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2011年1月31日 (月)

森山良子の「いつも通るこの道」

先日、NHK BS2で放送された「私のうたの道 森山良子」(2011/01/29放送)を見た。しみじみした広瀬修子の語りにより、森山良子の半生をたどっていた。
歌手への道のキッカケは、来日したジョーン・バエズに呼ばれて一緒に歌ったこととか。それに、“歌謡曲”「禁じられた恋」を歌う時の葛藤など、ナルホドという話が多かった。
確かに、「禁じられた恋」がヒットするに連れて、我々“老舗”は何か“チャウ(違う)”と思ったもの・・・。理由は簡単。フォークの森山良子が何で・・??
その異色の「禁じられた恋」については、“コブシを回せ”というレコードスタッフの指示に、非常な反感を覚えたという。しかしその後、作曲家三木たかしを始めとした製作スタッフの「売ろう」という熱意に対して、自分の不満など何とちっぽけな事かと痛感し、良い勉強になった。と言っていた。
その後、森山良子の澄んだ声での「歌謡曲」が続く・・・。今日はその中から「いつも通るこの道」を聞いてみよう。この歌は、1979年1月21日の発売。「禁じられた恋」から10年後である。

<森山良子の「いつも通るこの道」>

「いつも通るこの道」
  作詞・作曲:森山良子
いつも通るこの道は
あなたとの思い出いっぱい この石だたみ
ふたり立ち止まり 見つめあいましたね
いつまでも わたしの歌に 出てくるような
すみれ色の夕暮れでした
あなたはわたしを 好きだといって
わたしもあなたが 大好きでした

このうえなく照れ屋のあなたは
無口な少女の心のすきま うめつくすだけの
ことばも言えず ただやさしく
包んでくれました
若すぎたあのころの わたしは すこしだけ
おとなぶって
静かな愛の てざわりよりも
愛のことばが ほしかったんです

あなたにさよなら言った夜
ボロボロ朝まで 泣きました
あれからしばらくは思い出ほっぽり出して
あなたの好きな歌 口ずさんだ
あれから何度か 恋をして
少しちがう私に なりました
あのときもらったやさしさを
いまでも大事にしています

いつも通るこの道に
あなたとわたしのかげがゆれる
いつも通るこの道に
ゆるやかな風のメロディー

森山良子も自分と同じ年なのでちょうど63歳。1回のステージが2時間半。数々のコンサートをこなすには強靱な体力が必要。従って、ボイストレーニングの他に、階段を駆け上がるなど、日常の体力増強には心掛けているという。それでも、体がギブアップして、休演のアクシデントも・・・

そう言えば、先日同じNHKで、ヒューマンドキュメンタリー「裸の55歳 郷ひろみ THE エンターテイナー」(2011/01/07放送)を見たが、その姿勢と似ている。この番組では、55歳になった郷ひろみが全国55カ所を巡るツアーのために、自分を磨き、体力を磨き、そしてステージで最高のパフォーマンスを見せる姿を描いていた。ある意味「郷ひろみ」という“商品”をどう維持するか、それに賭ける執念を描いていた。
この森山良子の姿もそれとダブる。まあどんな役者・芸術家も、それが演劇やコンサートなどの“ライブ”である限り、その時、人は商品になる。
よって“その瞬間”を楽しみに集まってくる観客に対して、プロとして体調不良などとは言えない。これは大変なプレッシャー・・・。
自分などの凡人は、人生を見渡してみても、代替不可能な(絶対に欠席できない)場面なんて、そうそうあるものではない。せいぜい、結婚式の仲人や主賓などを頼まれた場面位しか思い浮かばない。つまりそれ以外の場面は、誰か他の代役で済んでしまう。会社での活動は全てがそうだ。

我々シルバー世代の「現役の代表?」である森山良子。今後の益々の活躍を見守っていきたいもの。


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コメント

貴ブログは欠かさず拝見しています。
この歌には思い出がありまして、
恋の思い出ではありません。
3年前に死んだ飼い犬と10数年間毎朝散歩をしていたルートを今も懐かしく切なく思いながら歩いているのです。(健康のために)

三回忌?をきっかけでYOU TUBEに短く纏めてアップロードしました。
投稿者名はNEZUMI388としています。
森山良子さんは数多く好きな歌があがりますが、私はこのうたが一番心に沁みるのです。
ありがとうございます。

【エムズの片割れより】
Youtube拝見しました。スゴイですね。だいぶん時間が掛かるのでは?
ところで一つ教えて下さい。Youtubeの音質は、mp3で評価すると、どの位の音なのでしょう?mp3の128Kbpsよりは悪い??

投稿: 兼太郎 | 2011年2月 1日 (火) 19:14

お忙しいのに、見てくださいましてありがとうございます。(何だか、売り込んだみたいです)
ところで、音質のことですが、さっぱりわかりません、
それほど、長けていませんので、悪しからず。
ただMP3に変換しなければ使えないことが判っただけです。

投稿: 兼太郎 | 2011年2月 2日 (水) 11:42

待っていました。以前「ふたつの手の想い出」にコメントしたことがありますが、この曲もほぼ同時にyou tubeで見つけました。「お気に入り」に入れよく聴いています。メロディが綺麗でリズム感があり大好きな曲です。出た当時はヒットしたのかもしれませんが、私は初めて聴く曲でした。68歳の私が聴いたり歌ったりしては笑われそうですが、好きなものはしょうがありません。

【エムズの片割れより】
自分の好きな、小椋佳も喜多郎も、そしてこの森山良子も、昔の歌の方がずっと好きです。森山良子の昔の歌で忘れられない歌は、この他にもたくさんありますよね。

投稿: 山下仁平 | 2011年2月 5日 (土) 21:56

森山良子さんは抜群の実績があるので各々方でいろいろな思い出がおありでしょう。

私は「さとうきび畑」を聞きます。日本人ならば避けて通れない事実を淡々と語っていることがひきつけられた要因でしょう。

先日NHKFMで彼女の特集がありました。
T1100のデジタル出力をヤマハに入力して44K16BITで収録して再生したところ「さとうきび畑」はCDよりも自然な滑らかな感触で聞くことができました。
ニュアンスはちゃんと表現されていました。


L-02TもRD-Z1にPCM録音して聴きました。
(L-02Tが修理から帰ってきました。周波数の照明が付くようになり赤い指示は残念ながらはずされてしまいました。)
T1100に比べて音の深さがあるというか
アナログの艶のような雰囲気がかもし出され
て魅了されました。ずっと聴くのは断然
L-02Tですね。

T-1100はオーディオとして鑑賞するというところでしょうか。

先日からチリチリノイズがなくなってきました。東電からは連絡ありませんがなにかしらの対策していただいたようです。

5素子アンテナを東京タワーに向けて共聴アンテナと比較すると後者のほうが電波強度が高く音のにごりは同等にありました。

そのため5素子はNHKFMさいたまに向けてNHK以外は共聴に接続することにいたしました。

チリチリノイズのないNHKの音は最高!
ミュージックバードの録音を久しぶりにききましたがやはりデジタルはクリアでアンテナで一喜一憂しないだけいいですな。

あいかわらず取りとめなくてすみません。
今週はマーラー交響曲を楽しみたいと思います。

【エムズの片割れより】
L-02Tはやはりそのまま聴かないとダメですね。録音するとしたらリニアPCMでしょうね。
当方の電柱ノイズは、昨日東電に電話したら2月19日に完了とか。まだ遠い電柱のノイズが残っています。今度調査してくれるとか・・。
さっきマーラーを聴きながら、東京タワーに合わせたら、それはそれはひどい音。L-02Tはマルチパスにからきし弱いので、電波状況が悪いところでは真価は発揮出来ませんね。

投稿: 風鈴崋山 | 2011年2月 7日 (月) 22:05

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