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2006年10月10日 (火)

「般若心経」勝手帖-02 仏さまの種類と六波羅蜜

かん  じ-    ざい    ぼ-  さ-       ぎょうじん  はん にゃ- は-    ら-    み-   た-   じ-
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時

現代のビジネス社会では「結論を先に言え」というのが鉄則であるが、般若心経においても、まず先に結論を言っている。
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄
とは、「観音様がかつてほとけの智慧の完成を実践された時、世の中を構成する要素は5つに分類されるが、それらは皆実体が無い事を見抜き、あらゆる苦厄を取り除いたのであった」~だから皆も空(くう)を理解して苦悩から脱出せよ・・・と言っている。

「観自在菩薩」とはいわゆる観音様のことで、観世音菩薩とも言う。
(脱線)世界の4大宗教の内訳は、キリスト教が35%、イスラム教が19%、ヒンドゥー教が14%、そして仏教が6%ということだが、仏教の最大の特徴は、仏さまがたくさんいるということだ。仏の種類は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天部」「その他」に分かれる。
一番エライ?のが「如来」で、阿弥陀如来、釈迦如来、大日如来、薬師如来等がおられる。
次にエライのが「菩薩」で、サンスクリット語のボーディサットヴァを音写したもの。菩薩とは、まだ如来になる前の修行者であり、如来の有資格者であるがあえてこの世にとどまり人々を救済している。菩薩には、弥勒菩薩、普賢菩薩、勢至菩薩、地蔵菩薩、日光菩薩、月光菩薩等々がおられる。
「明王(みょうおう)」は如来が姿を変えて人々を救うために必死になっているお姿なので恐い形相になっている。不動明王、愛染明王等。
「天部(てんぶ)」とは、古代インドの神々が土台となって生まれた仏さまで、弁財天、毘沙門天、吉祥天、韋駄天、帝釈天、梵天等々どこかで来たことのある名前が多い。
(詳細は別途)

「行深(ぎょうじん)」とは、実践という意味。つまり「般若波羅蜜多(智慧の完成)」を実践していた時、という事になる。(昔、高校の時に習った漢文を思い出すな・・・)
菩薩はもともと修行者の意味だが、菩薩の道を行く修行者は「六波羅蜜(ろくはらみつ)」といわれる次の6つを実践しなければならない。
1.布施(ふせ)=惜しまず施すこと。与えること。
2.持戒(じかい)=身を正しく保つこと。
3.忍辱(にんにく)=どんなことにも耐えること。
4.精進(しょうじん)=常に努力し、前進すること。
5.禅定(ぜんじょう)=どんなときでも心を乱さないこと。
6.智慧(ちえ)=物事を正しく認識すること。
「深」は智慧を含めて6項目全部という意味である。

パーラミター(波羅蜜多)は「完成」という意味であるから、悟りの世界に到達することをいう。我々凡夫も六波羅蜜を実践すれば、少しずつ悟りの世界に近づき、いつかは到達して仏になることができるという。

*まてよ、このままメモって行くと話があっちこっちに飛んで、訳がわからなくなる?
 でもいいや、般若心経に戻ってくれば・・・・。
 あくまで般若心経の一言ひとことを順番に考察していくと、色々の事にぶつかるという事で・・・・・。最後のギャーテーに行き着く頃には何となく仏教が見えて来るようになるかも・・・・

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コメント

難しいのに、ありがとうございますm(_ _)m
少しでも智恵の目に触れられたような気がします(ノ△T)

投稿: 溝に迷える魑魅魍魎 | 2012年2月 8日 (水) 00:52

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