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2009年11月16日 (月)

ここ20年間の銀行の変遷~23行から6行へ

先の市町村合併では、自分の頭の中にあった昔の都市の名前が消えてしまい、ワケが分からなくなっているが、実は銀行の合併劇も同様に、自分の頭の中はワケが分からなくなって取り残されていた。
091117ginko ところが、先日の日経新聞(2009/11/15p4)に、その変遷を示した図が掲載され、この記事は取っておこう・・・と思った。そこで“手軽なblog”にメモしておくことにした。(blogは実に簡便な「メモの入れ物」なのである。~検索機能で直ぐに見つかるので・・)(写真はクリックで拡大)

銀行の名で自分の頭にあるのは、やはりこの図の20年前の23行。これならイメージが湧く。しかしその後の合併劇で何がなんだか分からなくなった。特に分からないのが、ひらがなの行名。「さくら」「あさひ」「あおぞら」「みずほ」そして「りそな」・・・
正直言って、漢字が残っている行名ならだいたい見当が付くのだが、ひらがなは分からない。特に「みずほ」と「りそな」が分からない。

各社のHPには下記のように紹介されている。
「「みずほ(瑞穂)」は、「みずみずしい稲の穂」を表す言葉であり、「みずほ(瑞穂)の国」は、実り豊かな国を意味する日本国の美称として用いられています。この名称は、グローバルな金融市場において、日本を代表する金融機関として、最高水準の総合金融サービスにより、国内外のすべてのお客さまに豊かな実りをご提供していくという決意を込めたものです。みずみずしさを感じさせる若々しい語感は、新しい企業文化にふさわしく、広くみなさまに親しんでいただける名称であると考えています。」(みずほFGのHP(ここ)より)

「「りそな」は、ラテン語で「Resona=共鳴する、響きわたる」という意味を持っています。私たちにとって、もっとも大切なものは、お客さまの声です。お客さまの声に耳を傾け、共鳴し、響き合いながら、お客さまとの間に揺るぎない絆を築いていこうという思いをこのネーミングに込めました。」(りそなHDのHP(ここ)より)

一方「UFJ」というのも分からない。同じくHPによると、
「「三和銀行」と「東海銀行」の合併により誕生した。社名は「United Financial of Japan」の頭文字をとり、「我が国を代表する総合金融グループを創造していく」という思いが込められている。」(UFJ銀行のHP(ここ)による)

これらを見ていくと、「りそな」は造語に近い。同じ造語で有名なのがSONY。
「音『SONIC』の語源となったラテン語の『SONUS (ソヌス)』と小さいとか坊やという意味の『SONNY』から来ています。簡単な名前で、どこの国の言葉でもだいたい同じように読めて、発音できることが大事ということで考案されました。」(SONYのHPより)

SONYについては、昔(昭和30年代)竹ひご飛行機(ライトプレーン)に「ソニー号」というのSony2 があって、竹ひごの上に貼った紙に「SONY」と誇らしく印刷されており、良く知っていた。そして「ソニー」って何?と疑問に思い、語源を聞いたので当時から知っていた。また大学の就職活動でSONYに企業訪問に行ったとき、担当者から「SONYは“ソニー電気”ではありません。これは将来どのような分野にも進出出来るように単にSony Corporationとしています」と紹介されたのを今でも覚えている。もっとも、あれから40年近く経ったが、“SONY電気”以外に広げたような印象は無いけど・・・

話が飛んだ。銀行は製造業などと違って、どの銀行も同じような仕事をしている。それだけに店舗の重複など、合併の効果はあるのだろう。しかしカンバンをどうするかは、大問題。確かに「太陽神戸三井銀行」というのも素人的には分かり易いが、長続きはしない。合併時に一番大きな銀行名にするというのも、される側にとっては抵抗感があるのだろう。だから「喧嘩両成敗(?)」的に、どこにも関係の無い行名にする・・・。まあそれも分かるが、少なくてもその行名に「すべてのお客さまに豊かな実りをご提供していく」とか「もっとも大切なものは、お客さまの声です」とかいう「顧客志向」は無いな・・・

ふと山崎豊子の「華麗なる一族」を思い出した。小が大を食って銀行合併をしたが、実はそれは、もっと大きな銀行から合併される第一段階だった・・・、という結末だったように記憶している。

でも、生き残りを賭けた合併も悪い事ばかりではない。当blogの記事の中の、“小椋佳が語る「少しは私に愛を下さい」の誕生秘話”ここの頁の下の方)のように、「この歌は勧銀時代、アメリカに留学していた時、3日遅れで送られてきた日経新聞を見たら、“勧銀が第一銀行と合併”と載っていた。それで勧銀のトレードマークのバラともお別れか・・・と思って出来た歌だという。」と、名曲が生まれるキッカケにもなるのだ。
少なくても自分にとっては、銀行名がどうなろうと「少しは私に愛を下さい」の方が重大なのだ・・・。相変わらず“りそな”と“みずほ”の区別がつかない自分ではある・・・


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