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2010年1月12日 (火)

写真家 セバスチャン・サルガド

昨日に続いてテレビからの話題で恐縮だが、先日ふとテレビを点けたら、NHK“日曜美術館「極限に見た生命の美しさ~写真家セバスチャン・サルガド~」”これ)を放送していた。その迫力ある写真につい引き込まれ、見てしまった。白黒写真の向こうに、何という“真実”があることだろう・・・(2010年1月10日再放送/2010年1月17日午後8:00~再々放送(ここ))

Image04161 番組は写真展の一つひとつの写真の前で、セバスチャン・サルガド氏が写真の意味するところを解説をする。テーマは「人間の尊厳」。その凝縮した画面に思わずハッとする。左の写真が、サルガド氏の名を不動のものとした伝説の写真だという。エチオピア空軍機からの機関銃攻撃を避けるために夜通し歩き、朝やっとキャンプに到着したエチオピアの何千人もの難民たち。朝方やっと木陰に腰をおろしてホッとした瞬間。朝の日が差し込み、ほんの一瞬こんな風景が・・・・。そのたった30秒の間にシャッターを切ったという。(写真はクリックで拡大)

テレビで紹介された写真はどれも息を呑むものばかり。アフリカの動物を相手にする時は、相手の動物から撮影の許可を貰う・・・。難民の写真を撮るときは、難民と一緒に3週間もの間、生死を共にして歩く。それらの信頼関係が写真の向こうの眼光に生きている・・・。
Netでセバスチャン・サルガドの写真を検索したら、こんなのが見つかった。

Image04151 Image04171 1001122salgado 1001123salgado 1001126salgado 1001124salgado 1001125salgado 1001127salgado

写真家セバスチャン・サルガドについて、NHKの番組紹介ではこのように解説している。
「世界的報道写真家、セバスチャン・サルガド。アフリカのかんばつや飢餓、世界の労働者の実態、移民や難民などを地球規模の視点でとらえてきた。サルガドの作品は、悲惨な状況も神々しい絵画のような美しさで切り取る。「私は、どんな苛酷な状況の中でも、生きようとする人間の尊厳を撮っているのだ」と語るサルガド。被写体と一体となり、寄り添うようにカメラを向けるサルガドは、絶望の果てには必ず希望があることを伝えている。」(ここより)

少し一緒に見ていたカミさんが「展覧会に行こう。どこでやっているのか見ておいて」という。普通番組の最後には展覧会の案内が出るはず・・。でも、それを待っていたが出ない・・・。ヘンだと思ってNetで確認したら、展覧会は昨年の10月~12月に東京都写真美術館で開催されたもので(これ)、既に終わっていた。このNHKの番組も2009年11月29日に放送されたものの再放送だった。残念!

写真集は・・?、と探してみると、日本では未だ1種類も発売されていないようだ。でもamazonで"Sebastiao Salgado (Photofile)"という本があり、1000円ちょっとなのでツイ注文してしまった。(最近の自分は、ツイ注文してしまう例が多い・・・)

Image04181 それにしても、この番組を通しての写真のインパクトは非常に大きい。特にブラジルの金鉱の写真が印象に残った。巨大な金鉱の露天の採掘穴に、まさしく蟻のように群がる人間・また人間・・・。これも現実の姿・・と息を呑んだ。
来週の日曜日 (1月17日) の夜に再々放送があるので、この番組もDVDプレヤーのHDDに録画して残して置くことにしよう。


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