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2006年11月18日 (土)

いじめられている君へ~朝日新聞

最近、朝日新聞の1面に「いじめられている君へ」というコラムが載っている。11/17は劇作家の鴻上尚史(こうかみしょうじ)氏だった。タイトルは「死なないで逃げて逃げて」。

カミさんが「これだ!」と言うので、読んでみた。なるほど。これは当たっている。
曰く:

 あなたが今、いじめられているのなら、今日、学校に行かなくていいのです。
 あなたに、まず、してほしいのは、学校から逃げることです。逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。学校に行かない自分をせめる必要はありません。大人だって、会社がいやになったら、会社から逃げているのです。
 次にあなたにしてほしいのは、絶対に死なないことです。
 そのために、自分がどんなにひどくいじめられているか、周りにアピールしましょう。思い切って、「遺書」を書き、台所のテーブルにおいて、外出しましょう。学校に行かず、1日ブラブラして、大人に心配をかけましょう。そして、死にきれなかったと家にもどるのです。
 それでも、あなたの親があなたを無視するのなら、学校あてに送りましょう。あなたをいじめている人の名前と、あなたの名前を書いて送るのです。
 はずかしがることはありません。その学校から、ちゃんと逃げるために、「遺書」を送るのです。
 死んでも、安らぎはありません。死んでも、いじめたやつらは、絶対に反省しません。
 あなたは、「遺書」を書くことで、死なないで逃げるのです。
 だいじょうぶ。この世の中は、あなたが思うより、ずっと広いのです。
 あなたが安心して生活できる場所が、ぜったいにあります。それは、小さな村か南の島かもしれませんが、きっとあります。 
 僕は、南の島でなんとか生きのびた小学生を何人も見てきました。
 どうか勇気を持って逃げてください。(以上原文通り)

被害者に目線を合わせた、実に良いアドバイスだ。
カミさんが良く「溺れている人に、“ここまで泳いでくれば助けてあげる”という態度は傲慢だ。今溺れているのだから、何も求めずに助けてあげなければ・・・」と言う。まさにこのコラムは、そのスタンスだ。

数十年前を思い出しても、幸いに家ではそれほど大きな事件はなかった(と自分は思っている・・・。カミさんからは叱られるが・・・)。
でも以前住んでいた所の隣家で、「いじめられているので、転校する為にしばらく子供を連れて住む所をかわる」という人が居た。

「今、何が重要か・・・」という考え方について、今更ながらハッとさせられた。
最近の子供達の自殺についても、前の隣家のように親が“行動を起こす”事で最悪値を避けられる場合もある。
しかし、「会社が・・・」「お金が・・・」といった理由で、子供の悩みに目を塞ぐ場合が多い。
それで済めば良いが、もし最悪値になった時に、“あの時に行動を起こしていたら・・・”と後悔しても遅い訳で・・・・・・。

「今、何が重要か?」・・・・
「代替があるものは重要ではない。代替の効かない事を最重要に考えるべき」と思い出したのは、やっと最近。
会社に没頭していると、“会社あっての家庭(給料含む)”と考えてしまうが、会社は代替が効く。しかし家族は代替が効かない。その事にやっと気付いた?この頃・・・?
しかし、これから何らかの事件が起きたとき、会社(収入含む)をなげうって家族最優先に行動を起こせるだろうか? はなはだ自信は無い。
今更ながら、(偶然にも)子供が無事に育って良かった・・・と、胸をなで下ろす今日この頃である。


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