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2009年6月25日 (木)

「ガンが無くなったら何歳まで生きる?」

雑誌「大法輪」の今月号(2009年7月号 ここ)は、仏教の歴史を特集しており、仏教の頭の整理に有用だったが、それとは別に、「医は仏道~ガンと寿命(浜松医大名誉教授 高田明和」という記事があった。そこに、“ガンや心臓病が無くなったら何歳まで生きられるか?”という問いがあった・・・・
答えは、ガンが無くなったら+3歳、心臓病が無くなったら+3.5歳、そしてガンと心臓病と糖尿病が全て無くなったら+15歳だという。曰く・・・

「・・・次ページの図(クリックで拡大)は、1990年台の米国の推計のデータです。当時米国の男性は50歳まImage02811 で生きれば、あと25年くらい生きるという状態でした。そこでガンが完全に治ると、50歳まで生きてきた人は平均して何歳まで生きるでしょうか。実は男性の場合には78歳で、女性では83歳まで生きるにすぎないのです。つまりガンが完全に治っても、80歳前後ではかならず他の病気で死ぬのです。
では、他の病気が治ったらどうだろうかと思われるかもしれません。他の病気とは糖尿病、心臓病(心筋梗塞)などです。ガンと心臓病がすべて治った時には、寿命は何歳になるでしょうか。男性の場合には83歳になります。さらにガン、心臓病、糖尿病のすべてが治っても、平均の寿命は91歳になるに過ぎません。
つまり、これらのような生活習慣病の代表のような病気がすべて治っても、人は男女ともに平均して100歳以上の寿命を保つことはできないのです。
要するに、これらの病気が治っても、人は何かの病気、事故で亡くなるのです。決して永遠に生きられるのではないのです。このことを理解することは、ガンの意味を知る上で非常に大事なのです。

私たちはいつか死を迎えます。皆それは知っているのです。ところが、「いつか」だと思っているので、気楽にしていられるのです。
ところがガンは「かならず死ぬ」ということを知らしめさせるので人は怖がるのです。本当はガンでなくてもかならず死ぬのに、その期限を示される、自覚させられるのが嫌なのです。
・・・・
つまり人はかならず死ぬのですが、その日を知らなければ、幸せに生きられるのです。そして普通は知らないで生きているのですが、ガンを告知されるというのは、このことを無理に意識させられると多くの人は思っているのです。それが私たちを恐れさせるのです。
・・・・
ガンについては、ガンで死ななくても人はいつかは死ぬということを知らされたに過ぎないのだと思い、真剣に生死の問題を考えて、意味のある人生を送るようにすることが大事なのです。
じつは、あらゆる宗教の存在意義は死をどのように見るかということです。とくに仏教ではそうです、道元禅師は「生を明らめ、死を明らめるは仏家の一大事の因縁なり」と言われ、これこそが仏の道を学ぶ上でもっとも大事なことだといわれています。ガンはこのことを考えるよい機会ではないでしょうか。」(「大法輪」09/7月号P210~212より)

この話は自分にとって、実に説得力のある視点だった。そう・・・、「人はかならず死ぬのですが、その日を知らなければ、幸せに生きられる」のだ。
この記事でも言っているが、確かにガンは普通の病気になり、昔のように“来年は必ず死ぬ”という病気ではなくなった。だから医師は告知をする・・・・?
でも気の弱い自分に告知は不要なのだ・・・。自分がガンっぽくなったら、“絶対に告知をしない医者”を探して、そこに行くことにしようかな・・・


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