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2008年7月15日 (火)

服部克久の「自由の大地」~新世界紀行のサントラ

今日(08/7/15)の日経夕刊を読んでいたら、「こどもと育つ~作曲家・服部隆之さん」というコラムがあり(P17)、作曲家 服部克久氏の息子もまた作曲家だという事を知った。曰く・・

「祖父は服部良一氏、父は服部克久氏。三代にわたって五線紙に音を紡いできた音楽家のバトンは今、八歳の娘に引き継がれようとしている。・・・・」

「青い山脈」などを作曲した服部良一氏は、国民栄誉賞も受賞した昭和初期の代表的な作曲家。服部克久氏は編曲も手掛け、テレビで指揮をしているところを良く見た。しかし、その息子も作曲家だったとは知らなかった。

“蛙の子は蛙”とは良くいうが、音楽家の家系は環境的にも音楽家が育ちやすいのだろう。バッハ然り、モーツァルト然り・・・。指揮者の世界では、自分が高校の頃から良く知っていたエーリッヒ・クライバーの息子は、あのカルロス・クライバーだし、フォンタナレコードで子供の頃に良く聞いた指揮者:フランツ・コンヴィチュニーの息子のペーター・コンヴィチュニーは、先日も新聞でオペラ公演の広告に載っていた。

政治家や俳優を代表例に、歌手などの音楽の世界でも親の七光りが多いが(おっと、宇多田ヒカルは超えている?)、このコラムにもある通り、
「ただ、芸術家には親の七光りも“十四光”も通用しない。人がいいと思う音を生み出せるのか。実力のみの世界が横たわる。」
これは確かだ。カルロス・クライバーの「運命」を聞けばまさにそれが証明される。(ここ

・・・という訳で、あんまり関係ないが、自分が一番好きな服部克久の曲をひとつ・・・
1987年~1992年の毎週日曜日に、TBSテレビ系で放映されたドキュメンタリー番組「新世界紀行」のテーマソング「自由の大地」である。

<服部克久作曲「新世界紀行」のテーマ「自由の大地」>

この曲を聞くと、まさに“世界雄大さ”が伝わってくるな・・・。(実はこのTV番組は見た記憶が無い。テーマソングだけが印象に残っていて、CDを見つけた時に衝動買い?したもの)

話は変わるが、本当に“蛙の子は蛙”なのだろうか?はっりき言って迷惑だな。ウチの息子どもも迷惑だと言うだろう・・・。(でも亡くなった親父が凝っていた将棋を、自分を飛び越えて息子が凝っている姿を見ると、“蛙の「孫」は蛙”なのかとドキッとする・・・)


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コメント

こんばんは~

良いですねえ
出だしが特に素敵。

来てみて良かった~

エムズの片割れさんは
加古隆さんは お聴きになりますか?

投稿: 見切り発車 | 2008年7月17日 (木) 00:09

つくづく、エムズさん・・・の記事とのシンクロ?嬉しく、いつも拝見してます。

「早春賦」などで、お馴染みの中田章さんの息子、中田喜直さんも「夏の思い出」など名曲を残されて後世に歌い継がれていますが、DNA・環境?・・・まさに、「蛙の子は蛙」同感ですッ!

投稿: 花舞 | 2008年7月17日 (木) 09:04

見切り発車さん

加古隆・・・もちろん聞いています。色々ありますが、やはり一押しは「パリは燃えているか」でしょうか??

花舞 さん
中田喜直は良く知っていますが、早春賦の作曲者の息子とは、もちろん知りませんでした。そうですか・・・。中田章氏の“蛙の子”でしたか・・・(目から鱗・・)

投稿: エムズの片割れ | 2008年7月17日 (木) 22:40

こんばんは~

はい、良いですね、
「パリは燃えているか」

さらに
「黄昏のワルツ」
「大河の一滴」
「富の攻防」

どれも 好きなんですよ。

投稿: 見切り発車 | 2008年7月18日 (金) 23:18

見切り発車さん

どれも大体知っています。追って論じましょう。

投稿: エムズの片割れ | 2008年7月20日 (日) 11:02

 こんにちは、 ほんとうにこの曲はいいですね。    世界の歴史の深さと、自然のひろがりと、その両者ともをふところに抱き、人の弱さ悲しさをスパイスとしてふりかけたような---  
 いつきこえてきても、耳をそばだてて聴いてしまう。古いカセットは持っていますが、今はどこにしまいこんでいるのやら--。

 懐かしい曲を有難うございました。

 先日は、鹿之助の研究に時間をとらせてしまったとか??申し訳ありませんでした。如何でしたか。日本のように精神主義の流れが中心の国でも、頑固一徹??に死んでいった英雄一人。判官びいきの対象と思われます。
 でも、鹿之助の子孫に鴻池財閥がいると知ると、彼の史実の中には商家的発想から難を逃れたと考えられることも多く(柔らか頭)、DNA的にも興味深いものです。

 かえるの子はかえる--ですね。DNAと環境
---親の後継ぎするのはいいのですが、能力とともに謙虚さを兼ね備えたかえるの子ならばね、まだ許せるのですが。とくに政治屋の世界には---どうにかならないものでしょうか?? お笑いも含めた芸能界、これも評価に耐えうる親子鷹は少ないですね。親の七光りは真っ平です。

 この曲のカセットの件にもどりますが、長女からのプレゼントでした。あまりホットな家族関係ではありませんが、プレゼントされた時を思い出し、少し頭を整理し反省していたところです。

 この「新世界紀行」という番組は、巨人の試合の他で、一番きっちりと見た連続番組だったのです。1987年~1992年だったのですか。大阪府下のある病院に勤務していたころ、そのころの事々もなつかしくよみがえってきます。

 最も印象的な放映は、
 サントリー二島の火山爆発と、歴史上誰もが疑問に思う、モーゼのエジプト出国時の海割れ現象との関連についての考察でした。ほんとうに心騒がせるロマンです。トロイの遺跡・ミケーネ文明を発掘したシュリーマンが伝説本を信じ大発見につなげたような---

 今からカセットを探しましょうか。

投稿: 能勢の赤ひげ | 2008年7月20日 (日) 13:02

能勢の赤ひげ さん

せっかくの機会なので、カセット探されたら??見つかると、色々思い出すこともあるでしょう・・・・、ナンテこれは自分の目線だな・・・。
昔の「世界紀行」は、今は「世界遺産」に取って代わっていますね。海外ツアーに行っても世界遺産めぐり。TVの紀行番組も世界遺産・・・。自分もレコーダに世界遺産の番組が溜まって扱いに困っています??

投稿: エムズの片割れ | 2008年7月21日 (月) 16:27

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