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2007年11月16日 (金)

ザ・ピーナッツの「心の窓にともし灯を」

帰りのバスの中で、夜空に浮かぶ素晴らしい三日月を見ながら、なぜかこの歌を思い出した。ザ・ピーナッツの「心の窓にともし灯を(心の窓に灯を)」である。(月とは全然関係ないけど・・・・)

心に滲みる歌というのは、もちろん人によって違うが、自分にとってこの歌はまさに心に滲みる歌だ・・・・。
先日、昔のテープが出てきた。昭和39年(1964年)とある。そのテープに録音されていたのが、この歌。よって自分が40年以上も大切にしてきた曲、という事になる。
Kokoroomado1 調べてみると、このレコードの発売は、1960年2月、もう47年も前だ。「悲しき16才」の裏面である。
そして、これと殆ど同じステレオ盤が1963年に発売されている。しかも伴奏も歌もオリジナルとそっくり。ステレオ盤での再吹き込みは、アレンジが変わるのが普通だが、これは珍しい。同じ時代に録ったものと思われる。
しかし、自分はやはりオリジナルのモノ録音の方が好きだな・・・。

<ザ・ピーナッツ「心の窓にともし灯を」>モノ盤

「心の窓にともし灯を」

       作詩  横井 弘
       作曲  中田喜直
       編曲  宮川 泰

1.いじわる木枯らし 吹きつける
  古いセーター ボロシューズ
  泣けてくるよな 夜だけど
  頬っぺをよせて ともしましょう
  心の窓に ともし灯を
  ホラ 笑くぼが浮かんで くるでしょう

2.真珠にかがやく 飾り窓
  うつる貧しい シンデレラ
  ポッケにゃなんにも ないけれど
  かじかむ指で ともしましょう
  心の窓に ともし灯を
  ホラ 口笛吹きたく なるでしょう

3.暖炉をかこんだ 歌声を
  遠くきいてる 細い路地
  ちっちゃなたき火は 消えたけど
  お空をみつめ ともしましょう
  心の窓に ともし灯を
  ホラ 希望がほのぼの わくでしょう

ついでにステレオ盤も聞いてみよう。

<ザ・ピーナッツ「心の窓にともし灯を」>ステレオ盤

話は飛ぶが、この歌の題名の書き方が色々である・・・・。「ともしび」という文字は、何が正しいのだろう?
ネットで見ても色々だ。初版ジャケットの「心の窓にともし灯を」を初め、「心の窓に灯火を」「心の窓に灯を」「心の窓にともしびを」と色々ある・・・・
これは日本語でなくて「詩」なので論じても仕方がないが、JASRACのデータベースに登録されているのは、正題が「心の窓に灯を」で、副題が「心の窓にともし灯を」である。

ともあれ、昔の歌を思い出して書きたくなるのも、「還暦」の為せるワザだろうか。

(蛇足:この歌をカミさんに聞かせたら「何でこんな歌が良いの?」と言いやがる!! 近い内に、我が家にも“離婚の危機”が訪れるかも・・・・)


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コメント

この歌の作曲者が中田喜直とは、今まで知らずにいました。そう思って聞くと、まさにあの人のメロディーです。戦時中は爆撃機のパイロットで、決して「昭和○年」の年号を使わない人でした。作曲家としてのデビューから、ずっとおつきあいがありました。「君が代」法制化に反論の投書をしたのが、遺書のようになりました。

投稿: 志村建世 | 2007年11月17日 (土) 14:33

あの大作曲家の中田喜直とお知り合いだったとは・・・。
中田作品には「ちいさい秋みつけた」「雪の降る街を」をはじめ、女声合唱の「石臼の歌」「小さな手」等々、素晴らしい曲が数多くありますね。

投稿: エムズの片割れ | 2007年11月17日 (土) 17:53

田園ソングの「いろりの炎」がありましたが、
昭和35年の番組以来聴いたことがありません。
「山小屋の太郎さん」も良いですね。

投稿: なち | 2007年11月18日 (日) 21:53

懐かしい曲に出会えて幸せです。
昨年の暮れに、ふいと思い出して、歌詞を紹介しましたが、歌っている曲に出会えると思っていなかっただけに、感激ひとしおです。
ありがとうございました。

投稿: ひみ子 | 2008年1月11日 (金) 21:03

ひみ子さん

コメントありがとうございます。
自分の心に残っていた歌が、誰かに同感して頂けると、それだけでハッピーです。
HPを覗いたら、御闘病中とか・・・
体調が良いときにでも、また寄って下さい。

投稿: エムズの片割れ | 2008年1月11日 (金) 21:57

いつもステレオ盤で聴いていました。
モノラル盤を知りませんでした。
モノラル盤の澄んだ響きが好きになりました。トラックバックさせていただければうれしいです。

投稿: 越智 孝 | 2008年11月28日 (金) 16:17

越智 孝さん

コメントありがとうございます。
オリジナルはモノ盤ですが、編曲が似ていますよね。

投稿: エムズの片割れ | 2008年11月29日 (土) 01:27

この歌が中田喜直さんの歌だと初めて知りました。心が温まります。
時々、エムズの片割れさんのオアシスへ来させて頂くのを楽しみにしております。

【エムズの片割れより】
コメントありがとうございます。“オアシス”とは照れてしまいます・・・。

投稿: ラファエロ | 2010年6月 5日 (土) 01:39

ザピーナッツのこの曲は昭和35年の12月
クリスマスの夜に家族6人でちゃぶ台を囲み小さなケーキをほおばりながら、聞いたような記憶が残っています。白黒のチャンネル式のテレビから流れる、このどこか物悲しい曲が私たちの年代には付きまとっているかもしれませんね。物が何にもない時代に育った者ではない人達には解り得ない詩の内容と曲想なのでしょうね。

【エムズの片割れより】
この歌を聴くと、昭和30年代の茶の間を思い出します。昔の情緒も捨てがたいですよね。

投稿: 金子次郎 | 2011年7月16日 (土) 17:13

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              白雲たちが北北西から南南東に先を競って流れています             背の高い木々は寒風にスクラムを組んで揺れています             糸の切れた凧のように紅葉した葉が舞い踊り落ちていきます             冷たい風が細い針の塊になって痺れた指を容赦なく刺します             流れる雲の合間から遠慮がちに光の帯が差し込みます             いちばん星がステージ..... [続きを読む]

受信: 2008年11月28日 (金) 16:20

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