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2010年11月 7日 (日)

「市販薬 飲み続けるのは要注意」

当サイトで良く取り上げる日経新聞の「ほどほど健康術」。今朝の記事は「市販薬 飲み続けるのは要注意」。曰く・・・

市販薬 飲み続けるのは要注意
日本人は薬好き、とよくいわれる。しかし、経済協力開発機構によれば、国民1人当たり薬にかけるお金が最も多いのは米国で、ギリシャ、カナダ、アイルランドと続き、日本は8位。総医療費でみても、米国の半分に満たない。薬にかける人々の期待は万国共通だ。
規制緩和で薬局・薬店で自由に買える薬が増えてきた。医師の処方せんを必要とした薬の一部も、市販薬(正しくは一般用医薬品)として買えるようになっている。その分、自己責任によるところが大きく、効果や副作用の正しい知識が求められている。
薬は服用したあと血液中に入り全身を巡る。たとえば、痛み止め(鎮痛薬)は、痛みの神経に働いて効果を発揮するが、それ以外の部位にも何らかの作用をする。このような作用のうち、体にとって不都合なものを副作用と呼ぶ。胃腸障害や肝臓障害、アレルギー反応などが代表的な副作用だ。
副作用の多くは、薬の服用をやめるだけで自然に回復する。しかし、ときに命にかかわる事態にいたることもある。外国製のやせ薬で重い肝臓障害を起こし、死亡したという人のニュースが相次いだこともあった。アレルギー反応も予測が難しく、かつ少量でも起こるため要注意だ。
市販の鎮痛・解熱剤を長く飲み続けると、思わぬ副作用が生じることもわかってきた。
スウェーデン、米国などで鎮痛・解熱剤に関する興味深い大規模調査が実施された。生涯にわたって服用した総量と腎臓病との関係を調べたもので、分析の結果、鎮痛・解熱剤を500グラム以上服用した人は、慢性の腎臓病になる割合が3.3倍になることが分かった。標準の服用量をもとに計算すると、400~500日分に相当する。
ただし、服用量と腎臓病との間に因果関係は認められなかったとする報告もあり、結論は下せない。評価が分かれてしまうのは、市販薬が自覚症状のあるときだけ使うもので、連用するとどうなるかの調査が難しいためだ。
一方、鎮痛・解熱薬を10日以上飲み続けると、薬によっては、過半数の人に胃炎や胃かいようが生じるとの確かなデータもある。
市販薬は、正しい知識で上手に使えば役に立つこともあるが、安易に連用すべきではない。(新潟大学教授 岡田正彦)」(2010/11/07付「日経新聞」p10より)

先日、田舎のお袋が1週間弱滞在した。その時、お袋がいやに腕を掻いている。見ると両腕と手の背の皮膚がただれて硬くなっている。像の肌みたいに??そして掻いている部分には小さな出血が・・。聞くと、土いじりでアカが溜まったという。メンタムを塗っているので大丈夫、という。カミさんと一致した見解は、直ぐに皮膚科に行くべし。しかし昔の人は、皮膚科などにいくという概念がない。メンタムを塗っていればその内に治る・・。
何度言っても「行かない」の一点張り。これには手を焼いた。頑として「行かない」「行く必要は無い」
でも、何度かその話を繰り返すうちにテキもスキが出てきて「じゃあ行ってみるか」とひと言。これで勝負あり。
次に日に皮膚科行く事にしたが、案の定、次の日の朝には「行く必要は無い・・」。しかし一度“行く”と言ったからには許さん!
ウチの行きつけの皮膚科に連れて行ってビックリ。「これはメンソレータムのかぶれ。良くあるんですよね。薬を出すので薄く塗って下さい」。
昔から、家の常備薬として使ってきたメンソレータム(メンターム)。それが原因だったとは・・・。
これにはお袋もギャフン。直ぐにお袋が持っていたメンソレータムの現物を没収。田舎の家からもテーブルの上に置いてあったメンタームを没収。まさかそれを忘れて、また買う事もないとは思うが・・・
それにしても、何十年も付き合いのある常備薬に裏切られる事もあるということ。“キズにはメンタム”。我が家の神話が崩れた瞬間だった。

自分も現役時代に、過労で肺炎にかかり、入院した事があった。その時に使った抗生剤で肝臓の値が悪くなり、急遽薬を変えた事があった。
また当サイトでも、前にスティーブンス ジョンソン症候群という重症のアレルギーで目が見えなくなった人の話を書いた。(ここ
「薬には副作用が必ずあり、そのために別の薬を飲み、その副作用のためにまた別の薬・・という悪の連鎖がある」と言ったのは、高校時代に同級生だった医師。
それ以来、薬は最小限にとどめているつもりではあるが、まずは症状が出ない事(発病しないこと)が先決。きち兵衛さんが「最近は“死んでも健康でいたい”という時代・・」と笑っていた。だれもシルバー時代になると薬にはご厄介になるもの。でも、何とかそれは最小にしたいものである。


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