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2009年8月31日 (月)

吉田正音楽記念館に行った

昨日、茨城県日立市にある「吉田正音楽記念館」(ここ)に行ってみた。
お墓が日立にある関係で、何度も訪れている日立。「吉田正音楽記念館」が出来たことは知っていたが、今まで行く機会が無く、今回初めて行ってみた。場所は市の北にあるかみね公園。(写真はクリックで拡大)
P10508981 山頂にある記念館は5階建。1~4階までが、年代順に作曲した楽曲の紹介。5階には展望カフェがあって遠くに海が見える。入場無料だが、受付には女の子がいて色々と教えてくれる。玄関の記念撮影コーナーでパチリ。それから順に階を上がっていく。
圧巻は、吹き抜けのロビーにある、シングルレコードのジャケット群。これだけで、吉田正が非常に多くの楽曲を作曲した事が分かる。数えてみたら、375枚。良く知ったレコードが多い。

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しかし階を上がっても、展示されているのはトロフィーと年代順の作曲した作品名が書いてあるパネルばかり・・・。ところどころにレコードや自筆楽譜があるが、何となく物足りない。確かに、展示されている写真は、吉永小百合、橋幸夫、三浦洸一、フランク永井など、往年の有名歌手と一緒に撮ったものばかりで、まさに“吉田学校”だということは分かる。それにプロジェクターからは、かP10508951 つての名曲が流れては来る・・。でも何か物足りない。
3階に吉田正が使ったピアノと机が展示してあった。一番「人」を感じられる展示。だがものの見事にプラスチックのケースに入っていて・・・・。これが、執務していた一部屋丸ごと移築してあれば、“吉田正その人”を感じられたかもしれないが、残念。

前に、青梅の吉川英治記念館に良く行った。まさに吉川英治が執筆していた部屋がそのまま残されており、「ここで書いていたのか・・・」を感じ入ったもの。それに、目白の林芙美子記念館も同じような展示だった。
それに引き換え、この吉田正記念館は、単に“生まれ故郷だから・・・”という事から出来たので、この位の展示が“限界”なのかも知れない。しかし、この施設の維持費は大変だろう。
昨年、「茨城県天心記念五浦美術館」(ここ)に行ったことがあるが、ここでもその設備の立派さに、つい“維持費”を心配してしまった・・・。

このような箱物行政が、税金の無駄遣いと市民から糾弾されないためには、一体どうしたら良いのだろう・・。常に人が集まる「箱物」は、どうしたら実現できるのだろう・・。
「吉田正」という自分にも非常になじみの深い大作曲家の記念館・・・。その“閑散さ”につい考えてしまったが、解は見つからない。


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