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2011年1月27日 (木)

「自転車にも強制保険を」

当サイトお気に入りの日経新聞のコラム「インタビュー領空侵犯」。先日「自転車にも強制保険を」という記事があった。曰く・・・

自転車にも強制保険を~利用者は“車両”と自覚せよ
   東京大学教授 山内昌之氏
――自転車の利用者に厳しい意見をお持ちだとか。
「高齢者や一部の子どもを除き、自転車が歩道を走ることは2008年の道路交通法改正でも原則として禁止されています。しかし、依然として我がもの顔で歩道を走り回る自転車が後を絶ちません。自転車が加害者になる事故もかなり発生しているのではないでしょうか。そこで提案したいのが、強制保険制度の導入です。自動車と同様、自転車を利用する人全てに保険加入を求めるのです」
「私自身も数年前、歩道を歩いているとき、後ろから猛スピードで走ってきた自転車に衝突され、横転しました。幸い骨折や後遺症もなくすみましたが、あのときのショックと恐怖はいまだに忘れられません。ぶつかられないまでも傍若無人な自転車にひやひやした経験を持っている人は多いと思います。事故は決して人ごとではありません」
――強制保険の仕組みがあればそうした歩行者の泣き寝入りが減ると?
「実際の事故の補償にも役立ちますが、保険の効果はそればかりではありません。応分の費用負担が生じることで、自転車の乗り手に安全に対する意識の向上が期待できるのではないでしょうか。自転車の利用者には、自転車は歩行者でなく、クルマの延長線上の乗り物であり、歩行者にとっては凶器にもなり得るという自覚を、保険を通じてぜひ持ってほしいと思います」
――ただ、車道は怖いし、費用負担に対する不満も出そうです。
「歩行者の多くいる歩道では自転車から降りて押す、百歩譲って、せめて最徐行するぐらいのマナーがあれば、ここまで目くじらをたてることもないのでしょう。しかし、そういう利用者が果たしてどれだけいるでしょうか。もはや利用者の良識に期待する段階はすぎたと考えています」
「それに、高齢化社会を迎え、歩道を歩く高齢者が着実に増えているという現実を直視すれば、今後自転車が歩行者をはねるといった深刻な事故が増えるのは確実でしょう。そのためにも保険の制度化は避けて通れないのではないでしょうか」
――そもそもの問題は道路行政の貧困さにあるという意見もあります。
「その見方には私も賛成です。本来は自転車専用レーンの整備などをもっと行政が進めるべきでしょう。ただ、そうだからといって、歩行者が割を食ってもいいという理屈にはならないはずです。私自身はまず自転車に乗りません。人混みでは絶対乗らないことにしています。自転車利用者には甘えるなと強く言いたいですね」
(聞き手から)
車に比べ交通弱者だから、というのが歩道通行容認論の背景にある。だが、徐行もせず人混みを走り抜ける金属の塊が「弱者」なのか。自転車と歩行者の事故は近年増え続けている。日本の人口が減少する中、大都市圏の高齢者は急増する。利用者が歩行者の懸念に無自覚のままなら、規制強化論はもっと強まるだろう。(編集委員 館道彦)」(
2011/01/24付「日経新聞」p5より)

自分も犬を連れて散歩しているとき、音も無く迫って来る自転車に何度か怖い目に遭った。人間よりも、飛び出した犬が自転車に轢かれるのではないかと、そちらの方が心配・・・。でも歩道を自転車が通るのは仕方がないこと・・、と諦めていた。
それが、2008年7月に自転車が歩道を通ることが禁止されたという。なるほど、警視庁のホームページに確かに書いてある。(ここ
1)自転車は、車道が原則、歩道は例外(【罰則】3ヵ月以下の懲役又は5万円以下の罰金)
2)車道は左側を通行~右側通行は禁止されています。(【罰則】3ヵ月以下の懲役又は5万円以下の罰金)
3)歩道は歩行者優先で、自転車は車道寄りを徐行(【罰則】2万円以下の罰金又は科料)

これだけの罰則があるに、なぜそれが守られていないのか・・・
それは、その改定が知られていないから?警察の指導が不足しているから??そして警察が取締をしていないから?
理由は良く分からない。でも自転車事故は多い。

半年ほど前だったか、会社の上司の奥さんが横断歩道を渡っているときに、通勤の自転車にぶつけられ、足の骨折の重傷を負ったことがあった。でも自転車には保険はない・・・。ぶつけた当人も途方に暮れたが、幸いにも自転車での“通勤の途上”と認められ、会社の何かの保険が適用されたとか・・・。
車と違って、自転車事故の損害賠償は大変・・。全て自費となる。よって自転車に乗る人の自覚の意味でも、強制保険という手段も有り得るかも知れない。

先日テレビで、皇居の周囲をジョギングする人が多く、歩行者にぶつかって危ない。というニュースをやっていた。自転車もそうだが、早いもの、大きいものは気が大きくなる。道路で、大きなダンプカーが軽自動車に対して“態度が大きくなる”のと同じ・・。自転車もジョギングをしている人も、歩行者に対して同じように気が大きくなっているのでは? そこどけ!そこどけ!・・・・。だから歩行者優先が守られない・・・

話は飛ぶが、前にこれと同じ「領空侵犯」の記事を元に「「子ども1人に月10万円支給したら?」~大和証券 清田会長の話(ここ)」という記事を書いた。それが2009年3月25日だった。
その半年後、2009年8月の総選挙における民主党のマニフェストに子ども手当が載り、2010年4月から子ども手当が実施された。
この“自転車の強制保険案”も、同じような流れで、意外と実現するかも・・・??

●メモ:カウント~155万


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コメント

こんばんは。
ご了解いただき、ありがとうございました。
拙ブログ左側にリンクを貼らせていただきました。また、本日アップしました記事にも、ご紹介させていただきました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
まずは、ご報告まで。

投稿: elinor-marianne | 2011年1月29日 (土) 21:17

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