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2011年7月 8日 (金)

東京リーダーターフェルとダーク・ダックスの「惜別の歌」

義姉が亡くなってから4日になる。それにふさわしい歌は無いかと探したが、なかなか思い浮かばない。クラシックだったら、チャイコフスキーの悲愴交響曲や、ベートーベンのエロイカの葬送行進曲、マーラーの1番「巨人」の2楽章の葬送行進曲も浮かぶ。それにショパンの葬送行進曲もあるし、とにかく色々な曲がある。しかし追悼の日本の歌は思い浮かばない・・。ふと、「惜別の歌」をまだ取り上げていなかったことを思い出した。
そんな訳で、今日は有名な「惜別の歌」を聞いてみよう。まずは男声合唱の「東京リーダーターフェル1925」の歌で聞いてみよう。

<東京リーダーターフェル1925の「惜別の歌」>

「惜別の歌」
  作詞:島崎藤村
  作曲:藤江英輔

遠き別れに 耐えかねて
この高楼に のぼるかな
悲しむなかれ わが友よ
旅の衣を ととのえよ

別れといえば 昔より
この人の世の 常なるを
流るる水を ながむれば
夢はずかしき 涙かな

君がさやけき 目のいろも
君くれないの 唇も
君がみどりの 黒髪も
またいつか見ん この別れ

そして、定番ダーク・ダックスの歌でも聞いてみよう。

<ダーク・ダックスの「惜別の歌」>

自分は、この歌はなぜか女声よりも男声の方が好きだな・・・。
この歌が生まれた背景は(ここ)に詳しい。それによると、この歌は終戦直前に中央大学の学生の間で生まれ、中央大学の学生歌として定着したものが、昭和26年頃にレコーディングされ、昭和30~40年代の歌声喫茶でよく歌われて有名になったという。
自分が知ったのも、歌声喫茶のルート。しかしこの歌が昭和20年頃の作とは知らなかった。でも3拍子の物静かな旋律は、「北上夜曲」(ここ)と似て、静かに心に滲みる歌だ。

背景は、藤村の原詩は嫁ぐ姉、そしてこの歌詞は戦争での別れであるという。作者には大変に失礼だが、今日はこんな静かな歌を聴きながら、亡義姉の冥福を祈ることにしよう。


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コメント

好きな歌で時々カラオケでも歌います。ただ、カラオケ仲間たちはこの歌は小林旭の歌で、あのように歌うものだと思っている節があります。私は島崎藤村の歌詞とこの曲の生まれた経緯を知っています。偏見があるかも知れませんが、小林旭の歌い方はこの歌の品位に相応しくないのではと思っています。東京リーダーターフェル1925やダークダックスの歌い方が好ましいですね。

【エムズの片割れより】
実は自分も小林旭の歌い方は好きではありません。この歌は、しみじみと“正統派”で歌うべき歌だと思います。

投稿: 山下仁平 | 2011年7月10日 (日) 23:05

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