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2009年10月26日 (月)

日本人口減少の恐怖~90年後、今の5~7割減?

少子高齢化が進む日本の90年後の人口減少の姿・・・。「百聞は一見に如かず」とは言うものの、そのシミュレーションのグラフを見て恐怖を覚えた・・??

先日の朝日新聞の「@(あっと)データ」というコラムに「90年後 日本人口3割以下も」という記事があり、そこに描かれた減少曲線が何とも恐ろしい・・・・。曰く・・(写真はクリックで拡大)
90年後 日本人口3割以下も
Image03801 少子化や人口減少が叫ばれる日本だが、人口は実際にピークを越えたのだろうか。総務省の月ごとの人口推計によると、04年12月の1億2784万人がこれまでの最高値。その後、わずかな増減を繰り返しながら横ばいを保っていたが、08年ごろからついにガクンと右肩が下がりはじめた。
国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では、今後100年以上日本の人口は減少の一途をたどる。少子化対策で出生率を引き上げたとしても、すでに分厚くなった高齢者層が続々と寿命を迎えるため、どうしても死亡数が出生数を上回ってしまうのだ。2100年の推計人口は最小で3663万人。今の3割以下、明治10年代の水準だ。
今、私たちはとてつもなく大きな歴史的転換点を迎えている。そう言っても言い過ぎではない。(安田朋起)」(2009年10月24日「朝日新聞」から)

このグラフを良く見てみよう。90年後というと、今オギャーと生まれた赤ん坊が死ぬ頃で、決して遠い将来ではない。その90年後、日本の人口は、良くて半減、悪くすると7割も減少するという。これは、自宅の横に並んでいる家々で言うと、最悪10軒のうち7軒が空き家、という事だ。
自分だけ鈍感なのかも知れないが、「少子高齢化」とか「子供手当て」とか、色々な言葉は飛び交う。しかしそれが背景としてどの程度の“恐ろしさ”を秘めているか、意外とピンと来ていない。しかしこのように、具体的にグラフの曲線で示されると、ようやくピンと来る。そして、もしこれが本当なら・・、とゾッとする。
なぜか・・? それは過疎化に悩む地方の農村を思い浮かべれば直ぐに分かる。でも農村だとあまりピンと来ない。核戦争を扱った映画では、良くゴーストタウン化したニューヨークの姿が映し出される。人がたくさん居るはずのニューヨーク、そこに人が居ないと何かヘン・・・。それは現在の地方都市も同じかも・・・。昔は人で溢れていた商店街に、何でこんなに人がいなくなった???・・・
そんな状態が日本中で直ぐに来るという。まさにSF映画の世界だ。これらの状況をマジメに考えると、色々なことが思い浮かぶ・・・。先ず箱物行政は禁止だな・・。人が激減するのに箱、設備は不要だ。幾ら立派な美術館を作っても、行く人が居ないのだから作っても無駄・・・。道路やダムなどの設備も不要だな。人が居なくなるのに誰が通るのだ・・・。水も要らなくなる・・・
なーんて、乱暴に想像すると、もう本当にSF映画の世界。無責任な言葉が次々と浮かぶ・・・

まあ逆に、広々した土地に、人口減がもたらしたきれいな空気・・・、と想像すると楽しいかな・・? いや、人口増に悩んでいる中国やインドから「そんなに人が居なくて困っているなら、土地を貸してくれ」と申し込みがあるかも知れないし、大量移民の話を申し込まれるかも・・・。おおコワッ・・・・

まあ個人的には、自分たちはどうせとっくに死んでしまうし、ウチの息子どもを考えても、子孫など全く関係ないのでどうでも良いのだが・・・
まあ万が一つ“孫”でも出来たら、それはもう孫の将来を心配して我々の顔色が激変する可能性は否定しないが、まあ当面関係のない我が家である。
それにしても、このグラフは怖いね~・・・。孫のいる人は大変ですね~(←まるで他人事!)

最後に、少~しマジメに考えると・・・
昔、ソフトウェア技術者の大量育成の時代、「このままの状態が続くと**年後には日本国民が全部ソフトエンジニアになってしまう・・」なんていう話があった。でももちろんそんな事にはならなかったが、まあ推計というものはそんなものだ。
カミさんに言わせると「全ては自然の摂理。恐竜が居なくなったのも自然の摂理。だから日本の人口が半減してもそれは自然の摂理なので、そうガタガタ言う事ではない・・」
まあ確かにそんな視点もあるな・・・。
でも「人口半減の可能性」という指摘もある、という事は認識して、皆で出来る事を地道にするしか方法はない。


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コメント

おはようございます。
読み入ってしまいました。

毎日新聞に月2回くらい載る野坂昭如氏の
コラムにも似た文体です。

奥様のひとことがまた楽しいですね。

我が家も一人息子が結婚して約1年、幸か不幸かまだ孫はおりません(笑)

投稿: 小父さん | 2009年10月27日 (火) 11:53

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