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2007年9月27日 (木)

モラヴェッツの「月光」のテープが見つかった

イヴァン・モラヴェッツの演奏するベートーヴェンの月光ソナタの録音テープが見つかり、数十年ぶりに聞いた。

これについては、前に「『月光の曲』の思い出」という記事でも書いたが、この録音は1969年頃(自分が大学4年の頃)、フィリップスに「コニサー・ソサエティ」という録音シリーズがあって、録音用の特製のコンサートグランドピアノ(ボールドウィンSD-10)を使い、アナログ録音の究極を目指したもの。演奏はイヴァン・モラヴェッツ。
その時、確かLPを友人に借りてオープンテープに録音した・・という“記憶”があり、先の記事「20年前のSONYのオープンデッキが動いた!」で書いたように、何と37年前のオープンデッキに20年ぶりに電源を入れたら動いたという事もあり、“記憶”の録音テープを自宅の納戸で見つけたので、今回その再生が成功した・・・・という、長ったらしい話だ。
先ずは聞いてみよう。

<イヴァン・モラヴェッツ/「月光」ソナタ #1>

音を聞いてみて、高域の不足を感じた。テープはLPレコードをオープンデッキの19cmで録っているので、それなりに録音されていると思うが、もしかすると歴史物のデッキの高域特性(F特)がヘッタッていてるかも・・・・?(しかしヒスノイズも聞こえるので、一応は再生出来ているのかな・・・、とも思ってみたり・・・)

話を戻して、この音をどう聞くか・・・だ。実は自分はこの音、この演奏が大好きなのである。昔、独学でこの第1楽章だけピアノで弾けるようになったが、頭にあった手本はまさに“この音”“この演奏”なのである。
人によって音の好みは様々だが、自分はこのコニサー・シリーズの、ボーンと良く響くピアノの音が大好きだ。

モラヴェッツの演奏そのものも実に素晴らしい。たまたま持っているアシュケナージの月光も聞いてみたが、アシュケナージの弾く「月光」の“3連符”は、妙に突っかかる演奏で、素直に流れていない。つまり“命の”3連符を素直に弾いていない。それに引き替えモラヴェッツの演奏は、3連符も流れるように弾くし、安心して聞いていられる。

再び、何とかこのCDが手に入らないかと、ネットでまた調べてみたが、同じLP(SFX-7656)に収録されていた「エリーゼのために」はアメリカでCDになっているらしいが、「月光」は見つからなかった。

しかし“フィットする音”というのはあるのもで、この録音も早速MP3にして、携帯プレヤーで通勤途中で聞いているが、何度聞いても飽きない素晴らしい演奏・音である。

しかしこれを書いていて、“まさに自分の音楽を聞いてきた歴史を懐古しているな・・・”と思った。でもまあ、もう少しで「還暦」なので、許すとしよう・・・

(ついでに、今日の帰りのバスの中から見えた月は満月で、まさに十五夜お月さん・・・。そう言えば、2日ほど前にカミさんが十五夜の月見団子を買ってきたっけ・・・。ベートーヴェンは十五夜は知らないだろうが・・・。⇒ カミさんもblogで写真をアップしていた

●本日カウントが3万を越えました。皆様の“ご愛顧”に感謝します。


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