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2008年12月14日 (日)

北島三郎の「風雪ながれ旅」~真のプロ歌手

先日、NHKラジオ深夜便~こころの時代で「“わが人生の玉手箱”元新宿コマ劇場・支配人 奥津和彦」を聞いた。(2008/12/1~2放送)
自分はコマ劇場に入った事はないが、その話によると「新宿コマ劇場」が今年いっぱいで閉館になるとか・・・(ここ)。(「・・・昭和31年12月の開場以来、皆様に格別のご愛顧をいただいております「新宿コマ劇場」ですが、・・・平成20年12月末日をもちまして閉館することになりました。・・・9月の『北島三郎特別公演』をもちまして、・・・幕を降ろす事になります。・・・」
この番組で奥津氏はこんな話をしていた。「出演の常連は美空ひばりと北島三郎だった。美空ひばりは、自分も一生懸命やるので聞くほうも一生懸命に・・・がスタンス。よって場内での飲食には厳しかった。一方、北島三郎は歌から芝居まで、全て自分が一人で取り仕切るスタイル・・・」そしてこの告示にもあるように、ラストのステージも北島三郎だった。

北島三郎といえば、1981年(昭和56年)の年末のNHK紅白歌合戦(第32回)の大トリで歌った「風雪ながれ旅」を思い出す。
我が家でも最近は殆ど見なくなった紅白歌合戦だか、この1981年の北島三郎(19回目の出場)の「風雪ながれ旅」は、歌の後半で紙吹雪が猛烈に舞ったとき(紙吹雪の多さに一瞬“事故”かと思った位・・)、北島三郎の口の中にも紙が2~3枚・・・・・。見ているこっちがドキッと・・・。しかし、それに全く動じないで歌い終えた北島三郎。さすがプロ!!と、感心したものだった。つまり、顔に紙吹雪が引っ掛かって痒かろうが、口に紙吹雪が入って歌いにくかろうが、まったく動じなかった・・・。たしかにTVを見ている人は、歌を中断して紙を吐き出しても状況を理解できるが、地球の裏側で、そんな事を知らずにラジオを聞いている人もいる。北島三郎が、そこまで考えたかどうかは分からないがこの“プロ根性”はすさまじい。
昔の録画テープを探してみたら、あった。S-VHSのEPモードからの録音なので音は悪いが、歌の後半は、口の中に何枚も紙吹雪が入った状態での歌である。

<北島三郎「風雪ながれ旅」>
     ~
1981年12月31日のNHK紅白歌合戦より

「風雪ながれ旅」
  作詞:星野哲郎
  作曲:船村 徹
  歌 :北島三郎

1)破れ単衣に 三味線だけば
 よされよされと 雪が降る
 泣きの十六 短い指に
 息をふきかけ 越えて釆た
 アイヤー アイヤー
 津軽 八戸 大湊

2)三昧が折れたら 両手を叩け
 バチがなければ 櫛でひけ
 音の出るもの 何でも好きで
 かもめ啼く声 ききながら
 アイヤー アイヤー
 小樽 函館 苫小牧

3)鍋のコゲ飯 袂でかくし
 抜けてきたのか  親の目を
 通い妻だと 笑ったひとの
 髪の匂いも なつかしい
 アイヤー アイヤー
 留萌 滝川 稚内

北島三郎は紙が口に入った時、別にプロを意識したわけではないだろうが、あの堂々たる態度に、真のプロ歌手の姿を見る。
北島三郎は、今年の紅白が45回目の出場とか・・。(1986年(昭和61年)を除いて1963年(昭和38年)からずっと出場・・・。凄いな~)
最後にお口直し(?)に、2003年の紅白歌合戦での同じ「風雪ながれ旅」をサラウンドで聞いてみよう。そろそろ年の瀬である・・・・

<北島三郎「風雪ながれ旅」>(ヘッドフォン用5.1サラウンド)
  ~2003年12月31日NHK紅白歌合戦から


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