« 「回転ずし スシロー、売上高首位に」 | トップページ | 「雀のかあさん」~タイガーマスクの歌 »

2011年1月15日 (土)

「幸福は文化芸術の力で」

昨日の日経新聞夕刊1面の「あすへの話題」というコラムに「幸福は文化芸術の力で」という記事があった。曰く・・・

幸福は文化芸術の力で
     文化庁長官 近藤誠一
世界は日本をこう見ている。世界一の長寿国(デンマークは29位)、第三の経済大国(同30位)、国際競争力六位(同9位)、世界で10番目に人間らしさが実現されている国(同16位)、一人当たり所得は17位(同5位)、これらの総合得点では世界第九位(同10位)。世界の人が住みたい国として日本を12番目に挙げる(同10位)。
以上は世界の各種の機関の調査結果である。「日本人はこんな素晴らしい国に住んで、さぞかし幸福でしょう」と言われてもおかしくない。現に私が最近まで住んでいたデンマークの、右の各分野でのランキングはそれぞれ、29位、30位、9位、16位、5位、総合で10位、住みたい順位は10番目だ。そして国民の幸福度は世界一。ところが日本人の幸福度は世界で90番目でしかない。このギャップは何なのか?
その理由をひとつに絞れば、戦後の経済偏重だ。日本の驚異的経済復興の裏で二つのことが起こっていた。まず見事な復興の成功体験により、幸福追求の手段でしかない経済成長が自己目的化した。その結果、これだけ世界に評価される国になったのに、経済停滞と新興国の追い上げの前に閉塞感に陥ってしまった。
第二にこの間に文化芸術を軽視し過ぎた。経済成長に資する画一性と勤勉さが美徳とされ、余暇や文化により幸福を求めることに後ろめたさを感じるライフスタイルになってしまった。その結果世界に誇る文化資産を国民が鑑賞し、生活の一部にするシステムが育たなかった。才能あるアーチストは外に行き、国民は成熟した社会の力となる創造性を養う機会を失った。
まだ遅くはない。優れた文化資源と才能は十分にある。頭を切り替え、文化芸術を教育と生活の中心に置けば、芸術のもつ力が、日本の息を吹き返させてくれるだろう。」(
2011/01/14付「日経新聞」夕刊1面より)

筆者が文化庁長官なので、文化芸術への傾注を言うのは良く分かるが、その立場を割り引いても、まあそうかな・・とも思う。
今は時代が違い、少しは人間らしい社会になったが、我々団塊の世代が現役バリバリの時は、およそ仕事以外の生活は無かった。今でこそ勤続**年特別休暇や、リフレッシュ休暇などがあり、壮年期に海外旅行なども出来るが、我々の時代は長期休暇での海外旅行など、夢のまた夢・・。そしてリフレッシュ休暇などの恩恵に浴さない最後の世代・・・。これらの制度が出来たとき、自分の年代以前には適用されないルールと知り、恨めしく思ったもの。でも制度の当初は誰も使わなかった。制度だけ出来ても、職場がそれを取れる雰囲気ではなかった・・・・。だから別に残念でもなかった。そんな時代だったので、自分の音楽を聴く趣味も、オーディオの機材も、30~50歳代の30年間はホコリをかぶったまま。よって機械も完全にさび付いた。

まあその取り返しの期間が今の我々シルバー世代なのだろ。でもなかなかうまく行かない。時間だけは取れるようになったのだろうが、どうも回転が悪い。慣れていないせいか??

今日はカミさんが一日出掛けてしまったので、“絶対に一緒に行かない”と言っていた映画「トロン:レガシー」を、仕方が無く一人ノコノコ行ってきた。新聞の評価で、今までに無い映像だ、というのと3Dだったので、行ってみたわけ・・。
確かに映像は目新しいものの、途中でついウッカリ寝てしまった。あと何分だ?と終わりの時間を気にしたのも、自分にしては珍しい映画・・。
つまり自分には付いて行けなかった。フィットしなかった・・・。“ゲームの世界”は良く分からん・・・。3Dにも飽きた??

つまり、文化芸術の世界(?)で今までの遅れを取り戻そう・・、と闇雲にチャレンジしてもダメ。自分の能力を前提に良く選ばなければ・・・?(別に今日の映画が文化芸術だとも思わないが・・・)
管再改造内閣が発足した。日本人の幸福度は世界第90位というが、それが少しでも向上するような政策が動き出すのかどうか・・・。期待はするものの・・。
ン?もう期待しない??


« 「回転ずし スシロー、売上高首位に」 | トップページ | 「雀のかあさん」~タイガーマスクの歌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「回転ずし スシロー、売上高首位に」 | トップページ | 「雀のかあさん」~タイガーマスクの歌 »