« ブッダの遺骨が日本に実在する | トップページ | 「月光の曲」の思い出 »

2007年3月12日 (月)

NHKプレミアム10「小椋佳・63歳のメッセージ」

NHK総合で今、プレミアム10「小椋佳・63歳のメッセージ」を放送している。

小椋佳が来生たかお、井上陽水と一緒に歌った「少しは私に愛を下さい」を食い入るように見た。
それにしても、井上揚水の歌う「少しは私に愛を下さい」は初めて見た。87年の収録という。もちろん皆若いが、この歌・映像は圧巻だ。少しだけ聞いてみよう。

<来生たかお・井上陽水・小椋佳
          「少しは私に愛を下さい」>

「少しは私に愛を下さい」
  作詞・作曲:小椋佳

1)少しは私に愛を下さい
 全てを あなたに捧げた私だもの
 一度も咲かずに 散ってゆきそうな
 バラが鏡に映っているわ
 少しは私に愛を下さい

2)たまには手紙を書いて下さい
 いつでも あなたを想う私だもの
 あなたの心の ほんの片隅に
 私の名前を残してほしいの
 たまには手紙を書いて下さい

3)みぞれの捨て犬 だいて育てた
 やさしい あなたを 想い出しているの
 少しは私に愛を下さい

これらの昔の映像を見ていると、チョンガー時代のこれらの歌にまつわるの色々な事を思い出す。この歌は、心に滲みる数少ない歌だ。

しかし自分が初めて1974年に「彷徨」というLPを買った当時は、小椋佳という人の顔は知らなかった。もちろんジャケットにも写真は無かった・・・。
その理由が、(本人の言う)「人前に出すような顔で無いから・・・」というのも後で知った。しかし、その顔と澄んだ声との落差・・・・(失礼)

番組と共に年代は進む。小椋佳もトシをとってくる。特に癌を患った後のコンサートで歌う「山河」の映像では、小椋佳が痛々しいくらいに痩せている。
しかし幾らトシをとっても、その声は若いときと同じように、力まない自然な発声。自分はこれが好きだ。
でも番組で中村雅俊を談笑する今の姿はまだまだ若く、これからも活躍しそうなのは有り難い。

しかし最近のNHKは良い。番組が上質なので安心して見ていられる。
これからも昔の素材(=文化遺産だ)を利用して、この様な心に残る番組を作って欲しいものだ。(何も新しく撮影する必要は無いのだ。NHKには無限の映像の遺産が残っている・・・・)
デジタル放送ならではの素晴らしい音と、とうてい20~30年前とは思えないVTR映像の再現。
(手前味噌だが、自分は若いときにテレビカメラの設計をしていた事があるので、映像の質については良く分かるのだ)

民放しか見ないカミさんと違って、自分は98%NHKしか見ない。それはなぜか? それは番組の品位の問題だと思う。

番組の最後に中村雅俊が言った「小椋さん、あなたの歌を聞き、生き方を知り、また元気が沸きました。これからも青春を僕たちに届けて下さい」という言葉が、この番組の全てだ。

(2009/9/15追)
NHKラジオ深夜便「ミッドナイトトーク」(2009/9/3放送)で、小椋佳さんがこの「少しは私に愛を下さい」にまつわる誕生秘話を話していた。それによると、この歌は勧銀時代、アメリカに留学していた時、3日遅れで送られてきた日経新聞を見たら、“勧銀が第一銀行と合併”と載っていた。それで勧銀のトレードマークのバラともお別れか・・・と思って出来た歌だという。よって、これは恋の歌というより、勧銀人事部に対する“恨み節”だという・・・。(この歌に惚れている自分は、この話は聞かない方が良かったかな?)

<小椋佳が語る「少しは私に愛を下さい」の誕生秘話>

ついでにオリジナルも・・・

<小椋佳「少しは私に愛を下さい」>


« ブッダの遺骨が日本に実在する | トップページ | 「月光の曲」の思い出 »

コメント

時折何度かこちらで聞かせていただいています。
聞き惚れます。
いつまでも残しておいてください。

投稿: 福田 | 2008年8月24日 (日) 13:19

福田さん

コメントありがとうございます。
いちど、井上陽水が一人でこの歌を歌っているのを聞きたいものです。

投稿: エムズの片割れ | 2008年8月24日 (日) 18:38

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/179901/14244598

この記事へのトラックバック一覧です: NHKプレミアム10「小椋佳・63歳のメッセージ」:

« ブッダの遺骨が日本に実在する | トップページ | 「月光の曲」の思い出 »