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2011年5月 8日 (日)

東京リーダーターフェル1925の「流浪の旅」

自分が、男声合唱団 東京リーダーターフェル1925を知ったのは「さすらいの唄」を聞いたとき。その紹介の時にも書いたが(ここ)、その朗々とした歌声に魅了され、CDを手に入れたいと調べてみたら、この合唱団のHPにかつて発売されたCDの紹介があった。(ここ

そしてこの「さすらいの唄」が、1987年発売の「想い出の青春讃歌 嗚呼玉杯に花うけて」Image06551 というCDに入っていることが分かった。もちろんこのCDは廃盤で手に入らない。それで、ダメもとで、ヤフオク(Yahooオークション)のキーワードアラートに登録しておいた。つまり「想い出の青春讃歌」という文言が入った出品があると、メールで知らせてくれるというもの。(写真はクリックで拡大)
それから約2年。メールが飛んできたのである。このCDがヤフオクに出品された、との連絡。シメシメ・・・
こんなマイナーなCDは誰も気にしないだろう・・・と思い、目立たないように(!?)終了時間ギリギリに応札することにした。案の定、出品期間の1週間、誰も応札者はいない・・・。
そして20分前に、そろそろ良いかな・・と応札。あと10分で終了。あと5分・・・。
・・と誰かが高値応札をした。ビックリ!負けるものか・・と、より高値を提示。結局、最初の値段の8割アップで落札出来た。
いやはや、やはりオークションは最後の5分間が勝負。でも、まず手に入らないCDを入手できたのはラッキー。
そして先日着いたCDを聞いてみた。なるほど・・・・。
そんなCDから、今日は「流浪の旅」を聞いてみよう。

<東京リーダーターフェル1925の「流浪の旅」>

「流浪の旅」
  作詞・作曲:後藤紫雲、宮島郁芳

流れ流れて 落ち行く先は
北はシベリア 南はジャバよ
いずこの土地を 墓所と定め
いずこの土地の 土と終わらん

きのうは東 今日は西と
流浪の旅は 何時までつづく
果てなき海の 沖の中なる
島にてもよし 永住の地欲し

思えばあわれ 二八の春に
親のみ胸を 離れ来てより
過ぎ来し方を 思いてわれは
遠き故郷の み空ぞ恋し

この歌は、大正10年(1921年)の歌。珍しいことに、作詞も作曲もそれぞれこの二人の名前になっている。
とにかく古い歌だ。そう言えば、この合唱団が出来たのが1925年だというので、まさにこの歌が発売された頃・・。なるほど、確かにこの合唱団の歴史も古い・・・・

先の「さすらいの唄」も大正(6年/1917年)時代の歌。これら大正時代の哀歌(エレジー)は、男声合唱が似合う。この合唱団、定演もあるという。今度こっそり聞きに行ってみようかな・・・

(関連記事)
東京リーダーターフェル1925の「さすらいの唄」


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コメント

昔TVドラマで森繁が歌ったのを聴きました。
南はジャバよの部分が妙に印象的でした。
音源を捜していたのですが、曲名も分からず今日に至ったのですが、おかげさまで長年の溜飲が下がりました。

【エムズの片割れより】
この歌は大正時代の古い歌ですが、知っておられる方も居るのですね・・。
古い歌でも、良い歌は幾らでもありますよね。

投稿: 通行人 | 2011年5月11日 (水) 10:24

ご無沙汰しております。

大好きな曲のことが書かれていたので、久しぶりに立ち寄らせていただきました。

オークションとはなかなか大変なものなのですね。八割高で購入されたものを、早速我々が聞かせていただけるーーー有難いことです。感謝感激です。

時代はシベリア出兵のころ。さぞかし日本も騒がしいころだったのでしょう。賛否は別として、帝國膨張主義の最後の旗手として東・東南アジアに矛先を向けていたーーーその時代。

「流浪の旅」「さすらいの唄」「蒙古放浪歌」「風雲児」など、ほぼ同じような気概が感じられます。男のロマンーーーそのものかな。

鶴田浩二さんも歌っておられますが、いかにも鶴田さんの生き様にあう曲かなと感心しています。今もし、鶴田さんがご存命ならば、
この日本の危機を目の当たりにして、売名ではなく、涙しながら東北・関東へ行かれ汗をながされるのではと想像します。

我々も及ばずながら、日本の現状をよく把握し、科学だけの進歩、利便性だけの追求にのみまい進するのではなく、それぞれの人間に何が大切かを考える良き機会としたいものです。

【エムズの片割れより】
自分も昔はエンジニアの端くれだったのですが、トシと共に、どんどんと文学部的?になっています。
こんな歌も、情緒に流されることなく、その時代背景を考えると、心が痛みますが、それはそれとして、今は純粋に音楽として聞いています。遅まきながら、これからは“人のこころ”を見つめたいと思っています。

投稿: 能勢の赤ひげ | 2011年5月11日 (水) 22:34

松永伍一『日本の子守唄』(1964年、紀伊國屋新書)の第9章「人身売買の哀歌」の中にこの歌が出て来ますね。
つまりこの歌はからゆきさんをテーマにした歌なのですね。

二八とは二+八で数え十歳のことですね。お月さん幾つ十三七つというのと同じ表現です。
数え十歳の幼さで売春宿に売られて行くという事がこの時代にはあったんですね。

【エムズの片割れより】
そうなんですね。歌詞の研究は未だでしたので、勉強になります。
歌詞の意味を思いつつ聞くと、実に味わい深い歌ですね。

投稿: ☆諒 | 2011年5月26日 (木) 19:59

指揮は荒木宏明さんですか。青春の思いが甦ってくるようです。オジサンのプロフィールが知りたいものです。

拙稿、椰子の風に吹かれて でこの歌詞を引用しております。

二八は16歳ですね、その娘年の頃なら二八。

【エムズの片割れより】
二八は16歳なんですね。法事の数え方と似ている・・・
歌詞もキチンと読むと、意味が深いようで・・・

投稿: 佐々木三郎 | 2013年5月13日 (月) 15:30

そうですか、二八は掛け算で16才のことだったんですね。
 「娘巡礼」という歌の中にも・・娘遍路はまだ二八・・という歌詞が出てきますが、私はこれを28才と疑問なく思っていました。
戦後まもなくの歌であまり知られていませんがよければ聞いてみてください。
you tubeにあります。

【エムズの片割れより】
Youtubeで「むすめ巡礼」を初めて聞きました。いかにも昔風の歌ですね。
法事の四十九日も七七日ですね。

投稿: み~子 | 2013年5月15日 (水) 20:05

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