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2007年9月 5日 (水)

仕事と給与のバランス~高給与会社ベスト10

昨日(07/9/4)、伊藤忠商事元会長の瀬島龍三氏が95歳で亡くなったと、各紙に報道されていた。瀬島氏は、陸軍大学卒業後、参謀本部作戦課という最優秀の人材を集めた部署に配属され、その後大本営参謀としてガダルカナル戦の撤退等を担当。終戦時は、関東軍参謀としてソ連に抑留された。11年の抑留後、伊藤忠商事に入社。副社長、会長を歴任して、伊藤忠商事を一繊維商社から世界的総合商社に脱皮させた立役者と言われている。
また、山崎豊子の「不毛地帯」のモデルでもあり、自分もこの人については、昔から知っていた。

ところで本題だが、商社の給与は非常に高いらしい。(ほとんどの人は関係無いけど・・・・)
先日(07/9/3)の日経産業新聞に「正社員平均年間給与ランキング」が載っていた。それによると、

①三井物産      1435万2千円
②三菱商事      1423万4千円
③住友商事      1402万5千円
④電通         1335万9千円
⑤伊藤忠商事     1279万8千円
⑥新日鐵エンジニアリング 1228万円
⑦大和證券Gr本社  1187万7千円
⑧丸紅          1177万5千円
⑨新日本石油     1167万7千円
⑩メタルワン      1167万2千円
(三菱商事と双日が共同出資する大手鉄鋼商社)

だそうだ。
大手商社が上位を独占しているのは、海外出張が多く、時間的な拘束や語学力を求めることを背景に、社員のリスクや能力に高給で報いているのだという。
(なお、総務省がまとめた2006年度の労働力調査によると、年間平均給与が1千万円以上の正社員は、126万人で、全正社員の3.6%だそうだ。)

これらの高給与を羨ましいと思うのが普通だが、自分にはどうもそう思えない。当然、給与と仕事の厳しさは連動している。世界の果てにたった一人で暮らす商社マンが高給なのは、まあ当然かも・・・

毎年の正月、1970年入社の同期会があるが、皆既に現役を離れ、“サラリーマン生活の総決算”が顔に出て来ている。出世のトップを走って、非常に高い地位まで上り詰めたが、近況報告では病気の話ばかり・・・という友人。一方、共稼ぎで、働き盛りの時にも堂々と長い連休を取っては世界中の山を登っていた同期は血色も良く、昨年は海外の何とかという山に登った・・・という話をする。
サラリーマンを終えて、どちらがハッピーだったかは分からないが(もっとも“出世”は自分で決める事ではないが・・・・)、色々と考えてしまう。

でも少なくても自分は会社選びで、“高給だけど嫌いな仕事”よりも、“給料は安くても好きな仕事”を選んだ。学生時代オーディオに凝っていた自分は、入社試験の面接で「俺はステレオをやる」と宣言して合格し、その後それを反古にして民生用でない産業用システムの道を選んだっけ・・・。(もし趣味の延長で本当にステレオをやっていたら、とっくに仕事を失って(事業撤退)社内で流浪の民になっていたな・・・・)
まあ人生、何がハッピーか分からないが、低給料(?)でも定年まで来る事が出来たことで、良しとしようか・・・。


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