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2007年12月 3日 (月)

「文豪・夏目漱石 そのこころとまなざし」

先日(07/10/27)、江戸東京博物館で開かれていた「文豪・夏目漱石-そのこころとまなざし-」展に行ったが、そこで買った公式ガイドブック「文豪・夏目漱石-そのこころとまなざし」が当たった。

Scan103711 最近、本を良く買うため、読むほうが追いつかない。先週末からやっとこの本を読み出した。ところが、この本がなかなか良いのである。単に展覧会の解説ではなく、漱石の生き様が丁寧に書いてある。カラーの写真もきれい・・・。
漱石の生まれから死まで、その人生が良く分かるので、展覧会から一月も経ってしまったが、それとは別に漱石に非常に興味を持つようになった。
家庭における漱石は、「吾輩は猫である」や「坊ちゃん」にあるような愉快な一面よりも、神経衰弱の面が多く出ていたらしい。
特に英国留学から帰った数年(明治36年)は、強度の神経衰弱を病み、夫婦仲にも亀裂が入り、妊娠中の鏡子夫人は約2ヶ月間実家に帰ったという。しかし別居中、漱石を診断した呉博士から、鏡子や子供たちをどなりつけ、なぐりかかるといった漱石の態度が病気のためだと聞かされ、一生病気が治らない漱石と添い遂げようと覚悟を決めた鏡子は千駄ヶ谷の家に戻り、三女栄子を出産したという。(P45)

鏡子夫人も偉いが、後世は実に優しい父親だったという。(P58) そして、結局は妻・娘達からやり込められる漱石・・・。
この話を聞いて、なぜかホットする????

先週、本屋で「こころ」の単行本を買ってきたが、今日決心をしたぞ。
「いつ読み終わるか分からないが、漱石の書いた順に全作品を読んでみよう」

高校のときに、図書館長の国語の先生が「とにかく本を読め」と、読書を“強制”されたが、「草枕」や「虞美人草」など、挫折した作品も多い。
リタイアして時間が取れるようになったら、「漱石全作品の読破・・・」ナンテいうテーマも面白いかもね。

(関係記事)
「夏目漱石展」に行った

映画「それから」のテーマ


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