« ハワイで飛行機を操縦した話 | トップページ | NHK「日本国憲法 誕生」は皆が見るべき番組だ »

2007年5月11日 (金)

「般若心経」勝手帖-11 無罫礙

いー むーしょーとっこーぼーだいさっ たー
以無所得故菩提薩捶

えーはんにゃーはーらーみーたーこーしんむーけーげー むーけーげーこー
依般若波羅蜜多故心無罫礙無罫礙故

むー うー くー ふー
無有恐怖

通訳すると、
以無所得故=思索によって得るところのものは無いのだから、
菩提薩捶=菩薩の道をゆく者は、
依般若波羅蜜多故=他者救済の智慧の実践を完成させることによって、
心無罫礙無罫礙故=心をおおうものは無くなり、心をおおうものが無いために、
無有恐怖=恐れおののくこともない。
(「般若心経の本」より)

「菩提薩捶」はサンスクリット語の「ボーディサットヴァ」の音写語。略して菩薩という。
「菩薩」は「さとり」の意味で、「薩捶」は「人・生きもの」をさす。よって「さとりを求めて修行に励む人」の意。

「依般若波羅蜜多故」=般若波羅蜜多(自分を無にする智慧の完成)によって、

「罫(け)」は、「障り(さわり)」という意。「礙(げ)」は「妨げる」という意。よってどちらも「こだわる」「ひっかかる」という意味。よって「罫礙」は、真実を見えなくする心の迷い、色々なこだわりや欲望である。
つまり「心無罫礙」とは「心をおおうものが消滅する」という意。

「無罫礙故」は、「心をおおうものがないから」。
「無有恐怖」は、「恐怖が(有ることが)無い」。

*般若心経の真髄は、まさに「こだわり」「心をおおうもの」だな。
 日常生活で、この「こだわり」から遠ざかることがどれほど難しい事か・・・・

←BACK     (1/14)へ     NEXT→


« ハワイで飛行機を操縦した話 | トップページ | NHK「日本国憲法 誕生」は皆が見るべき番組だ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/179901/15036471

この記事へのトラックバック一覧です: 「般若心経」勝手帖-11 無罫礙:

« ハワイで飛行機を操縦した話 | トップページ | NHK「日本国憲法 誕生」は皆が見るべき番組だ »