« 井上陽水の「心もよう」と石川セリの「八月の濡れた砂」 | トップページ | 森山良子の「愛する人に歌わせないで」 »

2008年4月16日 (水)

九州の“まぼろし”の「さしみ醤油」

今日は、珍しく食べ物の話、つまり自分お気に入りの「九州のさしみ醤油」の話である。結論は、九州福岡のニビシ醤油製の「特選さしみしょうゆ」(@288円)、これが美味い・・・という話。(メーカーサイトはここ

先日会社で、4月に九州に赴任した同僚がやってきて、「**さん、前に**さんが“凝っていた”九州の醤油って、何だっけ? 自分も試してみるから・・・」と言う。
そうなんです。実は、数年前福岡で(自分にとっては)「幻の醤油」を見つけて、それに凝ったのでした・・・。ではその経緯から・・・

もう20年以上も前のこと、九州福岡に出張した時に、九州の営業さんが接待してくれて、料理店に入った。そこで刺身を食ったが、その時、テーブルに置いてあった「さしみ醤油」に惚れた。とろーっと甘くて、関東のサラッとした醤油とはワケが違う。醤油と言うより、まるで“タレ”のよう。ドロッとしている所もまた独特。「これはうまい」と(サシミでなくて)醤油を褒めたら、「アホッ!」・・・・(メーカーサイトにはこうある「本醸造しょうゆをベースにした刺身用のしょうゆです。豊かな旨味と甘味が特徴で口当たりはまろやかで、とろりとしています。」)

それから数年経ってから、やはり出張で大分駅前のビジネスホテルに泊まった時、ホテルのレストランでその醤油(の味)と劇的な再会!!
今度は意を決して店の人に尋ねた。「この醤油はどこで手に入るか」と・・・。そしたら素っ気無い答え。「その辺のスーパーで売っていますよ」・・・・・・

Img_21571 そして03年、久しぶりに行った福岡で、夜の散歩のついでに寄ったスーパーで、それらしき醤油を3つ4つ買い込んで、東京に持って帰った。そして次々と封を開けて試食したところ、その中に「幻の醤油」があった! その名が「ニビシの特選さしみしょうゆ」だったというワケ。

これを発見してから、出張で九州に行く人が居ると、頼んで買ってもらった。
それからもう5年になるが、刺身となると自分だけこの醤油で食っている。しかし、何故か家族は誰もこの醤油を口にしない。マズイという・・・。やはり関東の人の口には合わないのかも・・・。
本当は、自分はカミさんと回転寿司に行く時にもこの醤油を持ち込みたいのだが、まだその勇気はない・・・。(しかし、最近はめっきりと刺身が食卓に乗る回数が少なく、せっかくの醤油が賞味期限切れになるのが残念・・・・)

まあ、(自分だけの)「まぼろしの音楽」を探すのも楽しいが「まぼろしの醤油」を探すのもまた楽しい。次は、30数年前に北九州のビジネスホテルの朝食で一度だけ食った味噌汁の味=「赤味噌」でも探そうか・・・・・(フトこのblog、食べ物のカテゴリが無いことに気が付いたけど、まあいいや・・・)


« 井上陽水の「心もよう」と石川セリの「八月の濡れた砂」 | トップページ | 森山良子の「愛する人に歌わせないで」 »

コメント

こんにちは、福岡東区からです
関東の醤油についてググってたら、貴方のエッセーが目に留まりました
数十年前神奈川の大学に行ったとき、真っ黒なうどんにびっくりしました
出汁も使わず塩辛い醤油と砂糖で食えたものではありませんでした
もちろん帰省の都度「二ビシ醤油」はバッグのなかでした、白出汁も二ビシです
近頃関東から進出してきた飲食店は、何処も塩辛いだけの醤油をおいております
暇さえあればそれらの本社にクレーム入れております
ただ問題は、糖尿病の方には不向きかなとおもいます
これからも九州の醤油をご愛飲ください
九州人として、大変嬉しいエッセイありがとうございました
では乱筆乱文にて失礼いたします

【エムズの片割れより】
10年も前の、こんな記事にコメント頂くとは・・・
それにしても、味は地方によって様々ですね。関東の自分など、関西風の薄味は苦手。
でも自分のお袋は長崎生まれですので、半分は九州の血?そのせいか、九州の甘い味が自分は好きです。
福岡千早に住む息子夫婦が、たまにニビシを送ってくれますが、カミさんは一切使いません・・・

投稿: 今池哲朗 | 2017年8月10日 (木) 17:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/179901/40898149

この記事へのトラックバック一覧です: 九州の“まぼろし”の「さしみ醤油」:

« 井上陽水の「心もよう」と石川セリの「八月の濡れた砂」 | トップページ | 森山良子の「愛する人に歌わせないで」 »