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2009年7月24日 (金)

(今頃・・)「国家の品格」を読んだ

まさに“今頃”「国家の品格」を読んだ。
自分は非常に“難しい”人間である。だからクチでは「自分はミーハーである」ナンテ言いながら(ここ)、265万部のベストセラーだという藤原正彦の「国家の品格」を今まで読まなかった。
ある先輩が「この本は実に良い」とさんざん薦めてくれたが、頑として読まなかった。「そんな“誰でも読んでいる本”など読めるか!」と反発して・・・
でもひょんな事から我が家に「中古図書館」が出来(ここ)、そこにこの本があった。それで、読んで見る気になったもの・・・・

読んでみて「なるほどこれがそのベストセラーか・・・」と納得。「さすが“売れる本”は違う・・」が感想か? そして、読んでみて“売れた”理由が分かった・・・・。

まず実に分かり易い。筆者の言いたい事が何度も繰り返される。キーワードは「武士道精神」「駄目なものは駄目」「論理だけではダメ」「日本人の感性は優秀」「卑怯を憎む心」等々・・・。
まあ、単純と言えば単純。それが何でこれほど読まれたのだろう?それは筆者の“思い込み”が、“日本国民の思い込み”と一致したから?
確かに、ここに書かれている筆者の思い込みは、筆者が「いちばん身近で見ている女房に言わせると、私の話の半分は誤りと勘違い、残りの半分は誇張と大風呂敷とのことです。私はまったくそうは思いませんが、そういう意見のあることはあらかじめお伝えしておきます。」と書いている通り、確信犯である。それだけに読者は素直に筆者の主張に入って行ける。筆者に迷いが無い分、読者は同感してしまう。(自分もそうだ・・・)
結局のところ、“小学校の英語教育不要論”なども、皆が「言われて見ると確かにその通りだよな・・」と思ってしまう。・・・と言う事は、それだけ皆が思っている事を筆者が代わって(?)、ズバッと言い切ってくれたので、“国民(?)が拍手喝采・・”なのかも知れない。

でもまあ、世の中のベストセラーに目を通すくらい、還暦世代の“たしなみ”かも知れないな・・・。我が家の「中古図書館」には、同じベストセラーの乙武洋匡の「五体不満足」(477万部)や、養老孟司の「バカの壁」(419万部)もたぶんあったので、そのうち読んでみようか・・・・。(←決して本代が惜しくて読まなかったワケではないゾ・・・・)


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