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2008年4月14日 (月)

井上陽水の「心もよう」と石川セリの「八月の濡れた砂」

(井上陽水の「心もよう」と石川セリ ・・・・・。なぜ並んでいるかと言うと、夫婦だから・・・・。(実は、自分はさっきまで知らなかったのだ・・・)以下、本題・・・)

歌手で美空ひばりが「別格」のように、そして指揮者でフルトヴェングラーが「別格」のように、フォークの世界でも「別格」の歌というものはあるものである。自分にとって、それは「井上陽水の『心もよう』」なのである。

「心もよう」は、1973年(昭和48年)9月にリリースされた歌である。作詞・作曲:井上陽水、編曲:星勝。そして、続いて12月にリリースされたアルバム『氷の世界』は、「LPがシングル並みの売れ行き・・・」と話題になった、日本初のミリオンセラーアルバムであった。

<井上陽水「心もよう」>

「心もよう」
  作詞・作曲:井上陽水 
  編曲:星 勝

寂しさの つれづれに
手紙をしたためています あなたに
黒いインクが綺麗でしょう
青い便箋が悲しいでしょう

あなたの笑い顔を
不思議なことに 今日は
覚えていました
十九になった お祝いに
作った歌も 忘れたのに

寂しさだけを 手紙に詰めて
故郷に住む あなたに送る
あなたにとって 見飽きた文字が
季節の中で 埋もれてしまう アーア

遠くで暮らすことが
二人に良くないのは わかっていました
曇りガラスの外は雨
私の気持ちは 書けません

寂しさだけを 手紙に詰めて
故郷に住む あなたに送る
あなたにとって 見飽きた文字が
季節の中で 埋もれてしまう

あざやか色の春はかげろう
まぶしい夏の光は強く
秋風の後雪が追いかけ
季節はめぐりあなたを変えるアア……

この詩が何とも良い・・・。若い頃の自分を思い出す。当時はメールなんて無かったので、手紙だったのだ・・・・。何が???

しかしこの「心もよう」だけは、誰がカバーしようが、また今後井上陽水自身が再録しようが、このオリジナルの編曲・録音が最高だ。まさに完成された曲である。自分も、今まで井上陽水自身がこの「心もよう」をTVで歌っているのを聞いたことが無い・・・。オリジナルがあまりに完成されているので、変に編曲された「心もよう」を聞きたくない・・・・

Netで見ていたら、何と石川セリが井上陽水の2度目の奥さんだって!ヘエー!ビックリ!(カミさんに言わせると、「そんなこと昔から知っていた・・・」とか) そういえば、先日カミさんが「石川セリが**年ぶりで新しいCDを出すんだって・・」と言ってたっけ・・・。確かにamazonで「タイトル未定」のCDが載っている。
という訳で、ついでに(失礼)、石川セリの代表曲「八月の濡れた砂」を聞いてみよう。

<石川セリ「八月の濡れた砂」>

この井上陽水・石川セリ夫妻の間には、一男二女がおり、次女は作詞家・歌手の依布サラサであるという。(公式HPはここ) 宇多田ヒカルではないが、血統的には充分なので、たぶん優秀なミュージシャンなのだろう。(自分は知らないが・・・)


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コメント

石川せりのこの歌チョー懐かしい。
この退廃的な歌い方が好きでした。
映画も思い出します。
今消臭剤のCMに出ている村野武徳が
まだ学生服で単車に乗って今で言う問題児を演じていました。
時代を感じます。

投稿: 兼太郎 | 2008年4月16日 (水) 18:37

大好きな曲です。
八月の濡れた砂、、、、、、、
私のこころの琴線に触れる歌です。
わけあって(妻の入院)、3人の子供をしばらく親に預けていました。
長男が次女に手を引かれ幼稚園に行く姿
そのときのバックに流れていたのです。
今は、子供たちもそれぞれ自立して30前後の世代になっていますが、
この曲を聴くとぐっときます。
(そのあと、映画をTVでみましたが、
映画はいまいちでした)

投稿: でんでん | 2010年4月 8日 (木) 19:17

子育て時代のりんごを切なくさせる歌でした。ジャケットも買いました。
平凡な日常にドラマチックな夢を与えてくる歌でした。異次元へと誘われるようでした。
陽水は天才ですね。今なお、ちっとも色褪せない。

投稿: りんご | 2015年3月22日 (日) 21:57

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