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2008年8月21日 (木)

「呪い」の具体的な方法・・・密やかに

北京オリンピックの女子ソフトボール決勝戦。米国を3:1で破って金メダル。ついつい見てしまった。NHKもニュースを後回しにして中継していた。それにしても、6回裏、1アウト満塁を冷静に抑えた上野ピッチャーに脱帽。まあそれはそれとして・・・

今朝(08/8/21)の日経産業新聞に面白いコラムがあった。 「こころの危機管理~バランス戻す代償行為~迷惑かけずに密やかに行う」 (P23)である。曰く・・・・

「こころの病になってしまった場合、原因は複合的ですし、本人の心境も複雑です。だから事故に遭ったようなものだからと説いてもなかなか通じません。あれさえなければぼくは大丈夫だったのにと悔い、あの人物さえいなければわたしは立ち直れるのにと悩むわけです。考えれば考えるほど傷は深くなるばかり。
こころが血を流しているのだからと諭してみたところで、自分のふがいなさばかりを責めてしまう。
見るに見かねて、それならばいっそのこと相手を消してしまえば?と言うと、えっと驚かれます。でもそのあと実際に消してしまえると、立ち直れる例が大半です――。
ちょっとコワい話になってきました。でも誤解しないでください。消すというのは代償行為によって消し去るのであって、相手に危害を加えて抹殺するわけではないのです。
・・・・・
呪いによって相手を抹殺するとき、日本人は自然の力を借りるようです。呪う行為だけをして天命を待つ。けんかはぜず手は下さない。けんかしても得にならないことを暗黙知として心得ているからでしょう。
今という時代、どうやって消し去ればよいか。昔のように五寸くぎを使うのは避けたいところです。ある人は、相手の顔と名を書いた絵を自転車のタイヤに張り付けて毎日轢(ひ)きつぶしていました。ある人は絵を毎日焼き捨てていました。絵はいずれも1センチ四方サイズ。周囲に迷惑を掛けることなく密(ひそ)やかに行うのがミソです。無事に立ち直れる人が多い理由は、憂いさを晴らす具体的な行為によって負に振れていたこころのバランスが戻るからでしょう。それとも相手に天罰が下ったのでしょうか。やはりコワいですね。(産業医 荒井千暁)」

世の中、鬱病がはやっている。ストレスの原因は対人関係が一番多いとも聞く。その解決法?が、ここには明確に?書いてある。「なるほど・・」と思う人は多いのでは?
フト思った。逆に、自分が鬱病に“追い込んだ”例が無かったかどうか・・・。自分の顔の絵が、いつかどこかで、タイヤに轢き潰されていたことが「無かった」と言えるかどうか・・・。ドキッとする。
でもこの方法、家庭内での「実行」は避けたほうが良かろう。いつ何時バレるか分からないし、バレた時は取り返しがつかない・・・。(もちろん我が家には縁のない話だが・・・)


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