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2008年11月29日 (土)

機織歴90年~能衣装織の山口安次郎氏

前に録ってあった毎日放送制作「美の京都遺産~能衣装を織る vol.74」を見た。(2008/4/12 BS-i)
Yamagutinouisyou0811292 山口安次郎氏は、明治37年(1904年)生まれの104歳。現役の機織職人だという。
京都の機織(はたおり)職人の家に生まれた山口さんは、小学校を卒業した次の日(12歳)からこの道に入った京都西陣の機織の匠。
「機織が好きで好きで、機を織っているときは恋人と一緒にいるようだ」と山口さんは言う。山口さんが織るのは能の衣装。「自分は能が好きなので能の衣装を織ってみた。でもそのおかげで西陣の技術が保存できた。西陣の織の技術は全部能の衣装にある」
Yamagutinouisyou0811291 能衣装を織るには、色の数は最小限(15色)に抑え最大限の豪華さを表現するという能の精神が生かされている。一つを織り上げるには3ヶ月、準備期間を入れると8~10ヶ月かかるという。
「世間並みに70か80で死ぬものと思っていたが、気が付いたら100になっていた。ついでに、もう90年機を織ってきたがもう10年織ったら機織100年になるな~」
そして、これまで世界各地で展覧会を開いて能衣装の素晴らしさを表現してきたという。

この15分のミニ番組を見て、何よりも「男性」である事に驚いた。100歳近い職人は他の世界でもいるだろうが、男性は少ないのでは??

話は変わるが、NHKラジオ深夜便「健康百話「“イキイキ脳”は良い生活習慣から」東京大学大学院教授…石浦 章一(08/11/19放送)」を聞いた。
「老いない脳を作る」という話をしていた。その話を少しメモしてみると・・

「運動能力で、トシを取って一番最初に出来なくなるのが、目をつぶって片足立ちをする事。これを40歳の人にやってもらうと直ぐにバランスを崩す。これが老化が直ぐ分かる指標。握力等は低下しない。それに睡眠が大事。夜寝るのは、脳の興奮を静める事と、もう一つの理論としては「記憶を整理している。必要な記憶だけを残しておいて要らない物を消去しているのではないか。その時に、要らない物が夢になって出てくるのではないか」というのもある。
100歳を越えた人に、どんな運動をしたかと聞くと、「散歩」と答える。つまり、毎日動いている事が大事。長寿のコツは散歩。それに、皆70~80歳になるまで生き甲斐をもって働いていた。ストレスには「緩急をつけた生活」が大事。それに、外国の例だが、出来れば知的機能の高い配偶者と過ごす。それに囲碁将棋、手芸等の考えながら手を動かす趣味も・・・」

この二つの話を合わせると、104歳の機織職人山口さんは、まさに長生きする条件にピッタリ。
我々サラリーマンは60歳で区切りとなるが、それ以降をどう生き甲斐持って働くか・・・。そう考えると、サラリーマンよりも手に職を持った人の方が有利なようである。
しかし、何のために長生きするのか? 生き甲斐が無ければ仕方が無い・・。でもピンピンコロリのためには、(いつ死ぬかは別として)健康は必要・・・。となると、結果として長生きしてしまう・・・?
我が家も「知的機能の高い配偶者と過ごす」の条件は、当然○なので(!?)、夫婦共に長生きすると思うが・・・。(←そんなワケ無いか?)

(関連記事)
TV番組「美の京都遺産」


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