« 立川花火大会 見物記 | トップページ | パーシー・フェイスの「シンシアのワルツ」 »

2007年7月30日 (月)

私のふるさと(龍ヶ崎)紀行

私のふるさとは、茨城県の南部、龍ヶ崎市である。脱出してから40年以上。今回は久しぶりの、(まだ実家がある)ふるさと龍ヶ崎巡りである。
(「龍ヶ崎」が正式地名で「竜ヶ崎」は略字、という事は分かっているが、Google/Yahoo!で「龍ヶ崎」と「竜ヶ崎」を検索してみると、「龍ヶ崎」47万/37万、「竜ヶ崎」39万/31万で、拮抗している。どうもネットの検索では「龍」と「竜」は別のようだ)

1) 龍ヶ崎小にまだ「二宮尊徳の像」があった
約50年前に卒業した龍ヶ崎小に行ってみた。昭和33年4月に5年生に編入して昭和35(1960)年3月に卒業するまで2年間居た。現在の校舎には、まるで昔の面影はない。玄関も分からない。職員室らしい正面の古い建物に、古さを隠すように、ただ花だけが咲き誇っていた。昔ゴム飛行機を飛ばした校庭も狭い。もちろん建物は全て建て替えられているため、分からない。

P10004681 P10004621 P10004661 P10004631 P10004671 P10004691

しかし唯一「二宮尊徳の像」が残っていた。昔の面影を残しているのはこの像だけだった。裏を見ると昭和13年1月1日とある。まさに自分も生まれていない戦時下である。
何故か、昔の龍ヶ崎小の写真を見たいな・・・・と、懐かしくなった。

2) 奇特な歯医者さん
龍ヶ崎西小学校の左隣にある「藤橋歯科医院」には助かったと、実家の母が言う。聞くと、入院していた(同居の)90才の伯母が、一時帰宅の2泊の間に入れ歯を修理してもらえた。しかもわざわざ日曜日に家に来て、入れ歯の噛み合わせ調整までしてくれた、と感激していた。殺伐とした現代でも、中には奇特な歯医者さんが居るものだと思って、どの様な医院か見に行ってしまった。
P10004431 不思議な歯医者だ。田んぼの中にポツンと一軒。道路に面している訳でもなく、普通の家の庭先で歯医者をやっている感じ。店という感じがない・・・。(写真の右端の建物が竜ヶ崎西小学校)

実家の母と同居している伯母が、入院中に付けられた手のグローブを外そうと歯でガリガリやった結果、入れ歯の上の前歯が3~4本取れた。これから老健に移るので、歯医者どころではない。困った母が、10年前に入れ歯を作った藤橋歯科医院に伯母の当時の診察券をもって相談に行ったら、とにかく入れ歯を持って来い、と言われ、土曜日の夕方に、一時帰宅した伯母の上下の入れ歯を外して持って行ったという。そしたら何と次の日曜日の夕方に、その入れ歯を修理して、自宅まで噛み合わせ調整に来てくれたという。そして半分ボケている?伯母を相手に、自宅の掃除機を使った歯の削り治具を使って調整してくれたとか・・・・。
土日を潰して突貫で修理してくれたり(普通は歯科技工士がやる?)、普通の医者なら、医院に来ないと到底やれない噛み合わせ調整を、出張してやってくれたり・・・。都会では信じられない話を聞いた。田舎ならでは・・・・の話かも?

3) 珈琲工房「ジャマイカ」
中学校の同級生が、まだ(失礼!)喫茶店をやっているというので行ってみた。卒業後40数年も経つのに、顔を出すと覚えていてくれて、直ぐに名前を言われと、“やはり龍ヶ崎は故郷だな・・・”と思う。(たった8年しか居なかったが・・・)

P10004381 P10004371 P10004362

竜ヶ崎駅前交差点から数軒先の珈琲工房「ジャマイカ」。開店31年目という旧市街では希少価値の喫茶店。
ご夫婦で経営されていて、店の玄関には奥さんが作られたという花が咲き誇っていた。店の間口は狭いが、奥が深いので、席は30~40席位あるだろうか。「新しい店ですね?」と聞くと、8年前に建て直したとか・・・。また駐車場も2台分あった。
朝は、東京に通っている人向け?にモーニングサービスで6時過ぎから開店し、夜は8時まで“原則”(何か無い限り)年中無休とか・・・・。毎日ヒマだとか言っていたが、常に拘束される生活は、サラリーマンから見ると尊敬に値する??

P10004312 P10004332

ちょうど日曜日の昼食時に行ったので、軽く食べることにして、ボリューム満点という「特製焼きサンド(550円)」と「チョコレートワッフル(550円)」を注文した。
30年の年季の入った珈琲のウマイのは当然として、これらも美味しかった。あまり腹が減っていなかったが、結局カミさんと二人で平らげてしまった。
店の中は静か・・・。一人静かに本を読んだりして過ごしている人が多かった。また、旧市街では唯一?の喫茶店なので、打合せ場所はここしか無いらしく、女性グループが(懐かしい!)かき氷を食べながら話していた。

龍ヶ崎の旧市街は発展から正直取り残され、どの地方都市にも見られる地盤沈下が著しい。昔の店は軒並み閉店。車さえあれば、ニュータウンのショッピングモールの方がやはり便利だ。
でも30年もの間、営々と続けている喫茶店も文化遺産的(!)に貴重であり、常連さんにとっては風呂屋と同じく無くてはならない存在なのだろうと思った。
また竜ヶ崎に帰ったときには寄ってみよう・・・・。

(付録)首都高の日曜日の空いていること・・・
竜ヶ崎には、月曜日の出勤がツライので、いつも土曜日に帰省していたが、たまたま月曜日が休みだったので今回は日曜日に行ってみた。そうしたら首都高の空いていること・・・・。八王子から柏インター経由で竜ヶ崎まで、土曜日だと首都高の渋滞で3.5~4時間掛かっていたのが、殆ど渋滞無しで2時間で着くことが出来た。一日で往復するが、疲れが全く違う。
思い込みは良くない。色々と試してみることが必要だな・・・と感じた「龍ヶ崎ふるさと紀行」ではあった。


« 立川花火大会 見物記 | トップページ | パーシー・フェイスの「シンシアのワルツ」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私のふるさと(龍ヶ崎)紀行:

« 立川花火大会 見物記 | トップページ | パーシー・フェイスの「シンシアのワルツ」 »