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2011年9月 3日 (土)

「日本 実は『高金利』~超円高の要因に」

昨日の日経新聞に“日本実は「高金利」”という記事があった。“実質金利”とは、目から鱗の切り口?? 少し読んでみよう。曰く・・・(写真はクリックで拡大)

日本実は『高金利』~超円高の要因に
          米欧は物価上昇 ⇒ 実質金利のマイナス拡大
 日米欧の主要国・地域で、政策金利から物価上昇率を差し引いた実質金利が、そろってマイナスとなった。物価上昇圧力が高まっているが、景気への配慮から利上げに踏み切れないためだ。金融が極めて緩和的な状況といえ、物価上昇を加速させやすい。デフレ傾向の日本やスイスの実質金利は相対的に高く、米国の実質金利との格差は広がっている。これが歴史的な通貨高の原因になっている。
110903kinnri  6月の米国の実質金利はマイナス3.3%で、1年前のマイナス0.8%から大きく低下した。ユーロ圈、英国もマイナス幅を広げた。日本とスイスの実質金利もゼロ近辺ながらマイナスだ。日米欧が実質マイナス金利となるのは2000年代半ば以来となる。
 先進国の実質金利がマイナスとなったのは、物価がじわじわと上昇する中で、景気刺激を優先して低金利政策を維持しているためだ。
 米国は少なくとも13年半ばまでは事実上のゼロ金利を続ける方針。欧州は7月に利上げしたが、金融不安の高まりを受けて「再び利下げに転じる」との見方が出ている。ただ物価上昇に対する国民の不満も高まっており、金融政策は景気刺激と物価安定のジレンマに直面している。
 経済成長が続く新興国でも実質金利は低下傾向にある。中国はマイナス3.2%、韓国もマイナス1.2%だ。実質金利がプラスのブラジルも8月31日、政策金利を0.5%引き下げた。実質金利の低下が世界的に広がれば、物価上昇の勢いが強まる懸念がある。投資マネーは実質金利が相対的に高い日本に流れ込んでいる。名目金利は低いが、物価上昇による資産価値下落の可能性が高くないと見ているためだ。
 日本の実質金利から米国の実質金利を引いた金利差は1年前は1.6%だったが、今年6月には3.21%に広がった。スイスの実質金利も米国より高く、円とスイスフランは8月に対米ドルで過去最高値を記録した。日本はすでにゼロ金利で、名目金利の低下余地は残っていない。デフレから脱却しない限り、実質金利を下げて円高に歯止めをかけることは難しい。
(▼実質金利 見かけの金利(名目金利)から物価上昇率を差し引いたもの。今回は各国・地域の政策金利から、経済協力開発機構(OECD)がまとめたそれぞれの消費者物価上昇率(エネルギー、食料を含む)を差しいて算出した。実質金利のマイナスは、お金を銀行に預けても利息収入が物価上昇に追いつかない状態。お金が投資や消費に回るため景気を刺激する効果はあるが、物価上昇など副作用も生じやすい。)」(2011/09/02付「日経新聞」p1より)

なるほど・・・。でもこの話は恐怖を伴う・・・・。
つまり当分円安にはなりそうにないので・・・・

大きな声では言えないが、我が家でも投資信託を・・・・。それが今の円高でボロボロ・・・
昨夜、毎年2月に開かれる70年入社の同期会の“ミニ”が立川で開かれ、台風の空模様の中で、11人が出席し、自分も行ってきた。そこで会ったMという男。その男は“入社式”以来の友人なのだが、会う度にこう“のたまう”・・・。
「(エムズ)さんを信じて、勧められた投信を買ったが、円高でボロボロ・・・・。**万円のロスだ・・・」。いつもの“口癖”なので、全く気にしていないが、「てやんで~。こっちはそれどころじゃない。もっともっと目を背けたくなる位にボロボロだ~・・・」と言い返してやった。エッヘン!

我が家の家訓、「臭いものには蓋」のごとく、目を背けているうちにどうにかなるだろう・・・・!? ナンテ思ってはいるが、こんな新聞記事を読むとガッカリだ。

あとひと月程で自分も64歳の誕生日を迎える。この64歳という年齢は、我々の年代では一つの転換点。つまり年金が全額出る年齢なのだ。まあ自分の場合は、サラリーマンの延長戦中なので、雀の涙の給料のため、年金が減額されるので、幾ら貰えるのかは良くは分からない・・・
でもサラリーマンは助かる。厚生年金だけでなく企業年金があるので、月々確実に振り込まれてくるお金は、安心を呼ぶ。
前にも書いたが、人間そうそうお金を遣えるわけではない。限度がある。よって、足腰が故障する前に、行きたい所には行っておくべきだし、買って楽しめるものは、早く買って楽しんでおくべき。(これも大きな声では言えないが)そんな言い訳で、今日もコンデンサー・ヘッドホンを買ってしまった・・・。
なーんて、無駄遣いの言い訳をしている昨今だが、理屈抜きに、「もとの安い円に戻るのはいつ?」・・・・


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コメント

経済の門外漢が言うのであるから、聞き流してほしい。もしかしたら、欧米は禁断の木の実を食べてしまったのかもしれない。アメリカはなりふりを構わない。欧州もそうである。アメリカは貨幣の流通量を倍以上ふやしたのであろう。欧州もそれをやってしまった。とすれば、貨幣価値は当然下がる。日本はそれをやらない。自国の貨幣価値を下げる事を日本人は潔しとしない。江戸時代の経験である。江戸幕府は散々貨幣の改悪をやった。知っていて欧米はやっている。自らに自助努力をせず、悪貨は良貨を駆逐するである。自滅の道を進んでいるのである。

【エムズの片割れより】
スイスは、ユーロとのレートを維持するために、無制限の介入を決断したとか・・・
日本は規模が大きすぎて無理・・・。
経済とは、ある意味、手が付けられない化け物ですね。

投稿: 金子 次郎 | 2011年9月 4日 (日) 14:25

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