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2009年5月14日 (木)

雑誌「大法輪」(09/6)の特集「観音さまのすべて」

今日は、雑誌「大法輪」のPR(?)である。「大法輪」(これ)は、当blogでも前に何度か取り上げているが、宗派を超えた仏教の総合誌。今発売中の6月号は「観音さま」の特集(これ)である。
観音さまは、我々にとって最も身近な菩薩さまであり、観音経も良く知られている。今回の特集は、その観音さまについて、色々な視点から論じている。
「観音さまとは」「七観音」「三十三身」「三十三観音」「観音経」「観音経名講和」「観音物語」「巡礼」といった項目で分かり易く書かれている。

観音さまは色々と姿を変えるためか、「**観音」という名前がたくさんある。その中で「七観音」という位置付けがあるという。曰く・・・

色々な観音さま-七観音
七観音は、天台宗と真言宗の祀る六観音のうち、両宗の見解の相違から不空羂索(ふくうけんじゃく)観音と準胝(じゅんでい)観音を別々に組み入れられていたのを平安時代以後、観音信仰の隆盛により合祀されて七観音となったようです。
七観音と尊名と、その救済する六道の名は次のようになります。」(「大法輪」09/6月号P73より)

尊名(別名)  六道
聖観世音   地獄
千手観音   餓鬼
馬頭観音   畜生
十一面観音  阿修羅
不空羂索観音 人
準胝観音    人
如意輪観音  天

 
今まで漠然と聞いていた“観音さまの色々”が頭の中で整理される・・・。
観音経(偈)についても詳しく解説がある。

今日はこの特集の後半部分を読んだが、その中で気になった文言・・・

「高田好胤 観音経講和
・・・・・
おまかせの境涯
私どもの行為には、身業(しんごう)といいまして身体ですることがあります。口で語る、これは口業(くごう)、または語業といいます。心であれこれと思いめぐらす、この心での行為を意業という。この三つが一体にならないといけない。思っていることといっていること、建前と本音とが違うということは宗教者の行いではありません。いくらお仏壇に向かってお念仏を唱えても(語業)、礼拝を行っても(身業)、意業があらぬところへいっていたのでは善い業だちというわけにはまいりません。善業というのは身(しん)・語(ご)・意(い)の三業が揃って善であればなりません。・・・・
言葉も身体も心も一つになりきって観音さまにおまかせしきった境涯、これが念彼観音力(ねんぴかんのんりき)です。・・・」(「大法輪」09/6月号P102より)

「日本の観音霊験譚 三野 恵
・・・・・
ところで、筆者はこの正月、初詣へ行ってきた。・・・・
最近、拝むときには漠然とし「よい方へ進みますように」と念じるようになった。かりにそのときに願う自分の欲望がかなえられたとしても、それが自分にとってよいことかどうかはわからないからである。・・・・」(「大法輪」09/6月号P119より)

まあこれは、「人間万事塞翁が馬」のことではあるが・・・

そして「百観音巡礼の心得と霊場のみどころ」では、観音巡礼について、「西国三十三ヶ所」「坂東三十三ヶ所」「秩父三十四ヶ所」巡りの紹介があった。
「四国八十八ヶ所巡り」もそうだが、巡礼はなかなかと大変だ。しかし「「秩父三十四ヶ所」巡りは、約90キロでゆっくり歩いても四泊五日だという。これ位なら、もしかして・・・

ともあれ、今回の特集は今までの中で一番“夢中になって読んだ”特集であった。(最近はいちいち書店に買いに行くのもおっくうなので、定期購読で直接送ってもらっている)
前に、歴史上の偉人を誰か一人絞って、掘り下げて勉強(研究)してみるのも面白いかな・・?と思ったが(ここ)、このような経典や菩薩を一つだけ選んで掘り下げてみるのも面白いかもね・・・・


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