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2007年4月13日 (金)

D.カーネギーの「人を動かす」(1/5)

今朝(07/4/13)の新聞に、D.カーネギーの「人を動かす」の広告が載っていた。自己啓発書の原点だ。
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1937年の発売以来、世界で880万部売れ、邦訳累計でも440万部売れたという。
(ちなみに歴代ベストセラーは、1位が「広辞苑」で1100万部、「星の王子さま」が600万部、「窓ぎわのトットちゃん」が578万部というから、440万部はスゴイ)

自分がこの本を知ったのはサラリーマンになった時だった。誰に紹介されたかは忘れたが、ある意味“我が人生はこの本に近付くための戦い?”であったのかも知れない。
この本を知ってから40年弱にもなるが、結論としては、まあ戦いは負けだな・・・
つまり、書いてあるようなことは到底出来なかったということ。(これからも出来るとはとても思えないので、敗北宣言だ)

*前に抜書きしたものを下記に貼り付けてみる。出版後70年も経っているので著作権的にも許されるだろう・・・

==========================
デール・カーネギー「人を動かす」より(1/5)~(原文通り)~続く

1.人を動かす原理
1-1.盗人にも五分の理をみとめる
・「人間はたとえ自分がどんなに間違っていても決して自分が悪いとは思いたがらないものだ」(P7)
・「他人のあら探しは何の役にも立たない。相手はすぐさま防御体制をしいて、何とか自分を正当化しようとするだろう」(P7)
・「人を非難することの無益さは、歴史にも幾多の例がある」(P8)
・「人を非難するのは、ちょうど天にむかってつばをするようなもので、必ず我が身にかえって来る。人の過ちを正したり人をやっつけたりすると、結局、相手は逆にこちらをうらんでくる」(P10)
・「手きびしい非難や詰問は、たいていの場合、何の役にも立たない」(P15)
・「他人の欠点をため直してやろうという気持ちは、確かに立派であり、賞賛に価する。だがどうして先ず自分の欠点を改めに掛からないのだろう?なまじっか他人の矯正をするよりも、自分を直す方がよっぽど得であり、かつ危険も少ない」(P16)
・「思う存分他人のあら探しをやってよろしい。だが、その前に自分が完全になっていることが条件だ」(P16)
・「自分の家の玄関が汚れているのに、隣家の屋根の雪に難癖をつけるな」(P16)
・「死ぬまで他人に恨まれたい方は、人を辛辣に批評してさえしておればよろしい。その批評が当たっておればおるほど、効果はてきめんだ」(P17)
・「およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと思ってはならない。相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するという事を、良く心得ておかねばならない」(P17)
・「成功の秘訣は“人の悪口を決して言わず、長所をほめること”」(P18)
・「理解と寛容は、優れた品性と克己心をそなえた人にして、はじめて持ちうる徳である」(P18)

1-2.重要性を持たせる
・「人を動かす秘訣は・・・自ら動き出したくなる気持ちを起こさせること-これが秘訣だ」(P19)
・「人間の持つ最も根強い衝動は、“重要人物たらんとする欲求”だ」(P20)
・「自己の重要感を満足させる方法によって、その人間の性格が決まる」(P23)
・「他人の長所を伸ばすには、誉めることと、励ます事が何よりの方法だ。上司に叱られる事ほど、向上心を害するものはない。私は決して人を避難しない。人を働かせるには奨励が必要だと私は信じている。だから、私は人を誉める事が大好きだが、けなす事は大嫌いだ。気に入った事があれば、心から賞賛し、惜しみなく賞賛を与える」(P28)
・「どんなに地位の高い人でも、小言を言われて働く時よりも、誉められて働くときの方が、仕事に熱がこもり、出来具合も良くなるようである」(P28)
・「やさしい誉め言葉は、夜明けの星の奏でる音楽のように、いつまでも記憶に残り、心の糧となるものなのだ」(P30)
・「お世辞と感謝の言葉とは、どう違うか? 答えは簡単である。後者は真実であり、前者は真実でない。後者は心から出るが、前者は口から出る。後者は没我的で、前者は利己的である。後者は誰からも喜ばれ、前者は誰からも嫌われる」(P31)
・「自分の長所、欲求を忘れて、他人の長所を考えようではないか。そうすれば、お世辞などは全く無用になる。ウソでない心からの賞賛を与えよう。シュワッブのように、“心から賞賛し、惜しみなく賞辞を与え”よう。相手は、それを、心の奥深くしまい込んで、終生忘れないだろう-与えた本人が忘れても、受けた相手は、いつまでも忘れないでいつくしむだろう」(P33)

1-3.人の立場に身を置く
・「人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ」(P35)
・「成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることの出来る能力である」(P39)
・「他人の立場に自分を置くことができ、他人の心の動きを理解できる人は、将来を心配する必要などはない」(P46)

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(関連記事)
D.カーネギーの「人を動かす」(2/5)
D.カーネギーの「人を動かす」(3/5)
D.カーネギーの「人を動かす」(4/5)
D.カーネギーの「人を動かす」(5/5)


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コメント

そういえば、
私もバイブルとしてカーネギーの
「人を動かす」「道は開ける」を持っていました。

経済的に満たされて来た昨今、色々と心の悩みが話題となる現代ですが、社会的制度等トータルな変革が必要な時期に来ている。

常に自分を厳しく律し、
仕事ではみんなの為に自分を生かすよう努力してきましたが、まだまだ自己実現の域に達しない。
人の役に立ち、人に迷惑かけないよう自己啓発していければと思うしだいです。

投稿: 小鹿ちゃん | 2007年4月14日 (土) 12:04

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