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2009年4月19日 (日)

「間違えやすい敬語」ベスト10

昨日の日経朝刊に「間違えやすい敬語~「いただく」乱用に注意」という記事が載っていた。これは4月上旬、新宿駅西口で、全25問をビジネスマンに○×で答えてもらい、そのうち間違い率の高かったワースト10を挙げたもの。平均点は25問中15問、最高は24問正解の20歳台の電機会社受付の女性だったという。(2009/4/18 日経新聞より)

<間違えやすい敬語 ベスト10>
①「ご拝読いただきありがとうございます」(商談で資料を示して)間違い率67%
「拝」は「謹んで」という意味の謙譲語で自らの行為をへりくだる際に使う。尊敬語と取り違えて使用している。正しくは「ご覧いただき」「お読みいただき」

⇒まあこれは分かるな・・・

②「○○は本日休みをいただいております」(社外からの電話に)61%
休みを与えているのは本人の所属する会社。「いただく」が自社に対してへりくだる形になっている。正しくは「休みをとっております」

⇒これは多い。自分は使ったことが無いが、電話で良く言われる。

③「○○様でございますね」(来客に)58%
「ございます」は「ある」の丁寧語。「かばん」「コート」など物には使うが、敬意を示す相手には使わない。正しくは「いらっしゃいますね」

⇒「いらっしゃる」という言葉はなかなか使わないな・・。

④「コーヒーと紅茶どちらにいたしますか」(商談で)54%
謙譲語と尊敬語を取り違えている。正しくは「どちらになさいますか」

⇒これは自分でも分かる。

⑤「お子様に差しあげてください」(目上の人に贈り物を託して)51%
「差し上げる」は謙譲語。相手を経由する場合は不適切。正しくは「差し上げます」「お渡しいただけますか」

⇒これは難しい。自分でも使いそう・・・

⑤「お求めやすい」(接客の場で)51%
「求める」の尊敬語は「お求めになる」。正しくは「お求めになりやすい」

⇒この言葉はどこでも使われている。「お求めやすいお値段・・」とか。言われてみると、そうか・・・

⑦「ご注意してください」(接客・公共の場で)45%
「お(ご)~する」という謙譲表現を取り違えて使ってる。正しくは「ご注意ください」

⇒たしかにそうだ。でも良く聞くのでは?

⑧「おわかりいただけたでしょうか」(商談で)44%
目上の能力を試したり評価したりしている印象を与えてしまう。正しくは「ご理解いただけたでしょうか」

⇒そりゃそうだ・・・。

⑨「ご助言参考になりました」(上司に対して)43%
相手の好意への感謝としては不十分。「参考程度」とみなされる。正しくは「勉強になりました」

⇒これは間違えないぞ。

⑩「上司にも申し上げておきます」(商談で)39%
社外の人の前で上司を高める形になっている。正しくは「伝えておきます」「申し伝えておきます」

⇒これも間違えないぞ。

10位には入らなかったが、職場でよく問題になるのが、部下が上司に使う「ご苦労さま」。上司にはNGで、状況に応じ「お疲れさま」「ありがとうございます」を使う。
⇒これは非常に多い。メールで「ご苦労さま」の何と多いことか・・・

敬語も時代に合わせて変化する。誤用と考えられてきた言葉が、そうでなくなりつつある例もある。典型が「とんでもございません」。以前は「とんでもない」で一つの形容詞「とんでもないことでございます」が正しいとの解釈だった。しかし2007年の文化庁指針でOKとなった。
⇒これは自分も良く使う。昔は誤用だったとは・・・

“このトシになってそんなこと100%さ・・・”、なんてこの記事を読み始めたら、結果はボロボロ・・・
幾ら日本人でも、そして幾ら自称“超ベテランのビジネスマン”でも、意外と正しい日本語の使い方が出来ていない。
自分も、こんな調子ではとうてい“サラリーマンの卒業(定年=現役引退)”は出来ないので、もう少し頑張るしかないか・・!?


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コメント

 1996年 アトランタ・オリンピック女子マラソンの実況放送で、ロバ、エゴロワに続いて第3位入賞を果たした有森裕子選手が、ゴールした直後、差し出されたマイクに 「メダルの色は銅でも 自分をほめてやりたい…」 と 正しい日本語で答えていたのに、その夜 7時のNHKニュースのアナウンサーが、「有森選手は 自分をほめてあげたい…といいました」 と原稿を読み、唖然としたことを想いだします。
 このごろは、NHKアナだけでなく、大学教授と呼ばれる人の中にも “飼い犬に餌をあげる” 的話法をよく使っていますネ。
 毎日のご健筆と アクセス数に感嘆している 奥山和 です。ご無沙汰しています。

投稿: 奥山 和 | 2009年4月20日 (月) 17:00

奥山さん

確かに、良く聞くと日本語が相当乱れていますよね。実は自分も冷や汗・・・
幾らトシを取っても、勉強は必要ですね。

投稿: エムズの片割れ | 2009年4月21日 (火) 21:27

要するに、尊敬語と謙遜(謙譲)語の使い方の間違いですね!このほかにもよくあるのは「(お心当たりのあるかたは)お申し出てください。」これなども相手に謙遜させてしまっている。一方で、万事がばかていねいになっているのも事実です。最近、気になっているのは、ATMで現金を出し入れするとき、「お手続きをしてください」というのが音声ガイドに出てきますが、非常に違和感があります!ばかていねいすぎる感じがするのです。会社名に、たとえば東芝さんとか、パナソニックさんとか、さん付けで呼ぶ慣習はいつごろからはじまったのでしょうか?インターネットのOKwaveというところで質問・回答を読んでいると、「・・・という質問者様(回答者様)の云々」というふうに質問者、回答者が様付けで呼ばれている。これなども私にはばかていねいすぎて違和感があるのですが、ほかの皆さんには違和感はないのでしょうか?

投稿: KeiichiKoda | 2012年10月20日 (土) 10:02

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