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2012年2月25日 (土)

ミス・コロムビアと美空ひばりの「悲しき子守唄」

前に、せっかくこの世に生を受けたのだから、名前だけしか知らないオペラを、死ぬまでに1度くらい見ておかなければ・・、という記事を書いた(ここ)。
映画や小説も同じだ。名前だけ知っている有名な作品を、機会があったら1度くらい中身を覗かねば・・・。その一環と言うわけではないが、今日は先日NHKで放送された(2012/2/5放送)映画「愛染かつら」総集編を見てしまった。1938年(昭和13年)封切りの監督:野村浩将、主演:田中絹代、上原謙の作品である。
昔から、霧島昇が歌う主題歌「旅の夜風」は知っていた。しかし映画「愛染かつら」を見ようとは思わなかった。でも、せっかく録画をしてあるので、一応見ておこうかな・・・と。
この総集編は、前編から完結編まで4本製作された映画からの抜粋。確かに見ていると、ストーリーが飛ぶところがある。でも結構面白かった。まあスジが単純な事もあるが、古い映画にしては結構テンポが速かった。しかしラストで、主人公の高石かつ枝が歌手としてデビューする展開は意外・・・
そのデビューの場面で高石かつ枝が歌った歌に、つい聴き惚れてしまった。映画では「母の愛」という曲名だったが、レコード発売は「悲しき子守唄」。もちろん知っていた歌ではあるが・・・
120225kanashiki 映画を見終わった後でNetで調べてみた。Wikiの「旅の夜風」の項目に、「なお、高石かつ枝が歌手になってステージで歌った「悲しき子守唄」は、田中絹代は歌わず、ミス・コロムビアのレコードをかけていたため、口だけ動かすという形になっている。」とある。
なるほど・・・。どうも田中絹代の声ではないと思って聞いていたが・・・

<ミス・コロムビア(松原操)の「悲しき子守唄」>

「悲しき子守唄」
  作詞:西条八十
  作曲:竹岡信幸

可愛いおまえが あればこそ
つらい浮世も なんのその
世間の口も なんのその
母は楽しく 生きるのよ

可愛いお目目よ 丸い手よ
見れば撫でれば 悲しみも
忘れていつか 夢の国
母は涙で 笑うのよ

つらい運命の 親子でも
吾が子は吾が子 母は母
神様だけが 知っている
たまに逢う日の 子守唄

また、同じくWikiに「「北上夜曲」のメロディは、「悲しき子守唄」にヒントを得て作られたと言われている。」という記述があった。
北上夜曲に限らず、このような叙情歌は3拍子が多い。先日FMで放送していたが、三橋三智也の「北上川エレジー」も似ている。
もう70年以上前の歌だが、この歌は3拍子叙情歌の元祖のような気がする心に滲みる歌ではある。

最後に、大御所、美空ひばりのステレオ録音でも聞いてみよう。

<美空ひばりの「悲しき子守唄」>


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