の表は、10素子のFMアンテナが、水戸方面を向いたままでの相対比較である)
・送信アンテナが東京タワーからスカイツリーに移ったことで、電波が3~4dB強くなったようだ。
・それに伴い、ノイズレベルが3dBほど下がった。
・「フレッツテレビ」サービス(ここ)の信号は、変化がなかった。
(L-02Tのレベルメーターの値はアテにならない)

<下の表の解説>
(下の表は、10素子のFMアンテナをスカイツリーに変更した後のデータ、及び今まで聞いていた水戸局との比較である)
・当八王子で、アンテナ工事屋さんの測定器で「89dBが取れた」、とアンテナ屋さんもビックリ。
・絶対値として、ノイズレベルが25.4dBを記録。試験放送時の1KHzのトーン信号のレベルが90dBだったので、S/N比で、CD並の64dBを実現できた。
・今まで聞いていた水戸局に比べ、電波が強くなったためにS/Nが8dBも良くなった。
・アンテナが水戸局に向いていた時には、少し残っていたマルチパスノイズが、ほぼ完全に無くなった。
・アンテナを水戸方向からスカイツリー方向に変えたせいで、L-02Tのレベルメーターの値も2dBほど上がった。

<<マルチパス・音質比較>>
<東京タワーからのNHK FMの音>2012/04/18録音

東京タワーの音は、マルチパスでジュルジュル音だが、スカイツリーに移って、マルチパスノイズが消えた・・・!!(マルチパスのメーターは若干振れるが・・)
<スカイツリーからのNHK FMの音>~2012/04/25録音

今まで聞いていたマルチパスの“ない”水戸局の音。(マルチパスのメーターは、ほとんど振れない)
<水戸局からのNHK FMの音>2012/04/19録音

次に、フレッツテレビのFM電波が、スカイツリーへの移転で、どう変わるか? 結果、変わらなかった。

<フレッツテレビの音(東京タワー)>2012/04/20録音

<フレッツテレビの音(スカイツリー)>2012/04/24録音

受信機はKENWOODのL-02Tという高級チューナーだが、水戸局はマルチパスメーターがほとんど振れない。つまり実にキレイな電波。
しかし今度のスカイツリーからの電波は、若干振れる。フレッツテレビの信号と同じくらいか・・・。しかし、音としては気にならない。

<<ノイズ量測定の方法>>
電波の質(S/N)の評価として、自分は時報の前後や曲間の無音時間のノイズレベルを測定している。つまり、「mp3DirectCut」で無音部分を切り出し、「MP3Gain」でレベルを読む。ちなみに、NHK FMの試験放送時の1KHzのトーンを「MP3Gain」でレベルを読んだら90dBだった。よってこの90dBとノイズレベルとの差がS/N比となる。(写真はクリックで拡大)

120424noisecut_2 120424noiselebel

*ちなみに、試験放送のレベルに対し、毎時の時報のレベルは約-2dB。よって、時報のレベル(88dB)を基準にして評価しても良い。絶対値としてのS/Nは色々と定義が難しいが、あくまで相対値としてのノイズ量の評価である。
具体的には、時報を含む番組をmp3で録音し、時報の部分のレベルと無音部分のレベルを上記のように測定し、その差でS/Nを評価。また、録音した番組全体を、「MP3Gain」でデフォルトの89dBに正規化して評価すると分かり易い。

しかしここまでの道のりは遠かった。調べてみると、NHKでFM放送が開始されたのが1957年(昭和32年)12月24日。ステレオ放送は、東京では1965年(昭和35年)12月16日に開始。
アンテナは、1970年(昭和45年)10月3日に紀尾井町より東京タワーに移転。
一方、(自分が勝手に犯人だと決めている)新宿副都心に高層ビル群が建ち始まったのは、1971年の京王プラザホテル開業から。これ以降高層ビルの数は38を数えるという。
よって、東京西部での受信状況は年ごとに悪くなって行ったと思われる。それに対し、FM東京は、2006年10月1日に青梅局を、2010年1月12日に八王子局を開局し、着々と多摩地方で改善の手を打ってきた。よって今回もFM東京は東京タワーから移動しない。それに対して、いままで無策だったNHKは今回のスカイツリーで一挙に挽回!?
それにしても、FMの送信アンテナの高さで、東京タワーの204mがスカイツリーの550m(ここ)になった効果は圧倒的・・・・。

今までの、“何とかFM放送を良い音で聞こう・・”という自分の試行錯誤は、これで終了!? そして、さっそく、これから使う可能性が無くなったフレッツテレビの解約を申し込んだ。

最後に、スカイツリーからの音だが、昔のリニアPCMの衛星放送「ミュージックバード」を彷彿とさせる音に大満足。音にパワーが付いたというか、ノイズが無くなって音が安定したというか・・・。結局FM放送は、電波の状況が良いと、予想を超えた音の再生が期待出来る。(送信アンテナに近い人は羨ましい・・・)
それから、スカイツリーの開局に向けて、全ての送信機も新品になったはずなので、その影響も大きいかも知れない。
ともあれ、スカイツリー・バンザイ! 550mバンザイ・・・である。

(2012/06/05追加)
<アンテナの方向不良によるマルチパス発生の例>
・4/23朝は、上記に示すように10素子のアンテナの方向は水戸、つまりスカイツリーから北に40度に向いていた。その時、スカイツリーからの電界強度は充分だったが、方向が違っていたため、不要なマルチパスの影響を受けて、こんな音になっていた。(写真はクリックで拡大)

<2012/04/23 ANTが北40度ズレ>

1khz120423

<2012/06/04 ANTが正常にスカイツリー方向>

1khz120604

*波形と音から分かるように、アンテナの方向が正確でないと、他の方向から飛んでくる汚いマルチパスノイズの乗った電波を拾うことになり、音質が悪化することが分かる。つまり、電波の強さを気にするだけでなく、指向性の強いアンテナにより、きれいな電波だけを受信する努力が必要である。

(2013/02/12追)
時報の最後の“ポーン”の部分だけを、同様に「mp3DirectCut」で切り出して、「Audacity」のスペクトラム解析で比較してみた。時報の880Hzの単音が、電波の質で、このように汚くなる。(なお、15KHz以上の波形は録音機OLYMPUS VJ-10によるエラーなので無視)
(NHK・東京タワー)(フレッツテレビ)(NHK水戸局)~L-02T⇒VJ-10で録音
120424nhk1204180500 1204241204200459fletstvpon 1204241204190459mitopon

<NHK・スカイツリー>
(左) L-02T⇒NAC-HD1で録音(10素子FM ANT)
(中央)FPGAデジタルFMチューナー⇒NAC-HD1で録音(10素子FM ANT)
(右) FPGAデジタルFMチューナー⇒NAC-HD1で録音(5素子FM ANT)  
130211nhk2013_02_1802_00pmpon Fpga880hz10_2 Fpga880hz5
~FMアンテナで、5素子に比べ10素子は、指向性が鋭い分、マルチパスの無い、よりピュアな電波が受信出来ることが分かる。

(関連記事)
スカイツリー/東京タワー/フレッツテレビのFM電波の差
TOKYO FMのアンテナが東京タワー頂上に!~今一息
KENWOODのL-02Tを凌駕(?)~3万円弱のFPGAフルデジタルFMチューナーを入手


« 子どもの難読名が急増中 | トップページ | 「不可能の反対語は可能ではない。挑戦だ」 »

コメント

エムズ様。いつもこの話題には大変興味をもって読ませていただいております。先日のコメントにも書きましたが、当方埼玉中南部でそこそこの高性能FMチューナーを調達してからのここ2年、共同住宅3階にてトンボ、3素子、4素子、5素子(もう、ベランダでの限界!)とアンテナのグレードアップをしたもののマルチパスが解消されず、せっかくの海外演奏家のライブを満足にエアーチエックできずにいました。
そこにスカイツリーへのNHK-FM移転。すべてに満足するに至り、ここ2~3日はあまり興味のない音源さえもエアーチェックして、高音質に浸っています。
エムズ様もアンテナの向きさえスカイツリーに向けられれば必ずや満足のできる結果となるものと思われます。
続報を楽しみにしています。

【エムズの片割れより】
今朝(4/25)、アンテナの方向をスカイツリーに変えました。結果、大満足。マルチパスは無くなりました・・・。それに伴い、記事も大幅に書き換えました。“スカイツリー バンザ~イ”です。良かったですね~~~~

投稿: としねこ | 2012年4月25日 (水) 11:37

柏市在住の者です。こちら柏でもスカイツリーに送信が変わったら、NHK東京は、ほとんどマルチパスが気にならなくなりました。
我が家は、四方を送電線に囲まれており、千葉(船橋)、埼玉(浦和)共にマルチパスがひどいです。(アナログTV時代は、ゴーストがひどく、難視聴地域とのことで、東電が無料で各家庭にTVをケーブルで配信していました。)茨城(水戸)は、加波山は家から見て、ちょうど筑波さんとの延長線上のためかレベルが低いです。アンテナを東京向きではなく、マルチパスが一番低くなるように調節して、東京をメインに受信していました。当方でも、月曜以降は、NHK-FM東京の受信状態はかなり良くなりました。チューナには、マルチパス計やきちんとしたレベルメーターは無いので、あくまで主観的な音での判断ですが、スピーカーのツィーターに耳を近ずけても、ジュルジュル音はほぼ聞こえなくなりました。こちらも、スカイツリー万歳です。エムズの片割れ様も良かったですね。

【エムズの片割れより】
電波は住む場所で、大きく変わりますよね。送電線に囲まれていると、電波はメチャクチャ??
でも強い者が勝つ? スカイツリーの高さはさすがでした。少なくても、高層ビル群の上を飛んでくる電波には怖いもの無し??
良かった、良かった・・・

投稿: Zwischen | 2012年4月25日 (水) 19:33

エムズ様へ
おめでとうございます、そしてお疲れ様でした。これで音質のほうは一段落ですね!スカイツリーの恩恵にあずかれない私としては、これ以後、ラジオ放送の質が低下しないように、一視聴者として監視の耳を広げて行きたいと思います。

【エムズの片割れより】
これで、やっと電波の呪縛から解放です。さーて、色々と楽しめそう・・・。
それにしても、強電界で受信できる人は羨ましい・・。出派状況で、こんな素晴らしい音が得られるのか・・と再認識(?)しました。FMもまだまだすてた物ではない・・

投稿: wolfy | 2012年4月26日 (木) 09:38

福岡の読者です。
(ご子息のご結婚相手も福岡でしたよね!?)
電波にはまったく興味が無い私ですが、何故かすべて一気に読んでしまいました。もちろん、専門用語は??ですが・・・嬉しさや興奮が伝わり、その勢いに乗ってしまったのでしょうね。
スカイツリーのニュースはいつもどこかで耳にしますが、本来の電波塔という役割でのニュースはほとんど聞かないので、とても新鮮なニュース(?)でした。

【エムズの片割れより】
おっとっと・・。そんなに興奮したかな・・?
ウチのカミさんは、FMアンテナの方向を・・という話に「バッカみたい」。まあ自分が、カミさんが寝る前に、顔に濡れた紙を貼っているのを見て「バッカみたい」と同じ・・・だけど。
そうですよね。九州ではスカイツリーなんて関係無いですよね。連休にヨメさんが来るって・・。実家は宗像!?

投稿: ぷるるの片割れ | 2012年4月26日 (木) 12:22

当方、栃木県足利市です。
チューナはアキュフェーズT-108ですが、アンテナはFM専用ではなく、VHF用です。
東京タワーから送信されていた時は、レベルメータで4程度で、強風が吹くとプチプチとノイズが入っていましたが、今はレベルは5で、メーター振り切れ状態です。
マルチパスは今までは0.5でしたが、今では0です。
満足しています
専用アンテナを立てたい!

【エムズの片割れより】
スカイツリーに変わった事により、今までの課題の全てが解決されました。素晴らしい音です。本当に昔のリニアPCMの衛星放送を思い出します。
アンテナはぜひ専用のFMアンテナを!すべては電波の“質”ですので・・

投稿: シゲタンさん | 2012年4月28日 (土) 15:06

市川市在住です。
東京タワーからの電波
NHKFM、JWAVE 50dB前後
スカイツリー移転後
NHKFM、JWAVE 70dB前後

7素子を屋外に建て、
計測FMチユーナーは
VICTOR FX-711です。
毎日、MENUET2で楽しんでいます。

【エムズの片割れより】
やはりスカイツリーに移ってから、電波は強くなりましたね。良かった、良かった・・・

投稿: Jun | 2012年5月 4日 (金) 05:35

柏市在住の読者です。
4月23日以降、スカイツリーからの電波発信でマルチパス・レスの高品質の音質となりました。
エアーチック用機器は、下記の通り。
1.アンテナ:MASPRO FM3
2.FMブースタ:YAGI製 DW35
3.FMチューナ:DENON製 TU-1500AE
*設置場所:2Fベランダ ポール高さ3M

尚、TOKYO FMは、アンテナの方向調整してもマルチパスノイズが多く聴くに耐え切れません。AM放送並の音質レベルです。
又、低音かぶりでダイナミックレベルが強で掛け過ぎです。クラッシク音楽は、聞ける状態ではありません。

東京タワーからの発信アンテナの位置等が変更になったのでしょうか?
残念な、状況になっております。
一応、窓口に苦言を呈しておきました。

【エムズの片割れより】
今回送信アンテナがスカイツリーに変わったのは、NHKとJ-WAVEだけで、TOKYO FMは東京タワーから変わる予定はないようです。よって、TOKYO FMは悪いまま・・・
柏でしたら、ブースターは要らないのでは?自分の経験では、ブースターは、ノイズも一緒に増幅してしまうため、入れない方がノイズは少なかった・・・。同調式など、色々試しましたが、結論はアンテナ⇒チューナー直結が一番・・・でした。

投稿: Hinomoto | 2012年5月16日 (水) 17:57

エムズの片割れ さまへ

早速のご教示感謝致します。

仕事柄、MUSICBIRD PCM Bモードを試聴しておりました。
停波になりましたので、やむを得ずFM放送のエアーチェックを開始しました次第です。

ブースターの搭載は、縁のあるFMヨコハマを聞くためです。(利得:42~44⇒54~56にUP)

又、NTT東の光ケーブルでもFM放送を試聴しましたが音質は、良いとは言い切れません。
TV視聴が主体で、FM放送の音質はオマケ程度です。(3部屋で9分配された後の信号は、だいぶゲインが低下しますのも悪化の要因になります。)

一方、NHK BS放送 交響曲の音質は、画像優先の犠牲となり、音声圧縮のせいか聴くに耐え切れません。音楽が分からない技術集団です。

NHKに改善要望を致しましたが、技研の論文を閲覧すると難しいようです。

10数年前、事務局の役得として、新国立劇場で東京フイルハモニー演奏 英雄を拝聴しました。(両陛下ご臨席の行事で)

「◎素晴らしい音楽でした!」

これがショックとなり、数年間 クラッシック音楽を聞くことから離れておりました。

最近は、気楽にBGMとして聞ける心境になりました。声のチェクの為、演歌も良く聞きます。

今後共、ご指導の程お願いします。

【エムズの片割れより】
そうですか・・・。FMは電波(強さと質)が全て。フレッツテレビは自分も大失敗しました。その記事も書きました。
MUSIC BIRDが無くなった今、理想の電波と昔のFMチューナーの組み合わせで、FM放送は予想以上の音の良さです。

投稿: Hinomoto | 2012年5月17日 (木) 12:18

エムズの片割れ さまへ

お世話様です。

MUSIC BIRD 用CSアンテナ(DMB-4503)を未だに2Fベランダに置いてあります。

SPACE DiVA の音質は、PCM(Bモード)と比較試聴して音声圧縮の影響で、高音の抜けが劣り空間再現性に違和感を覚えたから契約を見送りしました。

又、音源が良くない影響からか良くないと言う投書に拘泥しているせいかも知れません。

その後、FM放送を試聴した第一印象はアナログらしい、温かみのあるふくよかさを感じました。しかし、生演奏会には劣りますが・・・

私は、仕事上 半導体 受動部品(アルミ電解コンデンサ、固定抵抗器、他)生産販売業務に従事しておりました。月間十億円の商いです。
部品の寿命と信頼性に関するノウハウは持ち合わせておりまる。以外に短いですよ!

当然、FMチューナーの良質で聞ける期間は十年以内でしょう。*パソコンは5年位です。

ご先輩のお考えを披瀝頂ければ、幸いに存じます。

【エムズの片割れより】
MUSIC BIRDの終了は残念でした。でもFM放送は、音楽垂れ流し(失礼!)と違って、あらゆる音を届けてくれるので、自分は好きです。特にラジオドラマの生々しさ・・・

そうですか・・・。部品屋さんですか・・・
自分も現役時代は、電気メーカーの設計の端くれでしたが、確かに古い機械の性能は疑問ですよね。
そう考えると、FMを最良で聞くために、今、自分が拘っている30年前のL-02Tもどれだけ、当時の性能が出ているかは疑問。かと言ってアキュフェーズと比べる気も出ず・・・
そのうち、L-02Tの全電解コンを交換して再調整したらどうかと思っていますが、どうでしょう?電解だけ交換しても、抵抗の値が変わっていて、バランスが崩れていることも充分考えられますので、30年前の機械の再生は無理でしょうか・・・??(当blogの2011年8月17日の記事を参照下さい)

投稿: Hinomoto | 2012年5月20日 (日) 22:33

皆様、スカイツリーからのFMで良くなったようで良かったですね。
私はマンションの1階でポータブルラジオでFMを聴いています。
メインの部屋は大きな窓で南に向いていますが、パソコンをする
小さな部屋は隣との建物の間隔が1m程度で、窓際にラジオを置いて
何とか聴いています。
しかし、NKHとJ-WAVEの送信アンテナがスカイツリーに移ってから
は受信状態が大変悪くなりました。天候や時刻等で受信状況が
変わります。
ロッドアンテナの少しずつ変えて何とか聴いています。
送信アンテナ位置が高くなったので良好になると思っていました
ので期待外れでした。
調べてみたら、スピルオーバーと言われる放送対象地域外への
影響を防ぐために、空中線電力を10kwから7kwに減らしている
のですね。なんと30%減です。
道理で受信状態が悪いわけです。とても残念です。

【エムズの片割れより】
スカイツリーに移って悪くなった地域があるのですか・・・。ウワサによると、当初10KWだったのが、あまりに飛ぶので、7KWに減らしたとか・・・。確かに実効輻射電力(ERP)は増えていますね。(2012年4月30日の記事参照下さい)
原因は何でしょうね?NHKに電話で問い合わせてみたら・・・?

投稿: 山山 | 2012年5月22日 (火) 10:59

エムズの片割れ さまへ

早速のご教示感謝致します。

私は、純粋の「電子部品屋」ではありませんので、総て解答出来るだけの技術能力を持ち合わせておりません。

電子機器の寿命は、MTBFで理論計算出来ますので、貴殿は遥かに高い技術解析力をお持ちだと思います。

結論、現在 電子部品は機器の軽薄短小でチップ化され、ディスクリート部品は電源用のアルミ電解コンデンサ位が存在している位でしょう。

電解液も時間の経過と共に蒸発してなくなります。高温には特に弱いです。(容量の低下)

コイルも絶縁破壊で、機能は発揮出来ません。

よって、放送局用機器のメンテナンスも費用が発生しますので、赤字会社の発信電波も歪みが増加していくリスクは避けられません

音響機器用は、エッチングアルミ箔と電解液は違います。映像機器ビデオ用は、普及品です。

品質ランクは、日本製、台湾製、中国製です。

故に、中国製機器はパソコン、携帯電電話等、ライフは3年位でしょう。機器のサイクルが短いので、問題視され難いのが、現状です。

現在、中国国内では国産家電機器の火災事故で問題視されているようですが、報道管制で実情は解りませんが。(2~、3割との説あり。)

もう、音響機器は国内では生産しておりませんので、パーツ交換は困難でしょう。

私は、本社勤務が長く 半導体貿易摩擦で米国での業界会談 半官半民の制御研究所事務局(放射能漏れの処理ロボットの実用化研究)重電機器工業会委員(原発含む) ネットテロの防犯対策プロジェクト の経験だけですので解答はこの程度でご容赦願います。

機器の寿命テスト・ランキングは、
1.アマチャ無線機器:旧TORIO社 Model R-1000(30年無故障)
2.FMチューナー:Technicsブランド ST-G7(30年無故障 但しFズレ発生 点検・修理は法律論で拒否)
3.カッセトデッキ:ソニー製 TC-K333ESX(27年でダウン。幹部と面識があるので点検・修理依頼したが拒否。修理専門業者にチェック依頼した。電子部品ライフのノウ・ハウをお話ししたら、無償でチェック頂いた。機器は無償提供させて頂いた。部品を転用するとの事でした。

この程度の解答で、何卒 ご容赦願います。

【エムズの片割れより】
色々勉強になります。それぞれ納得・・。
前にオーディオユニオンに行ったら「古い機械では、いつ壊れるか分からない。幾ら昔の機械に惚れても、決して安定しては使えない」と言われて、ごもっとも・・・
自分は、とりあえずバリコン式のFMラジオを、音が我慢を越えるまで(寿命まで)使おうかと思っています。

投稿: Hinomoto | 2012年5月22日 (火) 13:47

エムズの片割れ さまへ

お世話様です。

私の送付メール 記述レイアウトの不都合で、乱れた画面となり、読みづらく申し訳ありません。
貴殿のご判断に削除の執行は、一任致します。
数回、記述中に消えてしまったトラブルを経験しましたので、未だに恐怖心はあります。
*「確認」をクリックした時に画面が削除されて、文面が回復不可の時もありました。
電子メール・ソフト との相性か、私しの操作ミスかも知れません。
誠にスミマセンでした。

【エムズの片割れより】
とんでもございません・・・。

投稿: Hinomoto | 2012年5月22日 (火) 14:29

エムズの片割れ さまへ

お世話様です。
もう一つお伝え致したい事が、ありました。
特に、半導体は技術革新が激しい上に、小ロットでは、メーカーは受注は辞退します。採算に合わないからです。
又、製造プロセスも進展して、20年~30年前のディスクリート IC LSI は、現在 在庫は存在しておりません。
内部配線はアルミ線が主体でしたので、湿気に極めて弱く、腐食します。(半断線状態もあり。)
その後、金線に切り替わりましたが、放電現象とスパーク飛び込みに極めて弱い特性があります。
又、誘導雷にも弱いです。
顕微鏡で観察すれば、破壊状況は解析可能です。
その事もあって、補修部品の保管期間を8年程度でお茶を濁した経過があります。
現在、電子部品ユニットで信頼性の高いのは自動車のエンジン制御ユニットだけでしょう。
ご参考になれば、幸いに存じます。

【エムズの片割れより】
なるほど。・・・ということは、30年間電気が入っている基板上のICよりも、未使用の30年昔のICの方が、信頼度が高いとも言えない??
今後を考えて、動いている現用ICを、未使用の(30年前の)ICに交換しようかと思っていたのですが、どうなんでしょうね?

投稿: Hinomoto | 2012年5月22日 (火) 15:19

エムズの片割れ さまへ

早速の問合せに関し、解答致します。

半導体の製品進展はコストダウンとの戦いでした。

セットメーカーからの値下げ要請は激しいものがありました。

よって、半導体のコストを低減するべくセラミックパッケージ⇒プラスチックパッケージに切り替えました。

その時にゲジゲジ足とのかんごう精度が重要視されました。

又、内部半導体との結線はハンドで行うかor
ワイヤーボンでィングを機械で行うかによって
溶着精度が変わって来ます。

半導体の現品を見れば、転用の可否は分かるものと思います。

品筆管理が厳しい機器は、自動車 オートメーション装置 それから民生用電気機器です。

因みに、発電・送電用重電機器類の寿命は、30年ですが、20年程度で故障前に交換します。

十数年前に、JR東・新宿の変電所の火災事故が
新聞沙汰になりました。
50年間も交換しなかった咎です。
消火処置は、放水したら感電死しますので、新宿消防署は、鎮火するまで放置しておりました。

同様に弱電機器も同様な火災事故は、避けられません。それが現在中国で多発している訳です。

技術のパクリだけでは、世界に見放されますが
・・・
(*新幹線の衝突事故のごとく)

投稿: Hinomoto | 2012年5月24日 (木) 16:52

エムズの片割れ さまへ

問合せに関し、下記の通り簡潔に記述します。

いつも長い文章になり、失礼致しました。

1.未使用のIC交換に関し:セットメーカーのサービス部門で、IC特性表と測定器を持っているかによります。恐らく無いでしょうが・・・
ICをプリント基板から外すには、特殊なハンダゴテが必要となります。熱に大変弱いので取り外す技能を有する人材がいるかによります。
今は、数十円の部品故障でも数万円もする制御ユニット交換で稼がれる時代ですから・・・ 

自動車は、サービス会社で全品交換したら3倍以上のコストになります。

2.スピルオーバー 実効輻射電力(ERP or
EIRP)問題は、NHKでは解答し切れない事項でしょう。2年~3年前にFM送信メーカーと仕様打ち合わせを開始しているはずです。
許認可権は、総て総務省・担当部局が握っているからです。原子力村同様にご用学者が決めております。

◎是非、貴殿が代表して配布検討資料を入手の上、改善策をこうじて貰うべく運動して頂きたい。*FMテスト電波実測車の不備だったのか?

●個人的な見解ですが、世の中はアナログ音楽⇒デジタル音楽・映像も音楽も圧縮技術自体に入り、アナログ電気機器はドンドン生産中止となり、製造メーカーもリストラ・合併⇒中国系企業に身売りされて技術者もいなくなっております。

TV部門技術者も千名前後が韓国メーカーに流れ
日本TVメーカーは2兆円弱の赤字決算になり、全ての部門に渡り経営レベルの低さに呆れ返ります。

一方、FM放送に関しては、放送方式による音質比較データーを閲覧しますと、空間再現性 ダイナミックレンジ 周波数特性 S/N で判断する限り、BGMとしてで聞ける程度だと割り切っております。今後は、radikoに流れて行くことでしょう。流れは止められません。

生演奏会レベルのHiFi音は、我々庶民の家では、再現は全く不可能です。
  
NHKホールでの歌謡曲生演奏会は、スピーカーシステム等の影響からか硬い音で、肉声の再現性には劣ります。聞けたものではありません。
NHKには、音楽性の分かる技術者が、いないからでしょうか? データーだけで判断しているからでしょうか???

現在、ピアノ曲を再現出来る国産スピーカーは、見当たりませんので、2台共ヨーロッパ産
です。*スタンウェンピアノは、毎日生で聞きました。  ◎素晴らしい音楽性のある音・響きです。

私は、当局でインターネット犯罪防止プロジェクトに参画しておりましたので、PCオーディオの構築に現在取り掛かっております。

【エムズの片割れより】
色々と勉強になりました。ありがとうございました。

投稿: Hinomoto | 2012年5月26日 (土) 12:32

お世話様です。

今後、「FM受信ファンクラブ」の「創設・運営」の予定をお持ちですか?
ファンの方々より、各種教えて頂きたい事項が多々あるからです。*チューナー修理の件で。
現在、PC2台を使って企業経営評価研究が、私の主体業務です。
FM放送受信は、チューナーの音色が好みに合わないのでBGMとして1日に3~4時間程度 聞き流すだけです。(*メーカー色の癖の音。)
好みの音色は、LUXMANとマランツを合わせた音です。*アキュフェーズ T-1100 に興味!
スピーカー2セットは、何れも欧州産です。
国産製は、スタンウェンの音色再現が苦手のように思います。又、音楽性はありません。

一方、A級アンプですので、熱くなります。寿命を伸ばすべく室温が30度以上に上昇したらradikoに即 切り替えて聞いております。

色々と申し上げて、失礼致しております。私の一族は医者が3名もおり、病室での患者向け癒しに BGMの実用化を考えております。
ご無理をなさらない程度で、お考えを披瀝頂けたら幸いに存じます。
ご負担でしたら、今回のコメントでお開きとさせてれ頂きます。
大変、お世話になりました。

投稿: Hinomoto | 2012年5月28日 (月) 12:29

初めまして、マッノといいます。
よろしくお願いします。

実はTOKYO FMもアンテナを東京タワーの頂上部(以前、NHKアナログテレビが使っていた場所)に移動するそうです。
しかも、ERPを120kW(現在の約3倍、東京スカイツリーの2倍以上)に増力するつもりだそうです。
そうなれば、マルチパスノイズも解消されましょうか?
そうなると、後はInterFMと放送大学の動向ですよね。
この2局も頂上部あたりに引っ越す予定はあるのかな?
ちなみに、地デジはスカイツリー移転後もアンテナはそのままになりますかね。一応、予備電波塔として残るわけですから。
もしくは、設置場所を買えるとか?
特に放送大学のテレビはどうなりますかね?(放送大学はタワーのまま)

質問攻めみたいになってしまいました。
申し訳ありません。

参考:http://www.tfm.co.jp/company/pdf/news000686.pdf

【エムズの片割れより】
貴重な情報をありがとうございました。
TOKYO FMのアンテナが高くなるんですね。
マルチパスの問題は、受診場所がどこか・・・ですね。
たぶん最悪の当八王子方面からみると、今まではアンテナ高が180~220mで、新宿副都心の高層ビル群の高さが240mですので、電波がビルに反射してマルチパスでジュルジュル・・・は当然の結果。
一方、スカイツリーのアンテナ高は540m。つまり高層ビル群の上を電波が通ってくるので、反射(マルチパス)無し。
そして今回のTOKYO FMのアンテナ高は308~333mなので、電波(直接波)が高層ビル群の上を通ってきて、マルチパスは相当に減ると思いますが、スカイツリーのように、完全に無くなるかどうか・・・。
なお、電波の強さとマルチパスの有無は関係ありません。東京タワーの時は、電波は強力でしたが、ものすごいマルチパスノイズがありました。
なお、InterFMと放送大学のことは良く分かりません。ただ放送大学がモノ放送だとすると、ノイズには強いはずです。

投稿: マッノ | 2012年9月18日 (火) 00:49

何処が表示されるか分かりませんが、
「番組表」へ行くと地元のラジオが聴けるはずです。
http://radiko.jp/#

サイマルラジオ
http://www.simulradio.jp/#kinki

【エムズの片割れより】
サイマルラジオは知りませんでした。いやはや、全国のラジオがNetで聞けるようになるとは、時代も変わった・・・。でも残念ながら、音は悪い・・・

投稿: なち | 2012年9月23日 (日) 08:41

今発売の「ラジオマニア」という雑誌に当記事とこちらの記事(http://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/fm-c590.html )のことが載っていましたよw
今回はスカイツリーにNHK-FMとJ-WAVEが移転して音質などが改善されているのかという特集が載っているんです。
そこで、この2つの記事を参考としたそうですよw

【エムズの片割れより】
お知らせありがとうございます。
それにしても、つたない当blogの記事が公式な雑誌に取り上げられるなど、ホントウに光栄の至りです。

投稿: マッノ | 2012年11月30日 (金) 01:02

追記。
「ラジオマニア」に書かれていたことですが、
TOKYO FMがタワーから移転出来ない理由の推察はご存知かと思いますが、
Inter FMは周波数(76.1MHz)が隣接する(76.2MHz)水戸のFMぱるるんや高崎のラジオ高崎のコミュニティFMと混信する恐れがあるので、
スカイツリーへは移転できないのではという見方です。

放送大学ですが、もしかしたら、できることなら地上波(地デジ・FM)はやめたいと思っているのでは?
というのも、BSで(ラジオも)全国放送が達成されているため、
関東限定の地上波は明らかに無駄に感じます。
たぶん、今は法律でそう勝手なことができないように規制されているのではと思いますが。

【エムズの片割れより】
そうですか・・・。なかなか一筋縄では行きませんね。

投稿: マッノ | 2012年12月14日 (金) 00:42

TOKYO FMのアンテナ移転ですが、
そのアンテナからの本送信が2月11日から始めるそうです。
それに伴い、特別番組も組んでいるそうです。
http://www.tfm.co.jp/company/pdf/news000825.pdf
http://www.tfm.co.jp/specialweek/201302/tower/index.html

【エムズの片割れより】
そうなんですね。これでマルチパスがどれだけ減るか?楽しみに注視します。

投稿: マッノ | 2013年2月 8日 (金) 02:34

ご無沙汰いたしております。
久しぶりに「FM放送」を聴く状態になりました
ので、ご挨拶申し上げます。

先般、衛星放送局 SPACE DiVA 新チューナー(5万円弱)を借用して試聴しましたが、音声圧縮されたデジタル音楽ですので私の感性に合わず導入を諦めました。
その時に、比較した「FM放送」の音楽はアナログ音ですので、温かみのあるふくよかな音 まろやかで深みのある音で、良さを再認識しました。
但し、ご指摘されたように「TOKYO FM」の音はコンプレッサーの掛け過ぎで異質な音です。
ラジカセ向けの音なのでしょうか?
次に、「NTT東日本」光ケーブルFM放送の音楽は、AM放送並みの音質程度ですので期待できませんでした。
やはり「FM放送の音」は、聴き疲れしません。
アンテナとブースターの選択を誤らなければ、まだまだマニア?に支持されると考えます。

「エムズの片割れ」様のご尽力に感謝申し上げます。

【エムズの片割れより】
自分も以前SPACE DiVA を専用チューナーで聞こうかと思いましたが、どうしても原理的に良い音が出るとは思えず諦めました。
自分の好みは、クリーンな音より、アナログっぽい音が好きなので、L-02Tで充分に満足しています。やはり電波の質と、チューナーだと思っています。なお、局はNHK FMしか聞きませんので、スカイツリーさまさまです。

投稿: Hinomoto | 2013年4月19日 (金) 13:11

Interfmの送信アンテナが来月11月中に、東京タワーの上の方に移動するみたいです。

番組の中で言っていました。

【エムズの片割れより】
そうですか・・・。今の165mはあまりに低いですものね・・・

投稿: jun | 2013年10月16日 (水) 17:35

11月中ももうすぐ終わりますが、InterFMの送信アンテナ移動の話はどうなっているのでしょうかね・・・

【エムズの片割れより】
自分はNHKl FMしか聞かないため、情報に疎いのです・・・。

投稿: マッノ | 2013年11月24日 (日) 20:19

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 子どもの難読名が急増中 | トップページ | 「不可能の反対語は可能ではない。挑戦だ」 »