« 「60歳からの主張」の川柳より | トップページ | 小津安二郎の映画「秋日和」を観て~結婚とは・・・ »

2010年2月19日 (金)

「ガンをあまり心配しない」

2月になってから、立て続けに風邪をひいてしまった。最初は「腹風邪」、先週末からは「鼻かぜ」。それがものすごい。鼻水がたらたらと、あっという間にティッシュペーパーをひと箱使ってしまった。でも昨日は一日寝ていたので何とか持ち直した。
風邪に関係は無いが、今日は病気の話・・・・

雑誌「大法輪」の「医は仏道」という記事。今月号(2010/3)は「ガンをあまり心配しない」というテーマ。

ガンをあまり心配しない
  浜松医科大学名誉教授 高田明和
*ガンは「死の宣告」か?
私たちはガンを、「非常に恐ろしい病気だ、早く診断してもらい、早く取り除いてもらわなくてはいけない」と恐れています。なぜなら、ガンは手遅れになるともはや手のつけようがない、かならず死を招くと考えられているからです。さらに、「私たちの3分の1はガンで死ぬ」などとも言われます。つまり、10人のうち3人以上はガンになるとされるのです。
2003年の統計では、死亡者のうちでガンなどで死ぬ人が30.5%、心疾患(心筋梗塞など)で亡くなる人が15.7%、脳血管障害(脳出血、脳梗塞など)で亡くなる人は13.0%、肺炎が9.3%などとなっていて、確かにガンが最も死因としては多くなっています。
このようなことから私たちがガンを恐れ、それを「死の宣告」のように受け止めるのも無理のないところです。もし気にしないでいて、見つけるのが遅くなり、見つかった時には手遅れになったらどうしようと考えない方がおかしいとも言えます。しかし、このような報告は、いわば統計のマジックだという面もあることを、お話したいと思います。
(以下骨子)
2001年の厚労省の人口動態統計によると、ガンで1年間に死亡する人は、人口10万人あたり239人(0.239%) → 残りの99,761人(99.761%)はガンで死なない。
心筋梗塞などで死亡する人は118人 →残りの99,882人(99.882%)は心筋梗塞では死なない。
脳梗塞などで死亡する人は105人 →残りの99,895人(99.882%)は脳梗塞では死なない。

50歳~54歳までの人10万人のうちで、今年ガンで亡くなる人は140人 →99,860人(99.86%)はガンで死なない。
60歳~64歳までの人10万人のうちで、今年ガンで亡くなる人は275人 →99,725人(99.725%)はガンで死なない。
現在50歳の人が、“今後10年間”にガンで亡くなる人は、2,045人 →97,955人(97.955%)はガンで死なない。

なぜこのようなことになるかというと、ガンは基本的には高齢者の病気なので、年をとると死亡率が急に増加します。
75歳~80歳までの人10万人のうちで、今年ガンで亡くなる人は1,109人。
85歳以上の人10万人のうちで、今年ガンで亡くなる人は2,179人。
両方を足して、75歳以上の人10万人のうちで、今年ガンで死ぬ人は3300人 →96.7%はガンでは死なない。

*死なない確率の方が高い
何かだまされたように思うかもしれませんが、これは本当なのです。その理由は次のようなものです。本稿冒頭で2003年の統計として示した、死亡した人のうちでガンで亡くなる人が30%というのは,あくまでも死亡した人全員を集めた場合に、その中でガンで亡くなる人は30%ということです。死亡は何歳の人でも起こります。それを「全部集めれば」ということなのです。
一方、年齢別の死亡率というのは、ある年齢で生きている人のうちで、ガンで亡くなる人は・・・ということで、死亡した人全員を集めた統計とは当然異なるのです。ですから、年齢別の死亡率でみれば、ある年齢で生きている人がガンで今年亡くなるのは、実はそんなに多くないということです。
・・・・・
もちろん、誰でも、ガンで亡くなる可能性はゼロではありません。しかし統計の数字に振り回されて、いたずらに心配しすぎるのはナンセンスなことだと申し上げたいのです。
亡くなった人の統計と生きている人の統計は異なるのです。あなたは今生きているのですから、あなたが死ぬ確率は非常に低いのです。」(「大法輪」2010年3月号p210より)

別に風邪を引いたから論じるわけでは無いが、高々風邪でも、病気になると気力が失せるもの。しかし、今回の風邪は鼻水がすごかった。月曜日に喉が真っ赤になり、それが少し良くなったと思うと今度は水曜日にまさに“水様”の鼻みず・・・。(←駄洒落を言っている余裕は無かったが・・・)
それに、いつもの「小青竜湯」が全く効かない。漢方もいつも飲んでいると効かなくなるようだ。あまりに鼻をかむので、見るに見かねた庶務のおばさんが、昔、健保から配布されたという薬をくれた。これが劇的に効いた。1錠飲んだ途端に鼻水が治まった。やれやれ・・・。いつも同じ薬ではなく、たまに変えてみるのも良いのかも・・・・

おっとガンの話から、どうしても風邪の話になってしまう・・・・。まあいいや・・。今は風邪のことで頭が一杯なので・・・
ともあれ、インフルエンザでは無かったので、回復が急で良かったが、それにしても今年はあまり良い年ではなさそう・・。注意注意・・・・


« 「60歳からの主張」の川柳より | トップページ | 小津安二郎の映画「秋日和」を観て~結婚とは・・・ »

コメント

老衰という形で自然死するのが理想だけれど、何らかの病名で死ぬのなら、脳梗塞などで突然死するよりか、ある程度死期が前もって分かるガンとういう死に方は悪くないような気がします。痛くて苦しいのはイヤだけれど。

投稿: イーさん | 2010年2月21日 (日) 00:23

イーさん

自分は弱虫なので、突然死する方がいいな~。でも準備をした後で・・!?
もっとも、いつ準備をするかが問題だけど・・・
とりあえず、“老衰”目指して頑張ります!

投稿: エムズの片割れ | 2010年2月21日 (日) 20:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「60歳からの主張」の川柳より | トップページ | 小津安二郎の映画「秋日和」を観て~結婚とは・・・ »