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2012年2月22日 (水)

家庭用耐火金庫を買った話

家庭用の“金庫”を買ってしまった。これも考え物ではあるが・・・・。
カミさんとの雑談で、なぜか我が家の重要書類の保管の話になり、金庫を買おうかという話になった。
自分の動機は、重要書類の散逸防止。何かあったときに、土地の権利書や預金通帳、印鑑、証券などの重要書類が一箇所に集中していれば、後処理をする人にとっては便利。
そう言えば、十数年前に亡くなった親父が、「重要書類はここに置いてある」と言って、タンスの片隅に小さな黒いバックを置いていた。親父が脳卒中で突然亡くなった後、兄貴がそれを開いて処理をした。何をしたのかは分からないが、少なくとも重要書類の在りかが分からない、という話は無かった。それと同じ発想。
一方、カミさんの動機は、火災からの保護。自分は、重要物の集中が目的だったので、いわゆる保護箱で良いではないかと思ったが、カミさんは耐火が前提だという。それで今回は耐火の金庫とした。

家庭内で、重要書類をどこに保管するか、という課題に対し、普通はドロボウ防止を考えて“隠す”。しかしそれは自分が突然死したときに、残された遺族からも“隠す”ことを意味する。最近、政府が金融機関の休眠預金の活用を検討しているが、これとて他人事ではない。我が家とて、休眠口座作りにいつ協力するか分からないのである。よって、少なくても残された家族に財産内容を伝えることは必要。遺書を書く目的も、一つはここにある。

よって今回の目的を、①保管場所の明確化 ②防火・防災 ③ドロボウからの防止 と大きく考えたとき、ドロボウさん防止は初めから諦めることにした。つまり、人間が金庫を盗もうと考えたとき、それを防止する手立ては無い。幾ら重くしても、持って行くときは持って行く。よってドロボウ防止は最初から諦め、保管場所と防火のみを目的とした。

次の検討課題が、解錠方式。昔からのダイアル式は、右にクルクル数度回したり、左に回したり、素人には結構難しい。鍵式は、その鍵をどこに保管するかが煩わしい。書類をどこに保管するか・・のために金庫を考えているので、同様に鍵をどこに保管するかで悩むのなら、金庫を買う意味は無い。それらに比べ、暗証番号のテンキー式は慣れている。
よって、今回はテンキー式の金庫に絞った。
次に大きさだが、やはりA4の書類が入ることは条件。
よって、今回の自分の要求仕様は、①耐火式 ②テンキー方式(鍵なし) ③A4サイズの書類が入る事、となった。

自分流の製品探しは、“売れているのはどれ?”がスタート。価格コムで見ると(ここ)、セントリーというメーカーの「SB0507」という製品が1位だという。価格も2万円ほど・・。1万円以下だとオモチャだし、3万円だとちょっとツライ。2万円位がちょうど良い・・

セントリー(SENTRY)の「SB0507」はアメリカの製品。日本の“セントリー日本”という会社が売っている。テンキー方式で、1時間の耐火仕様、かつA4サイズが入る。まあ買うならこれかな・・・と、先日ホームセンターに行ったときにホンモノを見た。ホームセンターでも売れ行き1位と書いてあった。A4書類もすぽっと入る。大きさも手頃。重量は40キロで結構重い。結局それほど迷わずこれにした。
そして価格。ホームセンターでは2万6千円弱だった。持ち帰り可能、とある。通販では最近の円高のせいか、2万円を切る。よって通販で買うことにした。
次に設置方法。40キロをどう見るか。自分で2階に持って上がれるか? 46インチ液晶テレビ2台分。一升瓶7本分?石油の18リットル容器で2つ以上の重さ。それに、二人で運ぶには小さすぎる・・。
ふと、石油を買いに行った時に、両手に赤い石油タンクを持ってヨタヨタと歩いた事を思い出した。小さくてあれより重い。持てるわけがない。よって自分は、最初から運搬はギブアップ。こんなことで、ぎっくり腰になってはバカバカしい。
すると、一番安い価格のまま、送料だけでなく「設置料込み」があった(ここ)。(設置を別に頼むと1万円くらいかかるらしい)
つまり、ホームセンターの持ち帰り価格2万6千円に対し、通販だと設置込みで2万円弱。探せばあるものである。
発注してから2~3日後に配達される。それで今日着いたのがこれ・・・。普通の宅配業者ではなく、家具組み立て・設置業者が2人で持って来た。宅配業者と違い、やはり運ぶ事を考えての2名体制。でも一人で難なく運んでいた。(写真はクリックで拡大)

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5桁の暗証番号は、元々付いている工場暗唱番号の他に2つ設定出来るので、都合3つのうちの一つを入れると開く。金庫と一緒に渡された封筒には、「開封された形跡がないかどうかをご確認下さい。」との注意書き。中に解錠の番号が書いてあるので、開封された形跡があれば当然、返品・・・。
そして一番心配だった、電池が切れたときの対処は、元々電池ケースが外側に付いているので安心。(取扱説明書はここ

どこに設置するのかが問題だが、ウチの場合***に設置した。ドロボウさんは気にしないものの・・・。かと言って、あまり隅っこに置いて、使いづらいのも問題なので・・・。
今日の設置で、やはり一番の問題は、玄関からの運搬だと思った。40キロはとても重い。やはりどんなに力に自信がある人でも、素人は止めた方がよい。たぶん、後で必ず体にダメージが出る。

かくして、これからは番号だけ家族に知らせておけば、何があっても安心・・。
段々と“整理”を始めたシルバー族ではある。

●追:結果として小さかった。大事だと思った物は何でも入れてしまったため、予想よりも中はギューギュー。予め、何を入れるかを決め、それに合わせて大きさを決めた方が良いかも知れない。なお追加の棚は必須。


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コメント

丁度,必要性を感じていたところで大変参考になりました。
有難うございます。

【エムズの片割れより】
それはそれは・・・。我が家では、何でも放り込むため、もっと大きいのを買えば良かったと思っています。でも重要書類はここ、と決めてあるので、見付けるのは簡単・・・。

投稿: 関口慎一 | 2013年4月20日 (土) 05:40

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