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2008年11月 7日 (金)

ヴェルディ:「レクイエム」<怒りの日>

今日はなぜか、この曲を聞きたくなった。「怒りの日」である。音楽は幾多あるが、「怒り」を表しているものは意外と少ない。
その中で、「レクイエム(死者のためのミサ曲)」の第3曲「怒りの日」は、その代表曲かも知れないな・・・。
当blogのクセだが、そのサワリだけを聞き比べてみる。アバド、ゲルギエフ、プラッソンの3つである・・・

<<ヴェルディ:「レクイエム」~怒りの日>>

<クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィル/スウェーデン放送合唱団他>(CDはこれ

<ゲルギエフ指揮 キーロフ歌劇場管弦楽団>(CDはこれ

<ミシェル・プラッソン指揮 トゥールーズ・キャピトル劇場管弦楽団>(CDはこれ

3.怒りの日 (Dies irae)

Dies irae, dies illa
solvet saeclum in favilla,
teste David cum Sibylla
Quantus tremor est futurus,
quando judex est venturus
cuncta stricte discussurus.

怒りの日よ、その日
地上は灰に帰する
ダヴィデと巫女の予言のように。
何という恐怖の来ることか
審判者が至り
ものみな厳しく試される時は。

演奏の評はしないが、どの演奏も「怒り」がみなぎっている。何に対する怒り?
Wikipediaによると「怒りの日(Dies irae)とは終末思想の一つで、キリスト教において世界の終末、神あるいはキリストが過去を含めた全ての人間を地上に復活させ、その生前の行いを審判し、神の主催する天国に住まわせ永遠の命を授ける者と地獄で永劫の責め苦を加えられる者に選別するとの教義、思想。または、それが行われる日。」とある。

「レクイエム」は、モーツァルト、ヴェルディ、フォーレが有名だが、昔から良く聞いたのは、モーツァルト。そしてヴェルディは、この「怒りの日」だけを聞いていた。そして、フォーレは自分とは肌が合わなかった。
ヴェルディの「レクイエム」は長い。CDでも2枚。実を言うと、この「怒りの日」だけは好きだが、でもそれは最初の部分だけ。つまり、自分が聞くのは、上の部分だけか・・・?

でも、「ある部分だけ好き」、というのがあっても良いような気がする。何も全体を通して、好き嫌いを評しなくても、“ここの所が好き・・”でも・・。(クラシックの愛好家からみると「邪道」・・・?)

話は変わるが、当blogは先週末niftyにより「閉鎖」されてしまい、再開するためにかなりのファイルを削除した。(これは仕方が無いが・・・)
でも、ヴェルディは1901年に亡くなっており、死後50年を大きく越えている為、削除の心配は無い・・? もちろん“歌詞”も数百年前だ・・

でもこの「怒りの日」は、実に大規模な曲であり、迫力があるよね・・・


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コメント

中身の濃いエムズさんのブログを毎日楽しく拝見しております。
先日、突然消えてしまいがっかりしましたが、今日の記載によりその訳を知りました。
懐かしい「掌」も消えましたが、YouTubeで聴けました。(歌手は違いましたが。)
引き続きご健闘をお祈りいたします。

投稿: toriaezu3965 | 2008年11月 8日 (土) 09:24

toriaezu3965 さん

「激励」(?)ありがとうございます。

投稿: エムズの片割れ | 2008年11月 8日 (土) 20:49

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