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2006年12月17日 (日)

団塊世代は“産業廃棄物”?

今日(12/17)の日経朝刊「日経シニア・ワークライフ・フォーラム2006」の記事(P33)で「団塊世代は産業廃棄物だ」という、とんでもない論が載っていた。これには怒るしかないが、気にくわないのは三田誠広という同じ世代の男性(同類)なので始末が悪い。(女性とか、若い人なら素直に怒れるのだが・・・)
曰く・・・・

<特別講演 団塊世代の明るい未来/作家:三田誠広氏>
・・・考えてみると日本のビジネスマンは自分の文化を持っていない人が多い。朝から晩まで働かされてきたためだろうか。仕事以外に何も持たない人間から仕事を取り上げてしまえば、もぬけの殻になる。日本という国が生み出した産業廃棄物と思う。
日本の企業は、たちの悪い産業廃棄物を一家に一つずつ配布して、あとは家庭で処理してください――というとんでもないことをやっている。毒を持った産業廃棄物はきちんと処理しないと罪になるのではなかったか。
でも今や遅し。我々の世代は定年によって世に放たれる。
自分の人生だから、自分で築いていくのは当然。肩書が付いた会社の名刺なしに、私はこういうものだと語れることが必要になる。「僕って何」「あなたって何ですか」への答えを作ることだ。
どんな目標を持てばいいのか。三つほど紹介したい。おおまかに言うと、まずは働き続けること。社会に役立つことをすること。そして文化的な生き方、つまり趣味を持つこと。
日本人は昔から趣味を大切にしてきた。江戸時代、商売をやっている人は四五才くらいで息子に屋号を継がせて隠居した。落語に出てくるご隠居は謡をやることが多い。・・・・・・・

また<パネルディスカッション>で池内ひろ美氏がこんな事を発言していた。

・・・今まで仕事ばかりだったから、退職を機に世界旅行をプレゼントするという男性の気持ちは分かるが、これが困る。船旅だったら外は海で逃げられない。二人で長い期間旅行するのは親友でも難しい。自宅でテレビを介して会話している夫婦は、文化圏が変わると会話が成立しなくなる。成田離婚はご存じだろうが、最近増えているのが「熟年成田離婚」だ。・・・・

この三田氏の発言をどう捉えるか・・・・。否定はしたいのだが、何か当たっているような気がしてくるから・・・いかんな~・・・・。
それに比べて池内氏の発言は、女性から見た本音。まあ我が家では夫婦間のバカ話が多いので、まあ心配ないとは思うが・・・・

何かドキッとする記事ではあった。


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コメント

エムズの片割れ様
懐かしく4年前の記事に触れて変わらない自分の現在を反省しています。自分も現役時代馬車馬のごとく企業戦士として昼夜を分かたず会社の為にまい進した(家庭と家内と子供たちに何も協力しないで?)ことが残念です。我々団塊の世代は、今後粗大ゴミどころか産業廃棄物といわれる所以は否定できないでしょう。土地の肥やしなる生ゴミにでも生れかわれればよいかな?..と...ふっと思う昨今です。あしからず。

【エムズの片割れより】
どんなに働いても、リタイアすればただの人・・・。残るのは家事にどう貢献するか・・・だけ。食事の後の台所の片付けを思うと、とにかく長く勤めに出ようと思っていますが、いずれ”その時”は来ます。これだけはどうも逃げられそうにありません・・・。その時、自分はそのストレスに耐えられるのだろうか・・・、自信はありません。

投稿: yuji yokozeki | 2010年6月19日 (土) 12:04

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