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2010年12月31日 (金)

手仕事屋きち兵衛の「雪よふれ」

2010年もあと1時間あまり・・。大晦日である。
今晩は初詣で神社仏閣は賑わうのだろうが、天気は明日の元旦にかけて大荒れとか・・。テレビのニュースによると、特に九州では大雪が降っているらしい。長崎、鹿児島でも・・・
幸いに関東は平穏なので助かる・・。
まあそんなわけで、2010年はこんな歌で締めくくろうか・・・・

“雪が降る”歌は幾多あるが、今日は手仕事屋きち兵衛の「雪よふれ」。
手仕事屋きち兵衛のCDはほとんどが廃盤でなかなか手に入らない。でもアルバム「風暦」と「詩紬(うたつむぎ)」だけは、今でも簡単に入手できるメジャーなアルバムである。
今日は、そのアルバム「詩袖(うたつむぎ)」から「雪よふれ」。

<手仕事屋きち兵衛の「雪よふれ」>

  「雪よふれ」
    作詞・作曲:手仕事屋きち兵衛

  雪が降って来たねもうそんな季節かな
  ほてる身体寄せて銭湯の帰り路
  君は手のひらを空にかざして
  雪の子供達呼び寄せてみせる
  空を見上げて別の世界へ舞い上がってしまう

  冷い夜の雪 まるい光の中
  ほほに当り溶ける涙の身代わりさ
  君のやわらかな指でぬぐわれ
  哀しみが消えて微笑みに変わる
  君の手をとり 雪の子供達が やさしく舞い踊る

  君の髪に積る 雪の綿帽子
  子供みたいな君 出逢えた時みたい
  君は首傾げ おどけてみせる
  大好きな絵本のプリマドンナみたい
  今も忘れて過去も忘れて ステップ軽やかに

  幸せですか 今 小さな声で聞く
  うなづいてるね君 肩を抱いて歩く
  二人の過去(むかし)を雪の子達が
  消してくれている 隠してくれている
  雪よふれふれ もっとふれふれ 足跡消してふれ
  雪よふれふれ もっとふれふれ 二人の為にふれ
  雪よふれふれ もっとふれふれ やまずにふりつづけ

歌詞に無頓着な自分でも、たまには歌詞から別の歌を連想する事もある。「銭湯」と聞くと南こうせつとかぐや姫が歌った「神田川」という歌を思い出し、「かざす」という言葉を聞くと、さだまさしの「檸檬」(ここ)を思い出す。実に単純この上ない・・・。

でも、この「雪よふれ」は何という純な歌詞か・・・。こんな純な二人の歌を、自分のようなオジサンが聞くのはうら恥ずかしい・・・?

きち兵衛さんがこの歌を作ったのが何歳の時かは知らないが、なかなか経験がないとこのような詩は書けないのではないか・・・。
先日、ホテル玉之湯で聞いたホンモノのきち兵衛さんから察するに、この詩の“体験”はありえるな・・・と思った。(たぶん・・・)
自分は、詩はまったく書かない。いや、書けない。詩のセンスなどまったく持ち合わせていない。でも世の中、キレイな詩を作る人はたくさんいる。前に採り上げた「金子みすゞ」の世界(ここ)など、まさに純な人の心が、少ない詩の言葉に写し出されている。
そう言えば、今朝NHKで放送された「ヒューマンドキュメンタリー「99歳の詩人 心を救う言葉」という番組を見た。(2010/12/31 AM8:30~、再:2011/01/01 13:05~)
99歳の柴田トヨさんの詩集「くじけないで」の純な言葉が、90万部という大きな反響を呼んでいるとか・・・

ひと言の言葉にも大きな力が宿る。当サイトの言葉などは取るに足りないが、何かの縁で当サイトを覗いて頂いた方には、年末に際して、本当に“お疲れさまでした”とお礼を言いたい。また来年もよろしくお願いします。
では、良いお年をお迎え下さい。この歌のように、どうぞ明るい年でありますように・・・

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コメント

アメリカ東部時間12月31日午後1時に聞きました。ほんと、私もすぐにかぐや姫の神田川を思い浮かべました。昨年は100年振りの豪雪だったので 雪よふれふれには遠い心境ですが、きれいな歌ですね。
それにしても 日本語は いいまわしが難しいですね、ほとんど聞いていて分かりません。

いつも ありがとうございました。
電信柱の話が面白かったです。
歌は ここに来なかったら、聴けなかったです。  環境の違う国にいて日本語の歌を聴くと 頭が混乱するので  太陽の出ている間に 気まぐれに聞きます。
一度だけ みゆきさんの歌かな、つい飲めないお酒を 飲んでしまいました。
私にとっては ラジオ深夜番組みたいです。

ご健康で良き新年でありますように お祈り申し上げます。

【エムズの片割れより】
ありがとうございます。本年もよろしくお願いします。
しかしNetによって世界は狭くなりました。当サイトがアメリカでも読まれているとは・・・
時代の流れは速いですね。

投稿: むべ そよ風 | 2011年1月 1日 (土) 03:21

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